《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“ク・リトル・リトル-Your Name iz ...-”

クライマックスフェイズ3rd
シーンカード:イヌ(審判)
メインキャスト:ALL
舞台:ク・リトル・リトル 魔導実験場
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RL揚: ユリウス「くっ………お前達……何故、此処に……?」

RL揚: 力を使い果たして、倒れていたユリウスが無理矢理に身体を起こしている

柘榴: 「本物は――こんなモンじゃぁねぇっての、やれやれ」刀についた血を拭いつつ
シラノ: インスタント成長。〈自我〉を【理性】で取得。 〈自我〉【理性】7+S5=12   衝動抑制。


ティエユ: 「…お師匠さま、大丈夫ですか?」
RL揚: ユリウス「……力を使い過ぎただけだ。直に治る」
双夢: 「1つは、まぁ、さっきの輩の排除です。…間に合ってよかった。」
ティエユ: 「でも…一応、治癒を…」


双夢: 「■■は…?」

双夢: 魔方陣の方に向く

RL揚: ユリウス「“亡霊”は、消える。」
RL揚: ユリウス「私が消す。」


RL揚: 既に魔法陣は起動し、 “亡霊”の変質は始まっている。
RL揚: その魂は本来有るべきであった、在りし日の女性の姿へ変わり、 同時に魔力で編まれた肉体へ入り込む準備をしている。

柘榴: 「おら、やりたい様にやってみろ、骨は拾ってやる」双夢の背中を押し出しますw



RL揚: ユリウス「………双夢。」
双夢: 「…■■は、僕がつけた名前です。だけど、それを望んだのは■■でした。」

RL揚: ユリウス「………アレは、喜んだか?」
双夢: 「はい。」


RL揚: ユリウス「……アレは、お前が名をつけたその日から、魂の変質が始まっていた。」
RL揚: ユリウス「……己の在り様が変わる。 想像を絶する苦痛だ。」
RL揚: ユリウス「……アレは、お前にそれを見せたか?」
双夢: 首を振り


RL揚: ユリウス「…………私は、己の娘に会いたくて、そのための道具として、彼女を作った。」
RL揚: ユリウス「…術の性質上、アレを道具として見る必要があった。だが、お前はそれに怒ったな。」
双夢: 「道具として見るなら、最初から道具にすればよかったんです。」
RL揚: ユリウス「そうだな。」

双夢: 「誰だって、いらなくなったらポイ、何て嫌ですから…。」
RL揚: 苦笑し首肯する。
RL揚: ユリウス「……それが出来なかったのは私の責任だ。」


双夢: 「それでも、僕には双夢という名前があった。けど■■にはそれも無かった。」
双夢: 「名前は最も単純で最も強力な存在を縛る呪。ソレが無い。だから、■■はとても不安だった。」

双夢: 「自分はただ消え去るだけの存在。でも誰かに覚えていて欲しかった。だから、名を願った。」
双夢: 「誰の記憶にも残らず、ただ時の泡のように消え去るのは、悲しすぎるから。」
RL揚: ユリウス「───その通りだ。」



双夢: 「…師匠。確認します。」  ペルソナ:ハイランダー◎へ変更

双夢: 「■■は箱。入れる魂があれば、存在を維持することは可能?」


RL揚: ユリウス「術はあくまで概念。 箱が有ると思えば有るし、無いとすれば無い。」
RL揚: ユリウス「決めるは貴様の意志。 為せるか?」
双夢: 「それを聞いて安心しました。」


双夢: ばっ、と扇を広げ


双夢: 奏でられる、儚くも力強くもある、メロディ


双夢: ゆっくりと、舞を舞う


双夢: そっと、慎重に


双夢: 《天罰》



DIVINE WORK《Nemesis》

双夢: それは、根源につながるもののみが許された大魔法

双夢: 未来と、現在と、過去が

双夢:

双夢: 同時に存在する

双夢: 楽は世界に

双夢: そして、紡がれる詩

双夢: 今日はいっぱい話そう もうすぐ
双夢: きみが生まれてくる世界のことを

双夢: きみは全てを赦し この世界を愛せるだろうか?
双夢: きみはこの世界を この世界を望むだろうか?

双夢: さぁ、はやくおいで
双夢: ボクはこの世界を ぼくはキミを愛してるから





双夢:           由々





RL揚: 由々     『兄様』






魔法陣の奥で、小さな声がした

双夢: 《プリーズ》to由々's《守護神》



DIVINE WORK《Pleaz!》 2 《Guardian》

双夢: 言葉は、人に


双夢: 力強く、由々に手を伸ばし


双夢: [過去]から[今]へと引き戻す



RL揚: 由々『兄様、兄様───!!!』
双夢: 「由々。」ぎゅっと抱きしめ
RL揚: 由々『兄様──………』


RL揚: “完全造魔”『マスター、やはり……』
RL揚: ユリウス「術式に無理があったか。 魂の総量が足りていない……」
双夢: 「由々…よかった。」

双夢: ふらり、と双夢の体が傾く 魂の量が足りないのは分かっている、なら、自分と由々の境界を狂わせて
双夢: 自分の分を分け与えればいい

双夢: しかしどうも 自分の分として残しとくのを間違えたみたいで…

柘榴: 「成程――まぁ兄弟子に恩を売る悪くない」スパコンと双夢の頭を何時もの調子で殴り倒す
柘榴: 「全部何もかも出来る器かお前が、阿呆が既に上出来なんだよ」適当に気絶させる
柘榴: そのまま円陣の中央に進み出る―――

柘榴: 《黄泉還り》to名も無き肉体へ



DIVINE WORK《Fenix》

                    とく……ん

柘榴: 「我が声を聴く者よ――我に従いてその意思を示せ」

RL揚: 心音が響く。

柘榴: 翳した手から無数の白い羽が広がって空間を埋め尽くして行く―――

柘榴: 「どうか、あなたの人生に幸が多からん事を―――」

柘榴: ゆっくり肉体を抱きとめる

柘榴: 以上





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