《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“灰色の記憶”

エンディングフェイズ2nd
シーンカード:カタナ
メインキャスト:柘榴
舞台:『ツインエッジ』事務所
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RL sjinji: カイル「……襲撃犯は死亡。研究成果に関しては、現存していたデータを回収、ということか?」目の前には、相変わらず無愛想なバサラ◎がいる。
柘榴: 「……いや、データは戦闘中に完全に破壊され後も残らなかった…という事にして欲しいね、内容が内容だし」
RL sjinji: カイル「ふむ。確かにな……。解った。そういうことで処理しておこう」


柘榴: 「……カイル…貴方に問う、あなたは何がために力を求める?」
RL sjinji: カイル「……昔は、教義の為だけだった」
柘榴: 「………今は?」

RL sjinji: カイル「……そうだな。己が正しいと思う事の為、だな。一人でも多くの人間が笑っていられる事の為に」
RL sjinji: カイル「クロイツェルには、甘いと良く言われるが、な」

柘榴: 「いや…俺もそう思う…そうなるといいな…心からそう思うよ」苦笑して手を差し出す
RL sjinji: カイル その手を握り返してから、頷き、立ち上がる。


柘榴: 「貴方の道に幸を多からん事を」そう言って頭を軽く下げる
RL sjinji: カイル「……貴方にも、氷の安らぎと祝福がありますように」そう呟いてから、事務所を出て行く



柘榴: 「………ふぅ」どさりとソファに腰を下ろす
柘榴: 「あ〜九字兼定も砕けちまったし……何だかなぁ……」

RL sjinji: 勇「よう、お疲れ。……義兄の不始末の片をつけてきたんだってな」顔を出す。
柘榴: 「ん?ああ、まぁな…正直お前より強かったぞ?あいつ…」砕けた刃を明かりに照らしながら笑う

RL sjinji: 勇「ふーん。それはいつか手合わせ願いたいもんだな」
RL sjinji: 勇「……今度こそ、駄目みたいか?お前の相棒」

RL sjinji: 勇 砕けた刀を目にして、問う

柘榴: 「ん〜無理だな…完全に真の部分が逝かれてる、流石は老ユリウスの剣って所か……」
RL sjinji: 勇「……そうか」残念そうに呟く。

柘榴: 「形あるものはいつか壊れる……とはいえ……今までありがとう、相棒」プツリと少し指を切って血を垂らす
柘榴: 「ああ、それで、あの、兄弟子だけど、ク・リトル・リトルに戻ったらしいから、会えるかもしれないぜ?」

RL sjinji: 勇「……ま、すぐに行くのは無粋だろう。師匠と、色々話す事もあるだろうからな。邪魔はしたくない」
柘榴: 「ま、そうだな……」そう言うとデスクに置いてある、ナイトウォッチを取る



柘榴: 「今回の一件はいい教訓になったからな、一から師匠の所で修行のやり直ししてくるよ」
RL sjinji: 勇「そうか……。解った。帰りを楽しみにしてる」

柘榴: 「ああ、じゃあな、相棒」そう言ってナイトウォッチを付け、事務所を後にする



柘榴: 俺は強いのか弱いのか、まだ判らないけど、でもきっといつか―――
柘榴: カイルが言った様に皆が、一人でも多くの人が笑える様に
柘榴: 笑う事が出来る様な、そんな力を身につけたいと
柘榴: 強く、心から願い―――


柘榴:             『師匠!!一本勝負お願いしますッ!!』


柘榴: 声を張り上げた





RL sjinji: シーンエンド


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