《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“太古よりの挑戦者”

エンディングフェイズ1st
メインキャスト:ALL
シーンカード:イヌ
舞台:???

RLクグツ: ----------  再開  ----------

RLクグツin舞台裏: (-■_■)
RLクグツin舞台裏: (-■_■) 演出後、どうなっているか どんな状態なのか 皆さんの言った通りになる
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)っ
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)っ オルデの《難攻不落》の演出通り?
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)ノ とゆわけであいどるゴーw 神業の演出の続きの心算で(ぁ
オルデin舞台裏: |・w・)そ な、なんだってー
オルデin舞台裏: |n・w・)n 好き放題、やる
ルフィニアin舞台裏: ( -ω-)
ルフィニアin舞台裏: ( -ω-) すると良い!!
RLクグツin舞台裏: (-■_■) クレーターが空いているといえばクレーターが出来ているし オルデは死んだといえば死ぬ(何
オルデin舞台裏: |・w・)そ どーん!!
オルデin舞台裏: |」・w・)」 クレーターは出来たけど小さかったよ!ということで
オルデ: 消えた。光が。
オルデ: そして世界に色が戻ってくる。
     ぱたっ   ぱたたっ…
オルデ: 紅。
オルデ: それは抉られた白い大地に染み込み、新たな色を作る。

オルデ: 周囲は全てが消し飛ばされ、失われていた。
オルデ: だが―――それは一定の範囲で収まる。本来ならば街一つ消えていてもおかしくはなかったのだが。
オルデ: そしてその中心には人影が。
オルデ: あの強烈な光の中心に在り、そして今もまだ立ち尽くし――
オルデ: ――動かない。
オルデin舞台裏: |」・w・)」 以上だっ。イメージは立往生。
RLクグツin舞台裏: (-■_■)大往生?
オルデin舞台裏: |」・w・)」 あれ、ちがうな。なんだっけ。
ルフィニアin舞台裏: ( -ω-) 侠立ち?
オルデin舞台裏: |・w・) あぁ、いややっぱ立往生であってる。弁慶の立往生。
オルデin舞台裏: |」・w・)」 立ったまま死んだあの人
ジヴリル: 「………っ───?」  閃光と轟音に聾されていた感覚が戻ってくる
ジヴリル: 「───あれ………オルデ───?!」
ルフィニア: 「―――……?……っ、無事…なのですか……!?」
ジヴリル: 「オルデ!しっかり………!」
ジヴリル: 二人で、彼女を揺する

ジヴリル: 「うそ………」
オルデ: 「――……」
ジヴリル: 「オルデ!こんなのって無い!オルデ!!!」

オルデ: ぱきん、と乾いた音がして顔の拘束具が砕け散る。と同時に時が動き出したかのように……崩れ落ちた。
オルデin舞台裏: |」・w・)」 初の素顔公開
ルフィニアin舞台裏: ( -ω-) ガラガラ崩れる?
オルデin舞台裏: |・w・)
オルデin舞台裏: |・w・) OK崩れようか
ジヴリルin舞台裏: |っ_A_)っ うおおおい?!www
ルフィニア: 「ぁ…っ――!?」
ルフィニア: 崩れる体を其の手で支える―――
     ぼろっ....
オルデ: ルフィニアが支えた部分が、まるで風化したかのように崩れ落ちる。
ジヴリル: 「………───!」
ルフィニア: 「―――…何、故……!?」
ルフィニア: 目を見開き、文字通り“塵”となって崩れていくオルデを見つめる

ジヴリル: 「やだ………オルデ!こんなの駄目だよ!」    ───心臓が、心が喪失の恐怖に冷えていく
ジヴリル: 「オルデェェェェェェェ──────………ッ!!!」

オルデ: ピシ、ピシリと。今度はその身が砕ける音が響く中――
オルデ: ――瞳が、開く。もっとも、何も見えてはいない。身体の風化は、止まらない…
ジヴリル: 支える腕が触れるところから崩れていく───零れていく。毀れていく
ジヴリル: 「あ、あ、ああああああああああ………………」
ジヴリルin舞台裏: |っ_A_)っ ここだけ絵の作画がうしおととら と言うか藤田風
ルフィニア: 「……っ、何故……貴方が、そこまで―――…」
ルフィニア: 何かを堪えるように…ぐっ、と拳を握る―――
ルフィニア: 其の手は、小さく震えていて…
オルデ: 「………そう、いうな……私、は……不満、は、ない………」 声帯部分も壊れ始めているのか、掠れた声で。
オルデ: 「はじ、めて……自分の、意思で………自分、以外の…者のために、動いた……のだから……」

ジヴリル: 「だからって───こんな終わり方………駄目───もっと………」   喉に声が詰まる。涙が溢れてくる。
オルデ: 「――私は…死ぬのが、嫌で……ただ、道具としてでも、生きたくて………」

Illustration by 檻夢
オルデ: 「…死が……これほど、安らかだとは……思って、いなかった………」 受け入れるかのように瞳を閉じる。
ジヴリル: 「ばか………死んだら……意味………な…っ!!!!」
オルデ: 「…意、味は………ある、さ……」

オルデ: 「……お前、達を………まもれ、た、なら………私は、それで……かまわ、な……―――

ジヴリル: 「あ………あ、あ………───!」
ジヴリル: 灰になって崩れるのも分かっている………けれど、その体を抱締め

ルフィニア: 「……く、っ……―――」
ルフィニア: 俯き、強く歯を食いしばる――
ルフィニア:                        其れは死に至る者に、何も出来ない歯がゆさか…

オルデ:         ――― ありがとう....

オルデ: 最期の言葉と……その姿が、空へと…溶けた。

ジヴリル: 「うあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」





ぱちぱちぱちぱちぱち
RLクグツ: 拍手が聞こえる
RLクグツ: まるで、その悲劇のフィナーレを 見届けた観客が役者達に送るかのように

RLクグツ: ??「すばらしい悲劇、すばらしい結末………人形劇にしては出来すぎた結果だな」

ジヴリル: 反応などしない。そんな小事は、目の前の少女の灰に比べれば。
ルフィニア: 「……誰だ…!!」
ルフィニア: 酷く殺気の篭った視線を来訪者に投げる

RLクグツ: ??「貴様らに名乗ってやるほどの名など、持ち合わせてはおらぬよ」
RLクグツ: 仮面の奥から射抜く眼光は冷たく しかし、あざ笑うかのような感情が見て取れる

ルフィニア: 「―――…」
RLクグツ: ??「おやおや、そのようなところで座り込んでどうした。また1人英雄が生まれ、その生き証人となったのだ」
RLクグツ: ??「少しは嬉しそうな顔をしたまえよ」

ルフィニア: がしっ、と地面に突き立った剣を掴む――
ルフィニア: 「……貴方が全ての、黒幕ですね―――?」

RLクグツ: 両手を広げ
RLクグツ: ??「黒幕………ふむ」
RLクグツ: ??「この原因となったのは、そこで壊れている少年だよ」
RLクグツ: ??「私はただ、戦いたいという1人の男の願いを叶えてやった、善意の第三者に過ぎんよ」
RLクグツ: くくく……と含み笑い

ルフィニア: 「黙れ!貴様の其の行い、騎士としては捨て置けない!!」
ルフィニア: 剣を構え、思い切り踏み込む――

RLクグツ: ??「おやおや、美人が台無しだ」
RLクグツ: 肩をすくめ、やれやれ…という風に頭を振る

ルフィニア: 「せぃ…あああああああああああああっ!!」
ルフィニア: 赤い軌道が男の身体を逆袈裟に切り裂かんと踊る
ふわり
RLクグツ: 男の纏う羽衣のような物が別の生き物の様に動き
RLクグツ: ルフィニアの大剣に触れたかと思うと
ガキィィィィィィィィィン!!
RLクグツ: まるで鋼鉄を叩いたかのような手ごたえと共に
RLクグツ: 剣を弾く

ルフィニア: 「が、―――っぁ……!?」
                           ドッ、ザザザザ…ァッ!!
ルフィニア: 其の反動に耐えかね、派手に弾き飛ばされる
DIVINE WORK《Disappear》

ルフィニア: 「―――…っ、おのれ…!!」
RLクグツ: ??「争うつもりは無いよ、私は………これを回収に来ただけだ」

RLクグツ: 男が手を翳すと 破壊の巻き起こった中心から
RLクグツ: 一体の操り人形のようなものが浮かび上がる
RLクグツ: 《霧散》

RLクグツ: ??「親玉のほうを誘き寄せるつもりだったが……まぁ、予想外のことは起こる物」
RLクグツ: ??「別の物を使ってみようか、そこの彼なら………もう少し舞台上で踊ってくれそうだ」
にやり
ルフィニア: 「それは…!?――おのれ、させるかっ!!」
ルフィニア: 人形を確認したと同時に再び男に向かって飛び込んでいく

ルフィニア: 「はああああああああああああああああああっ!!」
       ギィ…ン!ガッ!チュィ―…ン!
ルフィニア: 嵐の様な斬檄、そして其れをいなす男の羽衣――

ルフィニア: (くっ!?後一歩が…踏み、込めな――ッ…!?)
ルフィニア: 刃の勢いは全くの互角、いや…男の方が遥かに余裕を保っている

ルフィニア: 「―――ならば…っ!!!」

ルフィニア:              DIVINE―――《 制 裁 -Panish- 》―――WORKS
DIVINE WORK《Punish》

ヅ、ガァ―――…ッ
ルフィニア: あえて“相手の間合い”に大きく踏み込み、渾身の力を込めた突きを放つ

RLクグツ: ??「ふむ」
RLクグツ: 今まで立っていただけの男が…動く
RLクグツ: すっと手を伸ばし 切っ先をまるでスライドして来た紙を掴むがごとく 親指と人差し指で摘む

ルフィニア: 「――な…っ!?」
RLクグツ: ??「いい腕だ、力だ……あと、100年ほど研鑽を積みたまえ、よいドラゴンスレイヤーになれるぞ」

ルフィニア: 慌てて引き戻そうとする、が…剣はピクリとも動かない
RLクグツ: そのまま剣とルフィニアを持ち上げると、体重を感じていないかのごとく元いた位置へと放り投げる
ド、ガァァァ…                ッ
ルフィニア: 受身も取れず、地面に叩きつけられる――
ルフィニア: 「―――…っか、は…っ……」

ルフィニア: 起き上がろうと伸ばした其の手には――― 小さな人形が握られていた。

ルフィニア: 「―――…っ、……此れ、は……絶対に渡せません……」
ルフィニア: ぐぐっ、と身体を起こして男を睨み付ける――
RLクグツ: ??「む………?いや、そうか………くくく」
RLクグツ: 仮面の上に手をあて身震いしたかと思うと 体を くの字 に折り曲げて笑い始める

RLクグツ: ??「は、はははははは、そうか……これは一本取られた、傑作だ」
RLクグツ: ??「じ つ に 実に楽しい暇つぶしになった、それはそのための対価としてお返ししよう、お嬢さん」

RLクグツ: ??「ついでにお名前を伺っておいてもよろしいかな?」
RLクグツ: 狂ったような笑いを止め、何事も無かったかのように背をただし言葉を紡ぐ

ルフィニア: 「―――…聖母殿が“聖堂騎士”、ルフィニア・イングリッタ。貴殿の名を伺う――」
RLクグツ: ギアス「失礼、まだ名乗っていなかったな、”騎士”イングリッタ 私の名は……そうだな ギ ア ス とでも呼ぶといい」

ルフィニア: 「ギアス…―――己が名前を語る自由に“制約”を語るのか…!!!」
RLクグツ: ギアス「真の名は忘れたよ、故にこれが我が名なのだ、何れは語ることもあるだろう、生きているうちに会えれば、ね」

RLクグツ: 優雅に一礼すると
RLクグツ: ギアス「くくく、それではごきげんよう……歴史に名を刻みし新たなる英雄諸氏、いづれまた運命の交差する時があればお会いしよう」
すっ
RLクグツ: その姿が薄れ 消えた

Illustration by 檻夢



ルフィニア: 「――…………はぁ…っ…」
ルフィニア: 姿が完全に消えたのを確認し、その場に膝をつく

ルフィニア: そして視線を項垂れるジヴリルの背中に投げた



RLクグツ: 街を護った代償は、高くついた
RLクグツ: 苦い、勝利であった





RLクグツ: シーンエンド











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