《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“紅蓮の虹-Crimson Bow-”

クライマックスフェイズ1st
メインキャスト:ALL
シーンカード:マヤカシ
舞台:オーロラ舞う雪原

RL揚: ━─━─━─━─━─━─ 再 開 ━─━─━─━─━─━─





RL揚: ──目的の台地はまだ遠く、
RL揚:   一刻を争うと言うのに、吹雪が道を阻む──



サファイア: 「――――……先走ったか
レイ: 「もっと急ぐ必要があるようだな・・・」

RL揚in舞台裏: |∀-) サファイア姉さんに悟られたっ?!w
真央in舞台裏: (-■_■) と、いうことで
真央in舞台裏: (-■口■)ノシ ハリーハリーハリー!ジブリルしんでまうぅぅぅぅ!!
アゼル: 視界が白で埋まる。
レイ: 〈操縦〉+〈ロケットスタート〉 外界5+D2+8=15

レイ: 「俺が切り開く。遅れるなよ? 光ーLUXー・・・」
アゼル: その白を切り裂くようにヘッドライトは一際灯りを強くする。
アゼル: まるで白闇を喰い散らかすように、走る。
真央in舞台裏: (-■_■) もう私は、一人だけ飛び降りて走って行きたい気持ちでいっぱいなんだが
サファイアin舞台裏: 真央たんの足で走ったら確実に間に合わない気がするのは気のせいか(ぉぃ
RL揚in舞台裏: |∀-) ……… まおたん、それ、 やらせてあげるよ。←美味しいと思った
真央in舞台裏: (-■_■)そ
                         ボッ
         ボッ
            ボッ  ボッ  ボッ

 
ドォォゥ──………!!!!
RL揚: 進行方向で、突然吹き上がる炎

アゼル: 「――来たか」

アゼル: 口元が薄く歪む。
アゼル: 握りこむようにアクセルを回し、獣の手綱を絞る。

RL揚: 雪原の雪が蒸発し、行く手が蒸気と陽炎で白く霞む。
     咆ッ!!!
RL揚:               うふふふ──こんばんは、お兄さん

RL揚: 炎の中から響き渡る少女の声

アゼル: 獣の咆哮と、少女の声が重なる。
アゼル: 少女の――炎の姿を視界に納め、風に言葉を託す。
アゼルin舞台裏: 真央、真央ー 操縦あるー?
RL揚in舞台裏: |∀-)
真央in舞台裏: (-■_■)ぅ ディクショナリ!!
アゼルin舞台裏: あ、いや、そんなモノはいらないな。何故ならばコレはダークエンジェル
レイin舞台裏: うむ。乗るだけで操縦+2Lvの万能マシンw
RL揚in舞台裏: ぶははははっ!!!w
アゼル: 「――真央」
真央: 「はい!」
アゼル: 「任せた」

アゼル: その言葉を残し、鋼の獣を蹴り、宙へ飛ぶ。
アゼル: 主の手を離れた獣は、しかしその言葉に従うように、もう一機の獣の後ろへと付き走り始める。
        ズシャァッッ!!!
アゼル: 着地。

アゼル: 雪原に足跡が刻まれ、黒の外套が吹雪に靡く。
RL揚in舞台裏: |∀-) アゼルは相変わらず カッコいいなぁ畜生
アゼルin舞台裏: いやー、一度は言ってみたいもんですね。「俺に任せて先へいけ」
レイ: そしてそれを一瞥すればアクセルをさらに入れる。ガコンとトランクが投下される。

レイ: 「光ーLUXーっいざと言うときは・・・使えっ・・・俺は光より速く現地に行かせて貰う。少し無理をするぞ・・・」
RL揚:                       「そうは行かない。」
               劫ッ!!!
RL揚: 現れる炎は一つではない──
RL揚: レイの駆るバイクの前にもまた、“紅蓮”の炎

RL揚: アゼイリア「──あの少年を手に入れるのは我々だ。」
RL揚in舞台裏: |∀-) レイとサファイアもここで足止めしちゃる。
アゼル: 飛翔するトランクを左手でホールド。舞うように回転。
アゼル: 雪原に叩きつけるように固定し、対峙。男の眼は女を映す。

アゼル: 「――無理だ」
アゼル: その声は、どこか確信にも似た響きを帯びている。

RL揚: アゼイリア「………………。」
RL揚:                     フランマ「あら──凄い自信、ね。」

アゼル: 薄い笑みと共につげる。否定ではない、優しい響き。



レイ: 「”輪ーwheel”を止められるというのなら追いついて見せろ・・・”紅蓮”・・・今の俺は炎よりも光よりも速い」
RL揚: アゼイリア「………砕けた“車輪”でこの炎を抜けられるか?」
レイ: 「お前が砕いたのは唯のカタナさ・・・車輪はいつまでも回り続ける。炎と共にな・・・」
RL揚: アゼイリア「そうか。為らばその炎はここで消す。」
RL揚: アゼイリア「全ての、お前達の希望と共に。」
DIVINE WORK《Godspell》

               劫!
RL揚: 炎が逆巻く。
RL揚: 新たに生まれた火炎は、
RL揚:                先頭を行く鉄の車を襲う

RL揚: アゼイリア「焼き尽くせ、精霊達よ!!!」
RL揚: DIVINE WORK《 G o d s p e l l 》
RL揚: 2 真央
RL揚:                                精神戦DMG No.21
DIVINE WORK《Guardian》

真央: 「ここで立ち止まることは出来ません!何が何でも!

真央: 操縦桿を強く握り締め炎の中を突き進む

真央: 「主は仰いました。強き意思を留めることはたやすくは無いと」

真央: ブレーキを踏むつもりはない。ただひたすら前へ
真央: 《守護神》

RL揚: アゼイリア「く…」  一人突破した真央を追おうと、アゼイリアが身を翻し

レイ: 「追わせる理由はないだろう・・・。消してみろ、俺の炎を・・・」

レイ: その行く手をさえぎるように回りこまれるバイク。漂う吹雪がほぼ雨のように溶けて変わった
RL揚: アゼイリア「──時間がないのはこちらとて同じだ。不完全な復活や自殺をされては困るのだからな。」
サファイアin舞台裏: もうここで聞いてしまうか
RL揚in舞台裏: |∀-) お。 来る?これるかな?と思いつつ口を滑らしそうな素振りを見せてみたんだがw
サファイアin舞台裏: いや 聞くのはあくまでレイの人に投げるつもりなのだが(笑
サファイアin舞台裏: ( -ェ-)ノ レイの人ー。目的聞いたってー(笑
レイin舞台裏: プリーズ!からじゃないのにーw
サファイアin舞台裏: 絵的にはそっちが聞く方がええじゃないかッ
RL揚in舞台裏: |∀-)
レイin舞台裏: まねw
サファイアin舞台裏: ワシ、ただバディシートに座ってるだけ(ぁ
サファイア: DIVINE WORK《Truth》
DIVINE WORK《Truth》

レイ: 「完全な復活を求めて何をする気だ・・・あの炎は自身すらも焼き尽くす炎だぞ」

RL揚: アゼイリア「完全に制御する必要はない──完全な姿で、この地に顕現すれば。

RL揚: レイの、サファイアの──立ちはだかる者たちの隙を伺いながらも、
RL揚: 答えを返してくる。
RL揚: アゼイリア「──あの魔獣は
RL揚: アゼイリア「──過去、2度、世に現われている。」

RL揚: アゼイリア「どちらも、疫病と災害と言う形で世に爪痕、傷痕を残したが、人類が滅びるような事態にはなっていない。」
RL揚: アゼイリア「結局は伝説の魔獣といえど、その程度の力しかないと言う事だ。」
RL揚: アゼイリア「数万、数百万の人間を殺せる力を持っていても、地球上には80億の人間が居る──。」
RL揚: アゼイリア「その全てに、氷の癒し──いや、飾るのは止そう。滅びを与える。」

レイ: 「炎をもって氷の癒しを与えられると思うな・・・俺達は最初から間違っているんだ・・・そして間違ったまま進んでいく・・・」
RL揚: アゼイリア「果たして、そうか?」

RL揚: アゼイリア「数百万の人間を一瞬にして灰に出来る魔獣。
RL揚: アゼイリア「それをこの地で開放したらどうなるか、分かるか?

レイ: 「我らがこの地を消すのだろう? その救いを求める希望とともに・・・」



RL揚: アゼイリア「“聖母領 - 北極圏 -”には何がある?



サファイア: 「……災厄後、地球の海抜は100m下がったと言われている。」
サファイア: 「その下がった分は何処にあるか。───ここで凍っている
サファイアin舞台裏: (;-ェ-) 多分あってるよね。これで(滝汗
RL揚in舞台裏: |∀-)ノ セイカーイ
アゼルin舞台裏: ほほーう。いいネタだ
RL揚: アゼイリア「その通り──その全てを蒸発させる。」
RL揚: アゼイリア「災厄、それ以前から存在した氷さえも残らず。」

RL揚:                   ──聖書にある、主の裁きの再現だ

RL揚: フランマ「──それを、私たちの神が行なうの。」
RL揚: フランマ「──アゼイリアの手で、私たちの為に。」

RL揚: フランマ「邪魔はさせないわ。」
真央in舞台裏: (-■_■) 魔獣を呼び出そうとしている理由は分かった。だが、アゼイリアは本気で人を憎んでいるのだろうか…
真央in舞台裏: (-■_■) 昔は問答無用で殺しては改心することも出来ないといっていたのに……
アゼルin舞台裏: なあにっ とりあえず、ぶっとばしてから話そう!  (少年漫画的発想)
レイin舞台裏: とりあえずアゼルんなら生かしてくれるさw
アゼル: 「――……そう、か」
アゼル: その声に込められた思い。決意。覚悟――炎の熱となってひしひしと伝わる。

RL揚: 吹雪にドレスの裾を靡かせながら、燃える瞳が見据えてくる。

レイ: 「・・・神を騙るな。人は人だ・・・。人のまま人として間違った道を歩ませる。正しき裁きなど、正義など行われない・・・っっ」

サファイア: 「――…大洪水はこの地球全てを巻き込む。そう、全て」
サファイア: 息を吸い、吐く。
サファイア: 「…地球に住む人間全員に無理心中でも強要する気?

RL揚: アゼイリア「正しき裁きなど騙る心算はない。全てを救えぬ、救われぬ者が居る、それを悟った──」
RL揚: アゼイリア「──人間の手で滅ぼされようとしている者が居る。」
RL揚: アゼイリア「彼等を、守る。その為に──代わりにヒトを滅ぼす。」

レイ: 「間違ってやろうじゃないか ”光-Lux-” 正しき死ではなく間違った生があることを教えるために・・・すべてを守れるまで間違い続けると・・・」



アゼル: 男が剣を大地に突き刺す。
アゼル: 天を仰ぎ、地と繋ぐ。
アゼル: 三千世界の全てと共に、男は口を開く。



アゼル: 「――俺は」

アゼル: 淡い笑み。全てを見て、笑った。



アゼル:     「――全てと、笑いあうために、戦う」



アゼル: それが“生き様/Style”
アゼル: その為に、男は、味方と敵を繋ぐために、戦いを開始する。

RL揚: アゼイリア「不可能だ………世は、その様に単純には出来ていない。」
RL揚: アゼイリア「全てを守ると謳いながらそれに従わぬ者を滅ぼすも、」
RL揚: アゼイリア「僅かな者を守るためにその他全てを滅ぼすも、」



RL揚: アゼイリア「全ては罪となった。」

RL揚: アゼイリア「為らば、私は私のやれるやり方で、護れる物を護る。」
              劫………
RL揚: フランマ「──お兄さんは、アヤカシを殺したことはナイのかしら──?」

RL揚: フランマ                  「──血の匂いがするわ」

アゼル: 「……ある」
アゼル: 少しだけ、寂しそうに、笑う。
アゼル: 「――殺した、ヒトを、アヤカシを、ヒルコを、何もかもを――殺したことが、ある」

アゼル:           だから

アゼル: 「今は、そうではないことを、望む」
RL揚: フランマ「そぅ………同じね、アゼイリアと。でも──」

RL揚:                    ──見ているものは違うね



RL揚: 最後の呟きと共に

RL揚:             吹雪が/炎が

RL揚:                           轟音と共に吹き荒れる










RL揚in舞台裏: |∀-) じゃ、切るぜー
レイin舞台裏: うぃうぃー
サファイアin舞台裏:
真央in舞台裏: (-■_■)ゞ  皆さん御武運を


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