RLくろしろ： その場所は、比較的簡単な調査で割り出す事が出来た。
RLくろしろ： いや、それが調査と呼べるかは怪しい――とにかく、適当な奴をとっ捕まえて力づくで聞き出しただけなのだから。

RLくろしろ： ともあれ、そんな乱暴な手段で割り出せるほどの違法ドラッグパーティ会場。
RLくろしろ： しかし、警察は放置――理由は一つ、レッドエリアにはこのような場所はざらにあり、いちいち対処している時間はないし………する必要もないからだ。



真央： （ここ・・・か）

真央： まるで幽鬼のようにふらふらと扉をくぐる
真央： あれからどれだけのときがたったのかまったく覚えていない

RLくろしろ： そこには――…この世の穢れを全て濃縮したようなおぞましい光景が広がっていた。
RLくろしろ： 刹那的な欲望を満たす為だけに集まった人々が、享楽の渦に身を委ねて蠢いている。

真央： （・・・臭いで分かる。ここにエレナがいたわけが無い）

RLくろしろ： その光景は、油をぶちまけた海のような汚れた極彩色の波を彷彿とさせた。
真央： エレナのホロを見せつつ手近な人間に話しかけます

真央： 「・・・この子を知りませんか？」
RLくろしろ： 男「あぁ～～～…？」 RLくろしろ： 目の焦点が合っていない男がそのホロを見詰め。

RLくろしろ： 男「あぁっ、あっ、あぁ……あぁ……」

RLくろしろ： 涎を撒き散らしながら蠢いている。
RLくろしろ： そんな男を蹴飛ばすようにして、

RLくろしろ： 男２「馬鹿が、キメ過ぎなんだよ――まともに喋れてねえじゃねえか。」

真央： 「・・・コノコがここに来たことはありませんか？」
RLくろしろ： 比較的、意識を正常に保っているらしき男が出てくる。

RLくろしろ： 男２「んん～～？」

真央： ただ、その言葉だけをつぶやく
RLくろしろ： 男はホロを吟味し――



RLくろしろ： ■エレナについて
RLくろしろ： 〈社会：アストラル〉〈社会：ストリート〉〈コネ：真教系〉
RLくろしろ： 目標値：１０　１３　１５ 真央： 〈コネ：エレナ〉　【感情】８＋Ｃ１０　＝１８

RLくろしろ： １０：惨殺され異端認定された少女。
RLくろしろ： １３：彼女がドラッグパーティ会場に足を運んだのは事実のようだ。それは参加者の数人が証言しているらしい。
RLくろしろ： １５：しかし、彼女はドラッグに溺れに来たのではなく、何かを調査しようとしていたようだ。
RLくろしろ： 以上 RLくろしろ： 男２「そんな事よりさぁ？　君シラフだろ？　ダメじゃん、イケてないぜ」

RLくろしろ： にやにやとした笑みを浮かべながら、男はポケットに手を突っ込むと注射器を取り出す。
真央： 「・・・コノコが調べていたことは何？」
RLくろしろ： 男２「君もキめてみない？　何たって、敬虔な真教徒様もハマっちまう薬なんだぜぇ？」

RLくろしろ： 君の声と男の声が重なった。男の取り巻きらしき連中がどっと哄笑をあげる。
RLくろしろ： 彼女が真教徒であった事はニュースでも報道された、つまり彼等は――



RLくろしろ： ■エレナが調べていた事
RLくろしろ： 〈社会：ストリート〉〈社会：警察〉〈コネ：←の２個の社会系〉〈交渉〉
RLくろしろ： 目標値：１５　１８ 真央： 「・・・答えて！何を調べていたのか！」
RLくろしろ： 男２「ハッ、聞き分けの悪いお嬢ちゃんだなおい？　もしかして正義の味方って奴ぅ？」

RLくろしろ： やれやれと言った様子で肩を竦め。

RLくろしろ： 男２「そんなのつまんないぜ？　君もキメてみろって、最も――ヤり過ぎると」
RLくろしろ： 自分の首に手を宛がい、そのまま締める真似をしてわざとらしく白目を向く。

RLくろしろ： 男２「痴情の縺れで締め殺されちゃうかもだけどねぇ。へへっ。」
RLくろしろ： またも上がる哄笑―― 真央： 「救世主はおっしゃいました・・・暴力による解決は憎しみしか生まないと」
真央： 「ええ、そうです。私は中には今、憎しみしかありません・・・」



真央： 「だから！！」



真央： これまで人のためだけに振るおうとしていた刀を解放する

真央： 自我＋分心:”刃獣羅”＋霊刃＋霊盾
真央： 【理性】９＋５＋３（装備）　＝１７
RLくろしろ： 男２「!?　なっ……おい、何だコイツッ!?」
RLくろしろ： 下卑た笑みが驚愕に変わり、穢れた波の一部が術の発言に停滞する。

真央： 突如として刀が唸り声を上げ始める 真央： 「友の侮辱に対して私は暴力でもって答える！！」
RLくろしろ： 男２「ひっ……」

RLくろしろ： 息を飲む、しかし時すでに遅――
ジヴリル： 真央が振るおうとした腕を、押さえる手が現れる。
レティシア： 男の前に氷の壁が。
レティシア： 「──っ！」杖を突き出して。




ジヴリル： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[m1]起動：ホットチリ
ジヴリル： 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[Ｍ]〈社会:ストリート〉【生命】6+1(HC)+H10=17



ジヴリル： 「──ダメだよ。」

ジヴリル： その手の主が小さく声を掛けた。





RLくろしろ： シーンエンド

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■舞台裏

none

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