《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“螺旋楼”

エンディングフェイズ3rd
メインキャスト:ジヴリル
シーンカード:カタナ
舞台:聖母領
RL TIO(舞台裏)
舞台はどこいこう
ジヴリル(舞台裏)
|っ_A_)っ んじゃー、聖母領、聖母殿の中にある、普通の客室。
|っ_A_)っ モニカにあてがわれている部屋
RL TIO(舞台裏)
因みに当然というか沙汰在るまで謹慎、処分の会議は長引き気味
|- ̄) 軟禁というほうが正しいか
ジヴリル(舞台裏)
|っ_A_)っ モニカって、年いくつだっけ。w
|っ_A_)っ 確認していなかったがw
RL TIO(舞台裏)
|- ̄) 18くらいとしておこう
|- ̄) 開発に取りかかったのが5,6歳くらい
RL TIO
――北極・聖母領。
ジヴリル
幾層にも重ねられた構造材の向こうでは、文字通り「バナナで釘が打てる」様な世界が広がっているのだろう。
ドゥームドモスクは、そんな苛酷な環境の中にあって、多くの子羊達を聖母の加護で護っている。
 
そして───ここにまた一人、聖母の慈悲を請うべく連れてこられた少女が一人。
 
「───やれやれ。よかったね、と言うべきか。ご愁傷さまと言うべきか」
 
そして、ここに居るのは、連れて来た当の本人。いや、正確に表現するのであれば、連行してきた当人である。
RL TIO
モニカ「……」
ジヴリル(舞台裏)
|っ_A_)っ モニカ、公認聖女の番号付いてた?
RL TIO(舞台裏)
|- ̄) ない
|- ̄) そうだなあ 307番で
ジヴリル
           DIVINE WORK《Mutation》
                      az《Timely》az《Under Kover》
ジヴリル
DIVINE WORK《Mutation》az《Timely》

『モニカ=ケネディ。 この者より“公認聖女第307号”を剥奪する』
 
───要約すれば、聖母さまの下された審判はこう言う事になる。
   勿論、同時に様々な特権も失われてしまう事にはなったが。
   本来であれば、それでも犯してきた罪に比しては、寛大すぎる、と言う声も上がるだろう。
 
   其処で手を回した人物が約2名。
   ………まぁ、お陰さまで任務終了後の休暇が丸潰れになったのだが。
 
「───やってしまった事の大半に付いては、軌道に全部責任を擦って置いたから」
 
さらりと言ってのけるこの男。
今頃地上千早がでっち上げた証拠を武器に軌道と思う様やり合っていることだろう。
ジヴリル(舞台裏)
|っ_A_)っ ふーはーはーはー。
|っ_A_)っ ぜんーぶ軌道のスポンサーが悪いんだぜはっはー
|っ_A_)っ といってみた。
ジヴリル
「で、どう?気分は落ち着いた?」
RL TIO
モニカ「……」

爾来、めっきり口数は減った。
知性も、歪んでいたとはいえ信念も、ごっそりと持って行かれてしまったように。
今も生気のない顔をして、うつむき気味に、時折頷いて見せるだけ。
ジヴリル
「使い棄てられるってさ、気分良く無いよ、実際」

備え付けのポットから勝手にインスタントの珈琲をマグカップ2つにいれ、片方をモニカに押し付け
ちろり、と片目を閉じその様子を見る。
RL TIO
モニカ「……」
両手で包むように受け取り。
口もつけずにボゥっとしている。
ジヴリル
「僕もクローンの生まれなんだ」
「生物兵器として、作り出されて。本当だったらテロの為に特攻させられてた所だったんだけどね」

ずずり、と珈琲を一口。
「………ミルクと砂糖、いれる?」
RL TIO
モニカ「……もう、放っておいて下さい……」
ジヴリル
「放って置く?」
「放って置かれた君は如何するね?」
「───またぞろクローンを創り出して使い潰すかい?」
                      くすり、と嫌な笑みを浮かべ尋ねる。
「主の正義の名の下に」
RL TIO
モニカ「そう思うなら、殺せば良いでしょう…!」
ジヴリル
「いいや、思わないね」
「───今の君には殺す価値すらない。あるとは思えない」
「だから聞いているのさ。如何する心算なんだい?って」
RL TIO
モニカ「……」
モニカ「……何も……分かりません」
ジヴリル
「聖母さえも、君には死を賜らなかった。そうだろう?」
   ───ジヴリルの手回しなんぞ、あのおばあさんは先刻お見通しな訳で。
「ならば君には考える義務がある。分からないでは済まされない」
RL TIO
モニカ「私は……」
虚ろな目で俯く。
ジヴリル
「───君のその両肩に乗っかっている、今まで踏みつけにして来た存在の為にね」
      ───逃げる事は許さない。
モニカを見詰める紫の右目が、真っ直ぐに射抜く。

「………」
「………悪い。 虐め過ぎたかな」
RL TIO
モニカ「……」
ジヴリル
閉じていた左目も開き、視線を和らげる。軽く肩を竦めて

「今のは只の愚痴だよ。僕がクローンの生まれだってのは本当だけどね」
「………境遇が気に入らなかったから反乱を起こしてやったのさ」
「人殺しに付いては僕の方がよっぽど罪深いしね」

          ずずず………   珈琲を啜る。
ジヴリル(舞台裏)
|っ_A_)っ どうやって使うか、考え中。(笑
|っ_A_)っ 何時ものパターンで行こうかどうかを。(ぁ
RL TIO(舞台裏)
|- ̄)
|- ̄) イツモノ?
ジヴリル(舞台裏)
|っ_A_)っ イツモノ。
|っ_A_)っ アゼルさんの悪い見本を見て覚えたヤツ。
|っ_A_)っ どゆふに行くか、モニカの反応を見て決める必要があるからららら。
RL TIO(舞台裏)
|- ̄) とはいえ
|- ̄) 心神喪失状態なのでこれを押し倒すの大分外道?
ジヴリル(舞台裏)
|っ_A_)っ そこまでするか嗚呼ああああああああああああ!!!!! (思わず絶叫
RL TIO(舞台裏)
|- ̄)そ 違うんだ
田中(舞台裏)
・・・ アゼルの弟子なら 当然のことでは?(何
RL TIO(舞台裏)
しかし どう返した物か 悩む
|- ̄; カゲムシャ●タタラ◎ な、言うなれば研究の権化な人
RL TIO
モニカ「……」
ジヴリル
「Get down on your knees  Get a good head on your shoulders───♪」
「分かんないから考えてきたんだろ?学者さん」
RL TIO
モニカ「……では、考えましょう……今は……明日も、明後日も……しばらくの間は……」
ジヴリル
「OK」
            てん、と壁を叩いて寄りかかっていた背中を離す。
ぐい、とマグカップの中身を飲み干してテーブルの上に置く。

「でも、立ち止まるのは無しだよ?」
          視線に再び、力が篭る。
RL TIO
モニカ「生きている間は」
ジヴリル
「君がこれから歩くのは好き放題してきた今までとは違う茨の道だからね」
「………次に聖母領に戻ってきた時には、考えた答えを、聞きに来るから」

「氷の導きぞある──」

       DIVINE WORK 《Insensable》

              「………─── 君の歩みが、正しき道を歩けますように」

[m]起動:ホワイトムスク
[M]〈交渉〉【感情】JOKER=21
[精神戦DMG]2(ラトルヘッド)+ ───
             S8(札)+ 〈咆吼〉H8 = 18

 
精神戦ダメージチャート18 パニック このカットの間、【理性】を判定に使用できない。
ジヴリル
DIVINE WORK《Insensable》

………初めて触れた他人の唇は、モニカに珈琲の香りを残して。
 
 
───気が付いた時には、少年の姿は部屋から消え去っていた。
 
『考える』と約束した筈なのに。
何故だろうか、当分、頭は上手く働きそうに無い───
 

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