《難攻不落》っ!!!　トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“螺旋楼”

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情報の封鎖を終え、
付近の捜査を引き継いで、科捜研へ足を運んだ。
ＳＳＳも出動しているが、場所が場所だ、捜査のアドバンテージがどちらかは言うまでもない。

「ご苦労さん、何処までわかった？」
　
リサーチ
死体の身元

社会：テクノロジー、企業　１５，１８

１５：佐藤裕次３１歳。一週間前、交通事故で死亡――となっていたはずである。死体の身元は不明。
　　　 事故死した佐藤の遺体は葬儀屋への委托で火葬され、当人の遺言から斑鳩の霊園で葬儀となった。
　　　遺骨は遺灰にされ、海に撒かれている。
　　　なお、この死体の死因は、どうやらパワーサージか、ダンプショックか何か、その辺りらしい。
１８：遺体の状態は悪かったが、どうやら死後一週間というところだ。
　　　所持品に不審な点はなく、ポケットロンその他と、ロザリオくらい。
　　　どうやら真教徒であったらしい。
以上

「…パワーサージ…ニューロ、か…」
顎に手を当てる
「…しかし、なんでそんな死に方をしたんだ、こいつは？」
　
リサーチ
生前彼が手がけていた仕事は一体何でしょう？

成立でＯＫ　企業かＮ◎ＶＡ

〈社会：Ｎ◎ＶＡ〉【外界】３+５＝８　成功

とりたてて不審のない事務仕事。因みに在宅組だった。
在宅組、というのは――
交通許容量が特に細くなりがちなアーコロジーでは、半数以上の社員にとっては社屋というものがなく、代わりにネットインフラや社会機構がより密に使われている。出勤ラッシュを省くためだ。
特に機密を重視しない部署では、こうした事務方は多い。
あとは、教会の奉仕活動に熱心だったらしいというくらいか。
聖女モニカ＝ケネディの熱心な信奉者だったらしい。

クグツ「……と、これくらいです、ね」

２班の増援が、資料を見せてくれる。
流石にこういうルーチンワークは早い。

「…あぁ、助かるわ…モニカ・ケネディ？」
首をかしげて
「誰だ…って聞いたら変なのかね？」

リサーチ
モニカ・ケネディ

クグツ「今度……講話会に来る、人では」

「講話？」

社会：真教、アストラル　１２，１８　メディア、ＷＥＢでの判定は＋３

クグツ「田中さん……警備の準備、してたでしょう……」

感情３で失敗

妙に低血圧な喋りで、２班の女性が言う。

「俺の仕事は警備だけだ…中の話は一切聞いてないし、興味が無くてな…仕事で聞きに行くなら覚えているが、それ以外で知識用量使いたくなかったんだよ…まぁ、美人さんだったなら覚えておくべきだったかね…」

ロザリオを指で弄ってる辺り、彼女も真教徒らしい。
クグツ「……確か……昔やけどをしたとかで、顔はいつもかくしてるんですよ……そうですね、顎と口元だけはけっこう綺麗かも……」

「ほぉ、ミステリアスだな…そういう美女も良いもんだ…まぁ、仕事以外で会うことも名前を聞くことも無いだろうがね」
興味なさげに資料を返す
「…しかし、益々謎が深まってきたぞ…なんでこいつが殺されるか全くわからん…」
そして、
「えっと…あんた…あ～…な、名前は…」
低血圧な人の名前を思い出そうとする

クグツ「……杉浦です」

「あぁ、そうだそうだ、杉浦さんだ、杉浦さん。杉浦さん、また何かわかったら連絡をくれ…」
ポケロンのアドレスを渡してそのまま外にでていく
「…頭を使うのは俺の役目じゃ無いんだがな・・」

外に出る。
科捜研は第五階層・高度規定レベル３――
ビルの中途に連絡通路の足場が広々と取られており、見回すパノラマは人工の繭とは思えないほど広大だ。
閉鎖空間のストレスを解消するために、距離感を工夫しているというのもあるが――
空調のビル風が吹き抜ける、ビルの回廊は、
無限に均質に連なるようで、くらくらとした。

マルス

登場判定：Ｓ２
リサーチ：千早アーコロジーで起きたこと（ドッペルゲンガー）

社会：企業　千早を代表して田中さんの制御値

第三層の『ブランク区画』で、一週間前に交通事故で死んだはずの人物の遺体が発見された。
ブランク区画の詳細については別判定。ＯＰの顛末と捜査担当者も分かっていいや。
以上

ジヴリル

登場判定失敗|っ_Ａ_)ノ⌒D2
orz

リサーチあばうと：“羊飼い”広橋浩介

社会：真教、アストラル、ストリート　１８，２１，神業

１８：４９歳男性。Ｎ◎ＶＡ教会で逃がし屋セクションを担当していた。
　　　表向きは企画部であり、教会間のネットワークを管理する一人でもあった。
　　　執務に際しても、ネットを介して携わることが多く、体が弱いこともあってあまり人前に顔を出さない。
２１：理想家で潔癖、人の平等を解いていた。
　　　以前は聖母領で教鞭を執っていたこともあり、聖女モニカ＝ケネディも彼の教え子の一人らしい。