《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“螺旋楼”

リサーチフェイズ7th
メインキャスト:ジヴリル
シーンカード:カブト
舞台:夢島・バラック街
RL TIO
汚泥の臭いが立ちこめる、夢島の一画。
どこでも逞しい中国人が、タンツーメンの屋台を並べており、或いはどでかい鼠をサバいて、干している。
下水道整備で仕事を取る若者達が半裸で闊歩し、湖畔を往来し、船の連なった岸辺では、老人が釣り糸を垂らしている。

アドレスの医院は、タタラ街側の雑居ビルの地下にあった。
ドア脇にテンキーがあり、電話ではそれには触らないように、と言っていた。
床に本物のテンキーがかくしてある、と。
ジヴリル
「用心深くなけりゃ生き残れない、か」

言われて見なければ分からないが、通電システムが仕込んである。
あのボタンを押した日にはMボルトの電流で歓迎してくれるという寸法だ。
言われた方のスイッチを───念のためにトラップを確かめてから───押していく。
マルス
〈電脳〉+〈社会:N◎VA〉【生命】 HA
『や、邪魔するよ♪』 Pi と音を立ててポケロンが通話状態になる
ジヴリル
「はろー。これから会うところだよ。いいタイミングだね」
マルス
『間に合ってよかったよ』
ジヴリル
先程までの白いコートはやめて、トレードマークとも言われる黒い外套に替えてある。
このエリアではこちらの方が目立たなくてすむだろう。………来る道で付いた汚れも。
                 ───Ping
RL TIO
つつがなく、ドアが開く。壁に見えた方が長方形に浮き上がった。
テンキーのついていたドアはダミーらしい。
マルス
『用心深いね……ウェブにもトラップがわんさかだよ』
ジヴリル
「御免下さい、連絡していた、ジヴリル=クライスです」
RL TIO
『ああ、入ってくれ』
ジヴリル
(『凝った仕掛けだなぁ』)
 念のために、マルスとはリンクスでの通話に切り替え、中に入る。

羽織っていた外套を肩から外して手に提げ持つと、当の闇医者に面会する。
RL TIO
妙に長い廊下を抜けた先に、割合清潔そうな診察室があった。
通路の長さを見ると、どうやら部屋自体は隣のビルにあるらしい。
ジヴリル
「こんにちは」 愛想良く会釈をすると、相手を観察
RL TIO
待っていたのは、女だった。三十前半、黒髪をセミロングにした、穏やかな容貌の女性だ。

赤熊「ご丁寧にありがとう。私が赤熊です。ミスター・クライス?」
ジヴリル
                        (『おおっ、ビンゴー(NEURO)☆』)
マルス
(『ん、ちょっとリサーチ不足だったかな……』)
RL TIO(舞台裏)
|- ̄)そ 何がビンゴ
ジヴリル
「いえ。こちらに寄らせてもらったのは、治療の依頼ではなかったのですが、よろしいでしょうか」
「───その、恐らく守秘義務に抵触する類の質問ですが」
RL TIO
赤熊「ええ。実は私も、貴方達から話を聞きたいと思っていましたから」
赤熊「お互い、公正な取引ということでどうですか?」
ジヴリル
「そうですか」   視線で、座っても?と尋ねる。
RL TIO
どうぞ、と椅子を勧められる。
ジヴリル
「どうも」
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ ローティーンも30代も射程距離かジヴ。
|っ-∀-)っ ツワモノすぎる
マルス(舞台裏)
そ おーい、中の人ー!?
RL TIO
赤熊「さて、何からお話しましょうか」
ジヴリル
「僕が聞きたいのは………来る前にも言いましたが、広橋浩介の、表に出ないビジネスに付いてです」
「彼が“羊飼い”として、聖母に許された仕事をしているのであれば、僕たちとしては全く問題ない訳ですよ」
RL TIO
赤熊「……そう、ですね……私が知りたいのも、それなのです。というのも――」
ジヴリル
「何か、気になる点でも?」
RL TIO
赤熊「ここ半年、広橋から私への仕事が、極端に少ないのです」
ジヴリル
[m]起動:ホワイトムスク
[M]〈交渉〉【感情】5+2(白麝香)+CQ(札)=17

        ───マルスに心の目があったら力いっぱい振られるジヴリルの犬風尻尾が見えただろう
RL TIO(舞台裏)
|- ̄) たぶらかしにかかった
田中(舞台裏)
ヤンさんは 凄いな(感心
マルス(舞台裏)
身長伸びても変わらないなぁ
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ
|っ-∀-)っ はっはっはっは(乾笑
ジヴリル
「………でも、彼の“仕事”量は減っていない」
「いや、寧ろ、取引自体は増えていないとおかしいんですよ。記録上はね」
RL TIO
赤熊「……広橋は私を、あまり教会側と関わらせようとしませんでしたし、
赤熊「私個人も広橋とのつながりしか持たないようにしていました……この仕事は秘密が命ですから」
赤熊「なので、事情は存じません。けれども、これは今までなかったことです。
赤熊「別のタタラに仕事を任せるような理由ができたのか……」

赤熊「そう、そう言えば、仕事が来なくなった頃、メールでおかしなことを」
ジヴリル
「何て?」
ぴく、と片目を瞑り
RL TIO
赤熊「整形ではなく、脳移植という形での施術は可能か、と
赤熊「――確かに脳移植ならDNA検査もごまかせるでしょうが、」
赤熊「それ以上にデメリットの方が大きいですし、全身クローンの技術は軌道が独占しています。

赤熊「おかしなことを言うなと思いました」
ジヴリル
「んな………馬鹿なこと」
 ───え、でも可能なのかな?義体化手術なんてトンデモ技術があるし。
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ 脳殻パッケージ手術を行えば、検体との適合もある程度無視できそうだね。w
|っ-∀-)っ でも人体を義体みたいに動かすのは無理ぽいか。w
RL TIO
赤熊「神経系の接続さえ補えれば、可能ではあります。旧世紀、1980年代に、非公式ながら成功例も」
ジヴリル
「………ふわー。で、なんて答えました?」
RL TIO
赤熊「勿論、無理だ、と」
ジヴリル
「ふむ………」
RL TIO(舞台裏)
|- ̄)
|- ̄) アクトとは全く関係ないですが、その1980年代に成功したタタラは黒いマントがげふげふん
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っそ 顔に秋刀魚傷か?!
マルス(舞台裏)
ナンノハナシダロー
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ BJ(ぁ
RL TIO
赤熊「広橋は昔から、人の公平性について熱心に研究していました」
赤熊「資源や住環境の再分配、電脳網の緻密化による流通のスムージング、
赤熊「それによる貧富格差の縮小……そんなようなことを」
ジヴリル
「ふむ───システムによるリソースのスムーズな最適化、ですか」
RL TIO
赤熊「冗談めかしていましたけど、ライフ・シェアリングシステムなんていう構想も立てていましたね」
赤熊「人生を分かち合う……とでも言うような。教え子のモニカさんも、熱心に研究しておられて」
ジヴリル
「………ライフシェア………」
「多分に宗教的、ではありますね。
「災厄前に、似た様な事を国ぐるみで行って、結局上手く行かずに滅びた国家が沢山あったそうですが」
「キライじゃないですけど。考え方自体は」
   肩を竦め
RL TIO
赤熊「ええ。だから広橋としても、ある種のモデリング
赤熊「――閉鎖的な想定環境内での思考実験というものとして、研究していました」
赤熊「……広橋のセーフハウスを、教えておきます。
赤熊「といっても数が多い上にDAKが繋がらないところも多いので、探し出すのは少し骨ですが」
ジヴリル
「助かります」
「体が弱い、と聞いていますが、貴女は何かご存知ですか?」
RL TIO
赤熊「仕事がら、ネットに潜っている時間の方が長いですし、用心して生身で出歩くことを避けていましたので、」
赤熊「一般の教会の方にはそういうことにしていたようです」
ジヴリル
「がちがちのニューロ、って事か………」    軽く嘆息
捜索の困難さを今から思うと疲労感がのしかかってくる。
マルス
『ちょっと、いいかな?』 赤熊に聞こえるように声を出す
RL TIO
赤熊「なんでしょう――マルスさん、でよろしいですね?」
マルス
『うん。ウェブから生まれた“電脳幽霊”。以後よろしく――。で、聞きたいんだけど』
RL TIO
赤熊「はい」
マルス
『佐藤裕次 或いは アンネ=コリンズ という人物に心当たりはある?』 尋ねると同時にDAKに写真を出す
RL TIO
赤熊「…………」
                        《電脳神》
RL TIO
DIVINE WORK《Deus Ex Machina》

――
赤熊「いいえ」

彼女は何も知らなかった。
マルス(舞台裏)
これは……飛ばすべきか?
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ
|っ-∀-)っ ………
|っ-∀-)っ サイコブロック?!w
|っ-∀-)っ どうしようか?w > まるす
マルス(舞台裏)
撃っていい?
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ 結局どこかで剥がさないと拙いっぽいしねぇ。
ジヴリル
「………?」
「マルス、今の………」
   彼女の、一瞬の表情の変化。話している間ずっと観察していたそれが、不自然に変わった。
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ と言うわけで振ってみた。
マルス
『本当に、知らないの?』   《電脳神》
マルス
DIVINE WORK《Deus Ex Machina》

そう、何かが引っかかる
ならばきっと、そこにあるのだ
何故自分はここに来た? 二つの件を繋ぐ線が、ここにあったからだ。
『お願い、あなたが知っていることを、教えて
RL TIO
赤熊「う……ぁ……あ?」
焦点のボヤけた目が、次第に像を結ぶ。
ジヴリル
「おっと」
よろけた彼女の体を咄嗟に支える。
RL TIO
赤熊「……きゃっ」
ジヴリル
「っと、大丈夫ですか?」
RL TIO
思いの外幼い悲鳴を上げて抱き留められる。
ジヴリル(舞台裏)
|っ-∀-)っ
|っ-∀-)y-~
マルス(舞台裏)
マルス『……役得?』
ジヴリル(舞台裏)
ジヴ『───くふふふふっ。』
|っ-∀-)っ 駄目なキャラになっていくぞジヴっ?!
RL TIO
赤熊「思い――出しました」
赤熊「このアンネという子、広橋の教え子の――モニカ=ケネディさんが小さい頃の顔です」
マルス
(『モニカは軌道の人……軌道には、クローニング技術がある』)
RL TIO
赤熊「LSSの構想では、彼女がシステムマネージャーの立ち位置に納まっていたんです――」
赤熊「彼女の電脳適性が、先天性のものだとしたら……この子がクローンだとしたら、このアンネという子は、もしかして……」
ジヴリル
「………───マルス」
さっきの女史の反応は恐らく心理ブロック。と、言う事は彼女にそれを掛けたのは───
マルス
『ん――』
RL TIO




ジョン・田中のポケットロンへ、
アンネの父親から、娘が行方不明になったという悲鳴が叩き込まれたのは、
ちょうどこの頃のこと。


 

舞台裏
RL TIO
田中
田中
登場判定C6失敗
今二人が情報収集してくれるのを待つよ、ということでS5出して何かを失敗
RL TIO
                ==== 中断 ====
                ==== 再開 ====

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