《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“閉ざされし扉”

クライマックスフェイズ1st
メインキャスト:ALL
シーンカード:アラシ
舞台:房総幹線道
RL揚
セダンに乗り込んで、少年と少女を追いかける武藤とシキ。
時間は昼前。
普段から空港へ向かう車でごった返す筈のルートだが──
時ならぬ渋滞に阻まれ思うように身動きが取れない。

              パパーッ!
          パーッ!
クラクションの音が二重三重に響く。
シキ
「なかなか、動かないようですね。」
トレーサーの信号をチェックしながら、運転席へと問いかける
武藤
「クソ、ヘリを用意してくりゃ良かった」
こんな調子じゃサイレンを鳴らしてもどうにもなるまい。交通管制は何をやってるんだ。
RL揚
                  『アーニーだ! 戒、黒沢、聞こえてっか!』
武藤
「ンな怒鳴りつけねェでも聞こえてらぁ、なんだ?!」
RL揚
              アーニー『やられた。渋滞の頭はカーライルの連中だ』
              アーニー『交通バディの管制待ってたんじゃ日が暮れたって空港に着きゃしないぞ!」
         黒沢『あいやぁ、それじゃぁあたしの車はこの中を抜けてくってわけにも行きませんな──』
武藤
「やっぱりか、にゃろォ……メリッサ、ヘリは寄こせるか!?」
シキ
「武藤さん…サイレンならせば、いけますかね。」
不意に言葉をかける
武藤
「事故るだけだ、通る隙間もねェんじゃな!」
シキ
「………お隣。」
その視線は、反対車線のほうを向いている。
武藤
「同じだ。そンくれぇ向こうも考えてる」
信也(裏)
反対車線走ろうとかいってる悪いおとながいる
武藤(裏)
多分だけど似たようなこと考えたやついっぱいいそうだから 壁になってたりしないかなあw
シキ
「あとは、本当に空からぐらいですか。」
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ 売買28(エアリアル)── アーリマンが16! 売買で出せるかっ?!w
|っ0∀0)っ クロニクルの2人乗りヘリw
シキ(裏)
16?報酬点1点使えば出せるなぁ。<アーリマン
武藤(裏)
それならいける えーっと、データを見る
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ 出せるなら飛んでくるw
シキ(裏)
そして、購入。フライングカーペット(まて
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ 23出ればワイズマンが来るんだがな 18だとVTOLバットw
武藤(裏)
ワイズマン何に載ってましたっけか
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ 全部クロニクル 比較的安いヴィークルは全部クロニクルだなぁw
武藤
〈売買〉+〈社会:警察〉+〈バッジ〉 【理性】7+3+A=21 報酬点2点 23
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ ワイズマンきたああああwww
武藤(裏)
セダンを乗り捨ててその場で乗り移ります シキは敵の車両の上に落とせば いいよね(ぇ
シキ(裏)
(@○へ○)がくがくぶるぶる
RL揚


       ──ィィィイイイイイイン────!!!

           アーニー『そう言うと思って一機回しといた!』
           アーニー『後で始末書手伝えよ!』

高周波のようなローター音が空から響き、
黒金に塗られた戦闘用チョッパーがこちらへ向かってくる。
武藤
「車は乗り捨てる! SSSに拾わせてくれ、罰金がつく前にな!」
ハザードシグナルを出してキーと認証はそのまま、運転席から飛び出す。
「探偵、来い!」
シキ
「りょ、了解!」
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ 乗員3か。エキストラのパイロットぐらいはサービスしておこうw
武藤(裏)
前回買ったユニット くっつけていいかな
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ OK無問題。
武藤(裏)
ドモー
シキ(裏)
おぉ・・・。危うく
「ところで、武藤さん。ヘリの操縦できるんですか?」
って質問するところだった、表で
信也(裏)
え?戒が操縦インスタントするんじゃないのかに?w
武藤(裏)
|- ̄) チェイスになったら しますとも
演出的にはエキストラが操縦してますが
じゃないと攻撃に参加できないからねッ
RL揚(裏)
|っ0∀0)っwww
RL揚
           アーニー『了解』
    黒沢『とりあえず先に行っといてください。あたしは渋滞のほう処理しときましょう』
チョッパーが着陸し、2人を乗せる。

パイロット「飛ばしますよ!」


                   ィィィイイイイ────ンッ!!!


耳を聾するエンジン音が響き、機体が空へ舞い上がる。
空から俯瞰してよく分かる。渋滞の先頭は、不自然な交通事故。
その先を走るのは──





〈社会:ストリート〉+〈電脳〉+〈フリップ・フロップ〉+〈01フィーリング〉+〈リクエスト〉【理性】
【理性】8+2(マジシャン)+1(スピード)+4(01)=15 +S7(札)=22




                   罠に誘い込まれた子供達。




                 ォォォオオオオオ────ッ!


バイクのモーター音とお互いの息遣いだけだった道行きに、無数の闖入者が現れる。

ある者はセダンに乗ったスーツ姿のサラリーマン。
ある者は有名な運送会社のロゴが入ったトラックを駆るドライバー。
ある者は、旅行鞄を持った旅人──

        それら全ての仮面を被ったテロリストども


──オオオオッ

           ガガガガガッ!!!

車でバイクを削ろうと幅を寄せ、
避ければ銃口を向けられ容赦なく撃たれる。

キューブ「──っく!」
少女がきつく信也にしがみ付き、手にしたブラックキューブを握り締める。
武藤(裏)
ウワア なんか怖い組み合わせが出てる
シキ(裏)
そして、表に不穏なコンボが
信也(裏)
〈リクエスト〉って見たことなくて、真剣に調べてしまったw
シキ(裏)
カゲムシャの特技で、コネの対象をシーンに呼び出すだったか?
コネじゃなくて、アドレスを知っている対象か
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ アドレスも何も
|っ0∀0)っ 既に〈スナッチ〉済みですから!w
武藤(裏)
キャアー
シキ(裏)
そですね。
RL揚(裏)
ヾ(-∀-*ヾ)(シ*-∀-)シ 信也アクションッ!
信也(裏)
ちと状況を整理させてください
まず、うちらはBSを追ってた
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ そう。
信也(裏)
BSは先行してた
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ YESYESYES
信也(裏)
追いかけてたら いつの間にか周囲に車がなくなったかと思うと
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ 罠に誘いこまれました。
|っ0∀0)っ と言うか、周りの車が全部敵でした
信也(裏)
一見一般人に見える、アブナイ連中の車に囲まれていた?
RL揚(裏)
|っ0∀0)っ YESYESYESッ!
信也
「……」無言でスロットルを握る。
「なあ、銃で撃たれるってのはどんな気持ちだ?」
淡々とした口調で後ろの少女に問いかける
極めて冷静な口調。この状況でありえないほどの。
RL揚
キューブ「生きた心地がしない」
キューブ「──撃たれたら痛みより先に熱さを感じる。でも血が流れると、今度は急に寒くなる」
信也
「痛いんだろうな」
RL揚
キューブ「ん」

キューブ「──信頼してる」
信也
「いいね、その言葉…忘れんなよ」

急ブレーキ!
後輪がスライドし、ウルフの走行ベクトルが90度方向を変える。
RL揚
キューブ「ッ!!!」
                  レッガーs「「「うおっ?!」」」
同じくバイクで追尾していた数名が勢い余って行き過ぎ、あるいは転倒する。
信也
それを傍目に確認すると、再びスロットルをあおる。
前輪を大きくウィリーさせながら、再びの加速を開始するウルフ
RL揚
            パパァァ────ンッ!!!

         「ぎゃああぁぁぁっ!!!」
後ろから迫ってくる大型トラックに、転倒していたバイカーが踏み潰される。
味方を轢き殺したクレイジートラックはなおも加速してMGウルフを追尾する
信也
「わりぃね、後ろで何がおこってるかなんてわかんなくてさ」
RL揚
キューブ「──…… 信也ッ! 避けろっ!!!」

──ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガッ!!!

後ろから迫るトラックの屋根の上に、猛スピードもものともせずに直立する人影がある。
武藤(裏)
デター
シキ(裏)
戦争オンナきたーーー!!
信也(裏)
ドリスキター
シキ(裏)
全盛期のアーニーとタイマンはらせてーーーー!!!
RL揚(裏)
アーニー「死ぬわッ!!!www」
|っoAo)っ 鉄骨投げつけるけどw
シキ(裏)
叫ぶ重火器と飛び交う瓦礫
パワーVSパワー
信也
「ちっ!意外と見えてるやつがいる!」
正確にウルフの軌道をなぞる火線に驚愕
「このスピードについてこれるやつ…あいつか…」
RL揚
両手で構えたガトリングキャノンの吐き出した弾が、路面を巻き上げる。
キューブ「うん。ドリスってヤツだ。間違いねぇ」

              ──ォォオオオンッ!!!

更に、MGウルフの前からも、車やバイクが迫る。
そして──
そのレッガーたちに守られたずっと前方に、先ほどTVで見た黒塗りのリムジンが走っているのが見える。
信也
「見えたっ!あいつだなっ?」
前方の黒塗りのリムジンを見据え、後ろの少女に問いかける。
RL揚
キューブ「うんっ!」

                      ── キィィィイイイ ──

上空からもう一つ、エンジン音が響き、黒いヘリコプターが飛んでくる。
武藤
「クソッ、こんなことなら狙撃訓練真面目に受けとくんだったなッ」
大急ぎでサイバーアイの望遠を調整し、基本装備の簡易サイバーサイトにリンクさせる。
カタログスペック上は、マキシマムでも近距離狙撃できるが――
シキ
「…武藤さん、危険手当と追加料金、請求してもいいですか?」
左手に斬魔刀を握り、懐から風除けの護法を取り出す。
武藤
「輸送料でチャラにしとけ」
シキ
「安い命だなぁ。このNOVAって街は。」
軽口を言って、姿勢を固定する。
武藤
「人命ってのは時価だ、いつだってな」
「根性はりゃァ、プレミアのひとつふたつはついてくる、捨てたモンじゃねえさ」
「あのでけぇトラックの上の女が一番難物だ、こっちも落とされかねん、頼めるか?」
シキ
「アフターサービスにしておきますよ。あとで拾ってくださいね?」
武藤
「ミンチになったら機捜総掛かりで全部拾ッてやる、安心しろ」
シキ
「了解。安心しました。」
軽く自棄に近い、軽口を叩く。つくづく、キャラじゃないなぁと思いながら。
信也

「信じろ…ゴールはすぐそこだ」

                         「俺が必ず連れていってやる」

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