《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“蟲姫”
クライマックスフェイズ2nd
メインキャスト:ALL
シーンカード:カタナ
舞台:“石鎚山”
RL柳生: 石鎚山から噴出した、火柱。
RL柳生: それはイワヤト程もある巨大な炎の蛇となり、天を焦がしている。
RL柳生: それは次第にその大きさを増し、
RL柳生: 対照的に、“石鎚山”の“蟲の王”は次第に白質化していく。
RL柳生: 炎は石鎚山のいたる所から噴き上がり、
RL柳生: 彼方では、死国の端々で吹き上がる炎の蛇が観測される。
RL柳生: それはひどく美しく、そして残酷で。
RL柳生: そして、峻厳なまでに強烈な炎の宴であった。
天宮in舞台裏: これは うちが指定するのかw 考えてなかったーーw
天宮in舞台裏: 具体的に “石鎚山”の王は無力化じゃよね?
RL柳生in舞台裏: うむ。もう涸れておる。
レイドin舞台裏: オロチを沈めるが 今求められる効果?
RL柳生in舞台裏: 先走ってほどばしったエネルギーで被害を出さないことかな。 そして、一時的でも蓋をする。
RL柳生in舞台裏: そうすると、“王”や“皇”がボルトになってきっちり締め付けてくれる。
RL柳生in舞台裏: この場合は、“王”や“皇”は自爆守護神いらない。予定通り、百万年ある寿命を残り十年位に減らすだけ。
RL柳生in舞台裏: 蟲達の自爆守護神は、その場で死ぬることで、被害を抑えて蓋をして、さらにボルトのしめつけまでしちゃうこと。
RL柳生in舞台裏: ややこしくてすまぬ~。
レイド: 「…えらく、派手だな、こりゃ」
ジヴリル: 「急がなきゃ。」
天宮: 「これがヤマタノオロチ、か」
天宮: ウォーカーから引きずり出した師匠を応急処置し、呟く。
ジヴリル: 「誠、何か…何か、手段はあるの、かな?」
天宮: 「せや、な……」
天宮: 少し考え。
天宮: 「レイドさん。“王”や“皇”はどう動いてはるかわかります?」
レイド: 「王と皇か…たしか、各パワースポットで、なんかするみたいな感じだったと思うが」
天宮: 「……他の場所で手一杯か」
天宮: 猛る蛇が周囲を照らし出している。
天宮: 「この現象は、沸騰に近いんやと思います」
天宮: 「元々、オロチは地上には出てたんや。そら、今みたいな“蛇”みたいな形はとってへんかったけどな」
天宮: 仮説を立てる。
天宮: 龍脈、気脈。
天宮: 各地を走るエネルギーライン。
天宮: その要所要所にあるパワースポット。
天宮: 龍穴、気穴。
天宮: 様々な呼び名があるが、この死国、“石鎚山”もその一つだ。
天宮: 「僕ら人間が変にエネルギーを突付いてもーたんで、エネルギーは暴走状態にあるんやと思う」
ジヴリル: 「………うん。」
天宮: 「今、無理に“沸騰”したエネルギーを抑えても、爆発するだけや」
天宮: 「必要なんは二つ」
天宮: 指を二つ立てる。
天宮: 「溢れてもーたエネルギーの逃げ場所、そしてその後の“沸騰石”や」
天宮: 沸騰石は蟲が担当してくれる。
天宮: 残るは、エネルギーの発散場所だが……
ジヴリル: 「じゃぁ………僕らがやらなきゃ行けないのは………」
天宮: 「あの蛇さんのお世話やな」
天宮: ふぅ、と深呼吸。
天宮: これが一番大変な作業だ。
ジヴリル: 「………おっかないね………近付くだけでも、大騒ぎっぽいのに。」
天宮: 「確かに。あんな成層圏にまで届きそうなエネルギー、近づけるわけが……」
天宮: ――まて
天宮: 「……成層圏?」
天宮: これは、もしかしたら……
天宮: 「レイドさん!ウォーカー使って、今から言うアドレスにアクセスしてください!」
天宮: 「大至急です!」
DIVINE WORK《Mutation》 az《Fite!》
ジヴリル: 「………何か、思いついたね?」
ジヴリル: 「頼んだよ。誠。」
ジヴリル: ぱし、と、
ジヴリル: その胸を叩く。
天宮: 「ああ、上手く言ったら皆で打ち上げや」
ジヴリル: DIVINE WORK《Mutation》
ジヴリル: az《Fite!》
レイド: 「判った…んじゃ、細かい指示は移動しながら頼む」
天宮: レイドと共にウォーカーへと移動し――
天宮: 《タイムリー》
DIVINE WORK《Timely》
天宮: “石鎚山”上空
天宮: 高度86,400m――
天宮: 成層圏軌道衛星上。
天宮: 眼下に広がる蒼い星にも、“それ”は見えた。
天宮: 赤。滅びの炎。7日で世界を飲み込む蛇。
天宮: 天を焦がし、此処まで舌を延ばそうとする“ソレ”を、
天宮: 確かに“彼”は見ていた。
天宮: 統一場粒子兵器G0-D5-I
天宮: その名を並べ、G0D5-I。
天宮: 通称、God's-eye 神の眼である。
天宮in舞台裏: (´=ω=)ノ 出したっ
レイドin舞台裏: 神の目きたー!
ジヴリルin舞台裏: キターッw
RL柳生in舞台裏: すげぇ!
天宮: 再び“石鎚山”――
天宮: 「“神の眼”は重力場を制御できる」
天宮: 精密な操作を繰り返す。
天宮: 「この蛇さんの力も、地球の外まで逃がせたら、霧散する筈や」
天宮: 言うほど簡単な作業では無い。
天宮: 膨れ上がるエネルギーを他所に、作業工程は30%程しか進行していない。
天宮: ※天変地異 1発打ち消し
RL柳生: 炎の蛇が生き物のように鎌首をもたげ、
RL柳生: 地面をなめる。
RL柳生: 通り過ぎた後の大地は灰と化し、強固だった死国の森の一角が一薙ぎで消滅した。
天宮: 「――ッく」
ジヴリル: 「うわぁぁっ!!!」
天宮: 「(焦るな。落ち着け)」
天宮: 降りかかる火の粉が肌を焼く。
レイド: 「大丈夫だ…あのくらいなら、そうそうあたらん」
DIVINE WORK《Timely》
天宮: 「こーいう時こそ、明鏡止水ですよね、師匠」
天宮: 笑み。
天宮: 当時はチャクラの為の格言だと思っていたが、なるほど。
天宮: こう言った状況下ではタタラにも要求される精神だ。
天宮: 「遠泳に参加しといて、良かったですわ!」
天宮: 《タイムリー》
天宮: ※全行程の62%を終了
天宮in舞台裏: 残り、《天罰》と《買収》
レイドin舞台裏: こちらは、問題ないですが ジヴが神業使い切れない?
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)っ 大丈夫。《天変地異》と《不可知》はてっけとーに使えるw
レイドin舞台裏: じゃぁ、クライスさん、悪の限りを尽くしてください(ぁ
天宮in舞台裏: (´=ω=) ここで使わないの?w
天宮in舞台裏: (´=ω=) 合体技しようよ、合体技
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)っ ………
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)b
ジヴリル: 「竜に───縄を打って………」
ジヴリル: ………竜がのたうつ度に
ジヴリル: ………天からの力が、その体を縛り引きずり上げる
ジヴリル: 「でも、まだ足りない。………何故?」
ジヴリル: 目の前で荒れ狂う炎。その源を、五感ならざる感覚が捉えた。
ジヴリル: 奥道後の地下、溶岩の川で感じた、力の正体───
天宮in舞台裏: うおお!?
ジヴリル: 「星───ガイア。」
ジヴリル: 「───そうか!」
ジヴリル: 幾ら引きずり上げようとしても、
ジヴリル: その身体───尻尾は、地球に繋がったまま、力を吸い上げ続けている。
RL柳生in舞台裏: そ
ジヴリル: 「じゃぁ───
ジヴリル: 切り離さなきゃ
ジヴリル: 「誠
ジヴリル: 「手伝って!僕が誘導する。指定するポイントに、力を集めて!!!」
天宮in舞台裏: げぇぇーーw
ジヴリル: DIVINE WORK《Catastrophe》
DIVINE WORK《Catastrophe》
ジヴリル: バサラの超感覚と
ジヴリル: タタラの科学力
ジヴリル: 水と油のような力が、
天宮: 「――おう!」
天宮: 混ざり合い
天宮: 一 つ と な る
ズ
ズズズズズ───………!!!!
ジヴリル: 地響きと共に、巨大な火龍が、
ジヴリル: その全長を地上に現し、天を目指し始める。
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)ノ てんぺんちー以上っ!!!
天宮in舞台裏: うははhw かっけーw
ジヴリルin舞台裏: |っ-∀-)っ=3
RL柳生: 炎の柱が脈打ち、天へと消えていく。
RL柳生: その光景を、死国に住まう全てが見届けていた。
RL柳生: 人も、蟲も、森も。全てが……。
RL柳生: そして、天へと登った蛇はそこで次第に拡散し、
RL柳生: 形を失い、あえかな残滓を残して消え去っていく。
ジヴリル: 「………………。」
ジヴリル: 夕焼けから夕闇へ変わる、一瞬の時に現れる紫色の空の彼方に現れたその姿を、
ジヴリル: じっと見上げていた。
RL柳生in舞台裏: では、次は共通エンディングですが、どうしませうか。
天宮in舞台裏: この直後、でいいかなーと。 蟲と人との会話見たいし。
RL柳生in舞台裏: ほむほむ。
レイドin舞台裏: とりあえず、蟲姫とかどうするのかと
RL柳生in舞台裏: おうけい。