レイド： グリーンエリアにある、それなりの大きさの自宅兼事務所…
レイド： 其処に、無理矢理女物の服を着せられたミコトと一緒に帰ってくる

レイド： 「ふぅ…なんか、疲れたな…此処が、俺の家で…とりあえずミコトが生活する場所だ」
レイド： そういって、玄関をくぐり、余り物の無い居間にミコトを通す RL柳生： 「そうか。人の巣にしては、中々に広いな。“折れ足”の巣穴位ある」
RL柳生： 感心したようにきょろきょろと見回す。

レイド： 「いや…すまないがその広さ感覚は良く判らんから…とりあえず、これもっとけ」
RL柳生： 「ん？」 レイド： 《完全偽装》 レイド： 「…とりあえず…色々と教えないと駄目そうだな、こりゃ」その様子をみて、更に苦笑

RL柳生： 「ああ、それとレイド。このスカートだが、切れ目を入れて良いか。腿の方まで切れば、大分動きやすいのだが」
RL柳生： 鬱陶しそうにスカートの裾を摘む。

レイド： 「いや…それは、流石に目のやり場に困るから、止めてくれ」（汗
RL柳生： 「今更気にすることはなかろう」　奥道後の温泉を思い出し、きょとんと。
レイド： 「いや…その、なんだ…あの時とは色々と違うだろう？」 RL柳生： 「ふむ。そうだな、レイドが困るのであれば止めておく。だが、動きやすい装束を考えてもらえると有り難いな」
レイド： 「あ、あぁ…そうだな…今度からズボンを選ぶ用にしよう…」
RL柳生： 「ああ。レイドの着けているのが、動きやすくて良さそうだな」　機嫌良く笑う。

レイド： 「ん…んじゃ、まずは…服から買いに行くか、俺のじゃ大きいだろうし、下着なんかもそろえないとならないだろうからな」ぽむと、ミコトの頭を軽く叩き、微笑
RL柳生： 「ん」　頷き、口元を緩める。

レイド： 「んじゃ…でかけるか、ついでに家具とかも手配しねーとな」
RL柳生： 「ここはそんなに悪くないな。色々と不思議はあるが、蟲達もいる。ああ、出かけよう」 RL柳生： ひょいとレイドの傍らに立つ。
レイド： その横顔をみながら…

レイド： 【感情】制御判定
RL柳生： 山引き：Ｄ７失敗
RL柳生： 〈女神の抱擁〉【生命】　13＋Ｈ２＝15 RL柳生： 「ん、どうしたんだ？」

RL柳生： 無邪気な笑みが、じっとレイドに向けられた。

レイド： 「…あ、いや…な、なんでもない」その笑みをみて、一瞬沸いた感情は直ぐに収まって行く
レイド： 「さてと…出かけるか」
レイド： 頭をもう一度軽くぽむと叩き、外へと歩き出す

RL柳生： 「ん」
RL柳生： 頷き、その後ろをついていく少女。 RL柳生： 風に黒い髪が靡き、
RL柳生： かってまとった蟲の仮面は既になく、
RL柳生： 今はただ、新しい環境に好奇心を一杯に膨らませた少女がいる。

RL柳生： 少女は何時か森に還るかも知れない。
RL柳生： だが、今この時は……。



RL柳生： 　　　　　　　“蟲姫”黒須　ミコトの笑みが太陽の下に弾けていた。

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