《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“蟲姫”




RL柳生: ▼アクトトレーラー
 月華院大学死国地質学部教授“電教大師”最超。
 
 彼は“死国八十八箇所パワースポット仮説”を発表した。
その要諦は死国には88ヶ所のパワースポットと、その中心点たるべきセントラルスポットがある。
 そのパワースポットから噴出するエネルギーが、死国に息づく自然に力を与えている。ここを押えれば自然災害の脅威を克服し、ヒルコ災害を収めることが出来るのではないかという仮説である。
 
 それを形にしようとする男がいた。
 
 月華院大学死国生物学教授“鋼法大師”空魁。
 
 彼は圧倒的な行動力、驚異的な外交努力、そして決して屈さぬ鋼の信念を持って死国のパワースポット制圧部隊を編成する。
 機動要塞“大和武尊”三機、M○●N傭兵部隊のS級ウォーカー乗り六人を中心に構成されたA級ウォーカー部隊六個小隊。
 一国を落し得る戦力を整えたのである。
 
 作戦の要諦は電撃戦。
 目標はセントルスポット。
 最危険地域、通称“ハート・オブ・ダークネス”にある死国最高峰“石鎚山”。
 空魁率いる旗艦による“石鎚山”周辺パワースポット四箇所の制圧。二機の機動要塞による軽度汚染地域の四十のパワースポットの制圧。
 最汚染地域“石鎚山”の汚染度を可能な限り引き下げた上でのセントラルスポット強襲作戦だ。
 作戦可能時間は三週間。
 それが空魁と最超が共同開発した対ミュータント用高周波発生装置の効果に、蟲達が耐性を得るまでの時間。
 
 そして、作戦は順調に進んだ。
 最超の仮説を裏付けるように、パワースポットに打ち込んだ地殻断裂弾は死国の荒ぶる自然を鎮めていく。
 そして作戦の最終段階。
 “石鎚山”の攻略を前に、部隊は大きな障害へとぶつかる。
 
 それは高周波で統制を失う蟲の群れを御し、鋭く統制する指揮官役の出現。
 蟲の甲殻による仮面と軽鎧をまとった少女。
  
     ――蟲姫――
 
 と呼ばれる存在の出現である。
 
 ここに、死国八十八ヶ所のパワースポットを巡る人と蟲との戦いは新たな局面を迎える事となった。 
 
 
 
 

トーキョーN◎VA The Detonation
『――蟲姫――』






   絡み合う運命の糸を切り解け。
オープニングフェイズ1st
メインキャスト:レイド
シーンカード:カブト
舞台:“死国”樹海、道後近辺

RL柳生: 真夏でも空が見えないほど濃い瘴気の底。
RL柳生: 大破したヴァローナが沈んでいる。
RL柳生: その周囲を取り巻く、赤い眼。
RL柳生: 無数の赤い眼。

RL柳生: 死国制圧部隊を壊滅の一歩手前まで追い込んだ、

RL柳生:       “蟲姫”

RL柳生: その飛行巨大蟲を落す事で部隊を壊滅から救った代償。
RL柳生: それが、現在のこの状況だった。

RL柳生: 機体は大破し、

RL柳生: そしてレイドもまた死に瀕している。
RL柳生: 義体の主要な部分が破壊され、内液が漏れていた。

天宮in舞台裏: (´=ω=) れいど・・・
天宮in舞台裏: (´=ω=) 散る。
レイドin舞台裏: (>▽<)Σ
レイドin舞台裏: …なんか、俺の顔文字だと、驚いてる様に見えない(ぁ
RL柳生: 蟲達に食われるのが先か、
RL柳生: この負傷で死ぬるが先か、
RL柳生: レイドの取る道は……

レイド: 「はっ…ぁ…貧乏籤がつづいてたが…最後は、これ、っか」

レイド: 呼吸用の部分もだいぶいかれてきてるのか、苦しそうに息を吐く
レイド: それでも、かろうじて身体が動くのは奇跡に近いのだろう

レイド: 「…何、体…連れて逝ける、かね」
レイド: 笑ったつもりの顔は、生命維持に必要ない部分の為か、引きつり、きちんと表情が作れて居ない
RL柳生: 取り巻く赤い眼は正しく無数。
RL柳生: 怒りを示す警戒色を宿す赤色は、見渡す限り、半径500mに満ちている。
レイド: いくら、単対多を得意とする自分でも、これだけの数相手では、数瞬も、もたないだろう

レイド: 「それでも、食われるまで…出来るだけ…」

レイド: ジャコッと、愛用のショットガンに弾丸を装填し…腰だめに構える

RL柳生: その時だった。

RL柳生: 澄んだ笛の音が樹海に澄んで響いた。

RL柳生: 沁みるように、冴え冴えと響く笛の音。

レイド: 「……なん、だ?」

RL柳生: 響くに従い、

RL柳生: 赤い蟲達の目から光が消え、穏やかな青色と変る。

RL柳生: [m1]起動:アジテーター
RL柳生: [M]〈芸術:蟲笛〉+〈交渉〉+〈動物との会話〉+〈威厳〉【生命】15+H6+3(王国)=24
RL柳生: ※蟲達の沈静。
レイドin舞台裏: ちょ、アジテーター
天宮in舞台裏: 動物との会話きたーーーw
ジヴリルin舞台裏: |∀-) うはははははっ?!w
天宮in舞台裏: ちょっと イメージが崩れたw そして 納得したw <あじてーたー
RL柳生: 樹海の底から、人影が現れる。
RL柳生: 蟲の甲殻の仮面に、軽鎧をまとった少女が笛を咥えている。

RL柳生: 「みんな、静かにして。争いは終ったわ」

レイド: 「……」
RL柳生: 少女が穏やかに問うと、蟲達が潮のように引き始める。

RL柳生: そして、残された少女がレイドを見た。
RL柳生: 甲殻の下からでも、澄んだ瞳の色。

レイド: 「…誰、だ…?」警戒を解かず、ショットガンは構えたまま
RL柳生: 「……そのままだと、死ぬるな。助かりたいか?」
RL柳生: 答えず、銃口の前に立つ。

レイド: 「…死にたがりじゃないかぎり、こういうだろう、それ…死にたくない、ってな」
RL柳生: 「そうか……ならば助ける」
RL柳生: ふわりと、艶やかな黒色が靡いた。

レイド: 「…なんだ、そりゃ?」
RL柳生: 「争いは終った。生きたいと望む命を見捨てることは出来ない」
RL柳生: 仮面を脱いだ少女。
RL柳生: 現れたのは、思いのほかに幼い顔、
RL柳生: 年の頃は、14,5か。

レイド: 内心は、混乱している…こんな所に人が居る事…蟲がおとなしく従っていること…そして、目に髪に目が奪われ…その幼さに更に驚く
RL柳生: そして、レイドはどこかで見た覚えのある顔だった。
DIVINE WORK《Fenix》

RL柳生: 「動くなよ、すぐにすむ」

RL柳生: その顔がふっと寄せられ、
RL柳生: 唇に柔らかい感触。

レイド: 「何を…んぅ」

RL柳生: 何か温かいものが流し込まれる。
RL柳生:          《黄泉返り》

レイド: 「んっ…」反射的にそれを、深く飲みこんでしまう
レイド: 「…なに…のま、し……たっ、
レイド: そのまま、意識が遠のいていく……一瞬浮かんだのは、どうなるのか、そして…彼女を何処で、みたのか…………そんな、事だった。
ジヴリルin舞台裏: |∀-)
天宮in舞台裏: (´=ω=)
ジヴリルin舞台裏: |∀-) なに、この萌え演出の洪水
天宮in舞台裏: (´=ω=) ぶっ よみがえりかw
天宮in舞台裏: (´=ω=) いいなぁ!かっこいい!
ジヴリルin舞台裏: |∀-) ちゃくったーw
天宮in舞台裏: (´=ω=)=3
天宮in舞台裏: (´=ω=) いかん、満足したぞ。
レイドin舞台裏: はやっ 満足はやっ!
ジヴリルin舞台裏: |∀-) て言うかあんた出て無いっ?!w
天宮in舞台裏: (´=ω=) だ、だって今の神業、すげー綺麗だったんだもんよぅ?w

レイドin舞台裏: というかさぁ…ウォーカー乗りとか、全身義体には、天敵だよね、ヒルコって…
ジヴリルin舞台裏: 装備が命綱だからねぃ
レイドin舞台裏: うむー で、それを…腐食細菌でさくさく壊されるorz











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