《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ 魔術争乱“いまねく ならむ”

■Ending#1
メインキャスト:ALL
シーンカード:バサラ(新しい事を始める)
舞台:●AGARUTA・廃墟
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ魔術争乱“災いまねく祥ならむ”エンディングフェイズ1st

RL伏見堂: 光の収まった―――…
RL伏見堂: 消え行く虚神の手の中には2つの存在。
RL伏見堂: “災魔文書”……そして、ディー・ラムレイ

アゼルin舞台裏: /ヽァ/ヽァ……… ○|乙
UR in舞台裏: おつかれw
颯花in舞台裏:

アゼルin舞台裏: お、俺は何を口走っていたんだろうか…
UR in舞台裏: 神降ろし中だったのだなw
RL伏見堂in舞台裏: なんか、愛とか叫んでたよ
アゼル: 「……………」 URに視線を移す。
UR: ――……―― 人の形を取り、腕を渡る。

UR: 「…――ディー…、…我は…」
RL伏見堂: 「―――…すまない」

UR: 違う、そんな言葉を聞きたいわけではない

UR: 「…―― っ」
RL伏見堂: 「―――…よかった、な…」

UR: 「……我は、汝を愛していた」
RL伏見堂: 「………」男が微笑む
UR: 「それと気づく事無く時過ごしてしまった。…汝を失いたくはなかった」



RL伏見堂: その腕が、ボロリ、と土くれのように崩れる。

UR: 「汝の望みを叶えてやりたかった。汝と共に在りたかった。汝の…っっ」

UR: 「……汝の、その微笑みが、…好き…だった」

RL伏見堂: 「―――…UR…」



UR: なんと愚かだったのだろう。なんと盲しいだったのだろう。この者と共ある時、我は喜びを感じていた…のに

RL伏見堂: 「―――笑って、くれ」
UR: 「……――ディー…」 そう言う男の姿が、形が目の前で失われていく
アゼルin舞台裏: いかん、ディーを相手には嫉妬の炎も起きない(笑)
辰魅in舞台裏: 彼は良い漢ですからね!
九印in舞台裏: かっこよすぎるーw ディーさまー
辰魅in舞台裏: いや、熱い漢かな
UR: どうすれば止められる?どうすれば助けられる?どうすれば救える?どうすれば……

UR: 「………――彼が、教えてくれた」
UR: 「我が、今、愛する者だ」
RL伏見堂: 「そうか―――」



UR: 止める事はできない。助ける事はできない。救う事はできない。
UR: ならば、我にできる事は、彼が告げた望みを叶えるだけだ
RL伏見堂: 心地よい笑みを浮かべ、URの顔を焼きつけようと、真っ直ぐに見る。
RL伏見堂: この躯が崩れれば、もはや、彼の存在は消滅する。

UR: 「今は、彼と……共に、………共にあ、ぁ」
RL伏見堂: 「―――すまん、UR」

UR: 笑うと言う事は、斯くも難しい事なのか

UR: 「謝るな。…汝と共に在るとき、…我は幸せであった」
RL伏見堂: 「―――…」歪な笑みを浮かべる。

RL伏見堂: 謝った訳など決まっている。今、目の前で、少女が泣きそうな顔をしている。

RL伏見堂: 「―――…UR」
UR: 笑え。魔術師が望む望みを叶えるのが魔導書ではないか
UR: 「――…ディー…」
RL伏見堂: 「俺も、いってないことが、ある」



RL伏見堂: 終わりが近い。
RL伏見堂: 残せる言葉は、多くないだろう。
UR: その事は見てとれる、壊れぬように、一歩、一歩と近づきつつ言葉を待つ



RL伏見堂: 「……愛して、いる」



UR: 優しい笑み。好きだった微笑み。その眼差し。あの頃と変わらぬままに

RL伏見堂: 「―――…ずっと、いて、やりたかった。…すまん―――…愛して、いたのに」
UR: 「――…充分だ。汝は我を愛し、我を汝を愛した。…――それで充分ではないか。…愛する者と共に在る、それ以上に幸福な事など、あるものか」
RL伏見堂: 「そうか―――…」
アゼルin舞台裏: Σ(;ω;`)
九印in舞台裏: ・・・・・・ ・゜・(ノД`)・゜・
辰魅in舞台裏: もう、今回はテーマが、いっぱいですよ1
九印in舞台裏: BGM:BLUE 作詞:TIM JENSEN/作曲:菅野よう子/編曲:菅野よう子/歌:山根麻衣
RL伏見堂: 満ち足りた、幸福の中にある…優しい笑みを浮かべる。
RL伏見堂: 暖かな眼差しで、愛した少女を見つめる。
RL伏見堂: その顔にも亀裂が走り、いつ砕けても、おかしくはない。

UR: 「ああ。…――ああ」彼の望むように、微笑む事はできたであろうか。消えゆく彼の最後に、一欠片なりとも、望みを叶える事はできたであろうか。


RL伏見堂: 手を伸ばそうとして―――その腕すらも、もう砕けていて
RL伏見堂: 手を伸ばしたつもりになって、URを抱きしめる。


RL伏見堂: それは幻想。
RL伏見堂: 死に際の幻。


RL伏見堂: 消えてしまうというのに。無くなってしまうというのに。
RL伏見堂: 生まれ変わるということも夢見る事はできないのに

RL伏見堂: それでも、少女がいるだけで、幸せだ、とでも言うかのように―――無垢な笑みを浮かべる。
観客鵜飼in舞台裏: ヾ(゚ω゚)ノ゛
観客鵜飼in舞台裏: ヾ(゚ω|・|゚)ノ゛でぃー
観客鵜飼in舞台裏: ヾ(゚ω|д・)つ【  】|゚)ノ゛
観客鵜飼in舞台裏: ヾ(゚ω||゚)ノ゛三 ピシャ!
辰魅in舞台裏: 渋っ
颯花in舞台裏: うぉぉっ
ディー=ラムレイ
Illustration by 鵜飼とおる
UR: …駄目だ
UR: 望みを叶えなければならないのに

UR: 最後まで微笑まなければならないのに
UR: それを続ける事ができなくなった

UR: その笑みがあまりに澄んでいたから
UR: 流れるはずのない涙が、零れ墜ちる


RL伏見堂: 苦笑。

RL伏見堂: まるで、しょうのないやつだ、とでも言うかのように。
RL伏見堂: なんて泣き虫。ずっとそうだった。隠れて泣いていた。心の中で―――

RL伏見堂: だから、この少女を見守っていてほしい。この少女と共にあってほしい。
RL伏見堂: 朽ちかけた顔を男に向ける。口が開く。



RL伏見堂: 「―――…頼む」



RL伏見堂: 美しい笑み。全てをやり遂げた男の顔。
RL伏見堂: その顔は崩れ、2度と見る事は叶わなくなった。
RL伏見堂: ディー・ラムレイとよばれた男は、永き時を超えて、その旅路に幕を下ろした。



九印in舞台裏: (心のうちでは黒も白も無い)
九印in舞台裏: (ああ、ようやく解った)
九印in舞台裏: (命は想いとともにある。今、キミが知ったように)
九印in舞台裏: (それは永遠に……消えることの無いものだ)
九印in舞台裏: (―――…私は今――満たされた)
九印in舞台裏: ↑ブルー
UR in舞台裏: ぎゃーw
九印in舞台裏: 和訳は 蝶適当です。
アゼル: 「……………」

アゼル: 無言で、頷くことしか出来なかった。
アゼル: 少女の傍らに立ち、見つめる。

アゼル: 何を想っているのかは、判らない。それでも―――
アゼル: ……この気持ちだけは、今、彼女と同じだと―――…信じていたかった。



UR: 中空に手を差し出したままの姿で涙を流す

UR: 「愛していた………汝を愛する事で、それが愛であったと、我は知った」
UR: 「…――なんて愚かなのだ。…我は」

アゼル: そっと、抱く。
アゼル: 言葉に、ならなかったから。
アゼル: だから―――



アゼル: 「………UR…」

アゼル: 強く、強く……離さぬよう、抱きしめた。



UR: 「………――あぁ、………――――アアァァアアアアァアアァアァァァアア!!!!」



UR: 啼く
UR: 声を上げ
UR: 包まれる喜びと、失った悲しみを乗せて
UR: ただ啼き続けた





RL伏見堂: ―――…Scene End...
UR in舞台裏: こんなトコロで ぶしゅー
アゼルin舞台裏: 舞台裏で泣きそうになってました…
UR in舞台裏: クラコさんの置いていった 歌詞がやばかった…
アゼルin舞台裏: そして、丁度、それ掛かってて、たまらんかった


[PR]《難攻不落》っ!!! のスポンサーサイト
[PR]《難攻不落》っ!!! のスポンサーサイト