《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“魔 杖”
エンディングフェイズ3rd
メインキャスト:ステラ
シーンカード:ヒルコ
舞台:病院
RL deburu in舞台裏: 場所は?
ステラin舞台裏: 病院かなー 翔治んとこで
RL deburu in舞台裏: うい
ステラ: 「………で、どうしてこうなっているのかしら?」
RL deburu: 翔冶「………エーと、それは、だな」
ステラ: ちょっと前に別れたときより、包帯の面積が広くなっている気がする。
RL deburu: ベットに上に、包帯巻きの上、拘束されている
ステラ: そんな翔治を尻目に、傍らの椅子に座り、リンゴの皮をむく。
ステラ: 「また言うこと聞かなかったのね」
RL deburu: 翔冶「その…奴の気配が、近づいてきたから……病院の中でおそわれたら、大変だから…な?」
RL deburu: 翔冶「いや…ちゃんと医者の許可はもらったぞ?」
RL deburu: 医者曰く
RL deburu: 目の前に出された白刃は、恐怖だった、そうです(ぇ
ステラ: 「それは脅迫というのよ。…どうして私に連絡しなかったの?」
RL deburu: 翔冶「いや、その…ステラも忙しそうだし、
俺だけでも、いけると、思ったから…」
RL deburu: 段々と、声が小さくなって行く
ステラ: 皮をむいて一口サイズに切ったリンゴを爪楊枝で刺し、身動きのとれない翔治の口元に運ぶ。
RL deburu: 翔冶「あ、あんがと」アーんと大きく口開け
ステラ: 「まったく…ケガの分を入れていなかったでしょう。だから貴方はまだ未熟なのよ」
ステラ: 大きく開いた口に、リンゴを放り込む。
RL deburu: 翔冶「むぐ…らって、ほの…むぐむぐ…げふっ、ごほっ」言い訳しようとして、リンゴが喉にひっかかったのか、むせる
ステラ: 「ほら、口に入れたまま喋るから…」コップに水を入れ、翔治の口元に運ぶ。
RL deburu: 翔冶「んっ…んくんく……ふぁっ し、死ぬかと思った」
ステラ: 「落ち着いた?…あまり無茶しないようにね」
ステラ: そう言ってコップを置くと、すっ、と立ち上がり
RL deburu: 翔冶「ぅいっす…判った」
ステラ: 「それじゃ、他の患者も看てこないと──怪我人が一人運ばれてきたはずだし」
RL deburu: 翔冶「ういー…なんか、くらくらするから、寝とくよ」手を振ろうとして…動かせない事に気づく
ステラ: 「ええ、おやすみなさい。そして、何度も言うようだけど……強くなりなさい」
RL deburu: 翔冶「ん…了解…
一応、頑張ってるんだけど、なぁ」ぽつりと呟き、目を閉じる
ステラ: そう言って去っていく。傍らの椅子の上には、先ほどまでかけていた、外套が一枚───
ステラ: 「さて、父上にも報告しないと………」
ステラ: 去り際にそう小声でつぶやき、病室を去る。新たな患者を看に行くために。
ステラ: 看護服は、有能な『戦士』を見定める“戦乙女”であるとともに──彼女の看護婦たる、証なのだから。
RL deburu: シーンエンド