RL deburu： ソフィア「ラティアさん…今回の聖務ですが」
ラティア： 「はっ」
ラティア： 跪き、頭を垂れたままに短く答える。

RL deburu： ソフィア「力ある、”魔杖”と呼ばれる存在の封印が解けたそうです」
RL deburu： ソフィア「その力を見極め…人々に易をなすとみれば、回収を…」
RL deburu： ソフィア「害のみであれば…封印または破壊をお願いします」

ラティア： 粛々と響く、鋼鉄の女の声。
ラティア： 黙したまま聞いていた少年が立ち上がる。

ラティア： 「承りました。」
ラティア： 手が、軽やかに虚空に聖印を刻む。

RL deburu： ソフィア「では、直ちに聖務に付いてください」
RL deburu： ラティアの前に、一個のクレッドクリス

ラティア： 「は……」
ラティア： 答えつつ、それを手に取る。
RL deburu： 中身は、３シルバーです

RL deburu： ソフィア「良い報告を待って居ます」
RL deburu： 聖印を刻み、ラティアを見つめる

ラティア： 「必ずや。氷の導きのままに。」

ラティア： 長々とした会話など不要だ。
ラティア： 使命を共にする者同士の会話とはそう言うもの。
ラティア： 鋼鉄の女の穏やかで、だが怜悧な視線を背に身を翻す。
ラティア： その背に、虚空に刻まれた聖印を背負い。
ラティア： “嵐”は災厄の街へと放たれた。





RL deburu： シーンエンド

---