《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“oracle”

エンディングフェイズ3rd
メインキャスト:ナナシア
シーンカード:カゲ
舞台:課長室
RL TIO
そうして、本社・後方処理課課長室。
幾分くたびれた様子の早川が貴方を出迎える。
早川「報告を聞きましょう」
ナナシア
「事件の概要は当初の想定どおり、軌道からの攻撃ということでした」
報告の言葉は、いつものように砕けたものではない
「手管は、平たく言えばセキュリティホール……」
「というか、構造的、コンセプト的な弱点を突いた、義体の操作・誘導」
「既に誘導を行われていた義体はほぼ無力化を終えています。犯人は、その際にBHにより逮捕……」
「あとは事後処理になりますが」

「いかが致しましょうか」
RL TIO
早川「任せます。適当に処理して」
RL TIO(裏)
適当、は 軍隊的な意味で。
黒沢(裏)
|っ-∀-)っ 「タレ」ですかw
ナナシア(裏)
千早の関与か、義体の欠陥?か どっちを伏せようか悩んだのですが
企業人的には千早の関与ですが、シナリオテーマ的には手管を二度と使えないようにした方がいいと思います
が、後者の使い方で経験点は入りますか
というのが差し当たりの質問ですねw
RL TIO(裏)
|- ̄) 一度発覚した以上、義体メーカー側も、よく分からないながら対策を進めますので
|- ̄) 誰かが同じことをやろうとしてもそうはできません またそもそも誰でもできるわけではありません
|- ̄) できたら困るとも言う
|- ̄) ルール的には天罰の効果がアクト終了で切れます
パサーバイは非常に非常に特殊な存在だったと思いねえ
ナナシア(裏)
まぁそうなんすけどねーw では千早の関与を消しますか
ナナシア
「それでは、BHとの交渉に当たります」
「犯人の発表の際に、うちの抗争である……というよりは、」
「パサーバイが千早所属であることを伏せていただきましょう」
ふ、と小さく笑う

「前線や職員には生真面目で厄介なのが多いですが」
「最上層に上手くやれば話のわかる人間がいるのがBHの良いところですね」

《完全偽装》宣言
ナナシア
DIVINE WORK《Under Kover》

千早の抗争は裏の世界では日常茶飯事。それは裏の人間同士で伏せることではない。
ただ、それが『噂』のレヴェルの世界まで及ぶのは困る。
関与さえ伏せれば事件は表に出ていい。なにせこちらには遠かれど身内の技術、というアドバンテージがある。
事件自体は表に出た方が『ビジネスチャンス』だろう
ナナシア
「よろしいですか?」
RL TIO
早川「ええ」

ナナシアの案を聞いて、簡単にそう返したのみだが、
ほう、と一息をつき、目頭を押さえている辺り、どことなく安堵したように見える。

早川「……ややこしい案件を、よく実働一人で片付けてくれました」

――この一件に関して、関係各所との折衝やナナシアの義体のメンテなど、手続き諸々を総務に頼ることはできなかったため
いちいち早川自身が片付けていたようである。
そろそろ若くないってのに、と、ぽつりとこぼす。
ナナシア
「………」
少しだけ、沈黙を挟み
「感謝します」
RL TIO
早川「仕事ですから」
ナナシア
「いえ、自分のことで必死すぎるのと、昔から言われているのですが――わたしは鈍感ですので」
「つい、忘れてしまう。わたし達が護ろうとしているのが何なのか」

「千早と」

「千早に住む、わたしの周りの支えてくれる人々」

「それが私達の世界でしたね。課長。ありがとうございました。お疲れ様です」
RL TIO
課長「明けたら飲みに行くわよ。丙種適合食も出す店、知ってるから」
ナナシア
「はい。それでは、速やかに折衝の方を終わらせます」

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