《難攻不落》っ!!!　トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“oracle”

貸しビルの４階、小さな事務所。
粗末な応接セットに、インスタントコーヒーが出され
責任者が対面に座る。
「いや、千早さんにご面倒をおかけしまして申し訳ない」

「いえ、わたしは元々、こういうところから本社に異動になったので」
とはいえ、と呟き周囲のスタッフを見る

「もっと後方で、スタッフもここまでの練度はありませんでしたが」
首から上だけ、かろうじて貼り付けた人間らしいテクスチャ。その顔で笑いかける

「立ち位置と職種が違うだけです。――それで、何からお話ししましょう」

そうですね、と少し考える。最も気になるのは――
「敵の目星はついていますか？」

「組織的な仕掛けだとしたら、軌道でしょうな」

「そうでしょうか」

「イワサキとの関係は小康状態ですし、第一わざわざ我々を狙い撃ちにするほど、まどろっこしくはない」
「テラウェアもそうです。何せ本社とあの近さですからね。それに我々の得意先はもっぱら軌道なもので――」

手で自分の頬を撫でる
義体化しても小さな癖は残る
「（………）」

リサーチ：実行犯について
マイナー:銀の目
〈社会:ストリート〉【理性】8＋1＋6=15

スラム街からアサクサにかけて活動していたカタナで、ジィドという。
腕自慢ではあるが、ただそれだけの小物。暴れることしか考えないタイプで体よく使われていたタイプ。
軍用義体を入れていた。

「実は検死官に知り合いがいまして――誰かを犠牲者の婚約者ということにして話を聞く算段があるのですが」

「……わたし、『こんなの』ですが」

軽く目を閉じる
冷めたコーヒー。擬似的な消化器官も持たない、栄養摂取は専用のパッチで行う。
バックアップ時代から実力は中の下だった。あったのはサイバー換装の高い適正。
それを利用して、不足な戦闘力を義体換装でギリギリまで引き上げたのだ。
勿論、いつかは生活性の高い義体に換装するだろうが

「『そういう人間』として説得力は出るんでしょうか」

「そのままでも通用すると思いますがね。なかなかおかわいらし――いや失礼」
「まあ、我々の中にも実際、そういう演技に自信があるものはあまり。いざとなったらマスカレイドを頼ります」
「義体用の増設パッケージがあるので、必要でしたら言って下さい」

「前線要員ですからね、今は、お互いに」
苦笑いを返し
「まぁ、BC社内よりは外部のほうが説得力が出るでしょう。技能が似たり寄ったりならば、わたしが行きます」

「お願いします」
そうやって頭を下げる様は、やはりどうみても仕事熱心な日系サラリーマンにしか見えなかった。

堅護

登場Ｈ３切り
『酔って田原が話した昔の話』について

宣言すると回想シーンになるので表舞台で宣言になります

おお
すいません『古武道』について

ストリートで１５　自我、社会：武道家ならボーナス＋３

白兵戦闘を主体に習得する者は、往々にして気配やカンと呼ばれるものが研がれると言う。
古武道家などは特にそれが顕著で、生身でサイバーウェアの反応速度に追随し、義体の動きも見きる
”達人”というのが希にいる。
こうしたことのメカニズムは未解明だが――
狭い地形面積に個体能力を強化した人間がひしめいていることが突然変異を引き起こすとか
或いは、脳の五感に対する解釈を広げることで、普通はノイズとして除去される自分の感覚器情報を拾っているのではないか、という。
もしくは、無数の経験と過酷な状況が『無意識』に未来を予測させるのか――
以上

黒沢

登場でC3破棄。
リサーチはおがっちゃんの当たってた実行犯について。……資料の解析かねぇｗ

検死結果は警察か医療で１５

義体は“守宮”タイプ。義体ＯＳは『パラケルスス』。
脊髄回りのバックアップシステムが、異常な興奮状態を示している。
以上