《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ魔術争乱“りて らぬがゆえ”

■Climax#3
メインキャスト:ALL
シーンカード:カゼ(勝利)
舞台:●イワヤト・上空
《難攻不落》っ!!!TOPトーキョーNOVAオンラインセッションリプレイ魔術争乱“霧りて 中らぬがゆえ”クライマックスフェイズ3rd

TESTA in舞台裏: 上空・・・
Erinys in舞台裏: …………。 上空?w
シラノin舞台裏: 上空。


水神“Apsaras”
Illustration by kaji
RL伏見堂: 霧の晴れた空。
RL伏見堂: そこには一つの異形が浮かんでいた。

RL伏見堂: N◎VA全土に拡散していた霧。その全てが集合した存在―――
RL伏見堂: “水霊教典儀”によって封じられていた、水神「Apsaras」
RL伏見堂: その神が、今、人々の前に姿を現した―――

TESTA: 「Apsaras……だと?」
Erinys: 「…………あ」

シラノ: 「…………」  黙して、宙に浮かぶ『其れ』を見上げる。
Erinys: 「………――あれ、は?」 目の前のものに恐怖するように、手にもつ祝福された銃を取り落とし、TESTAMENTの背中に寄りかかる。

TESTA: 「……聖樹ファンヤンの元に住まう天の舞い手」
Erinys: 「………―天、の、舞い手?」
Erinys: かちかち、と恐怖に震えるように歯を打ち鳴らし、団長の背中を抱く。
TESTA: 「人間を堕とす存在。水を統べる存在……」
TESTA: 呆然としたままに独白のような言葉が口から漏れる。

TESTA: 「即ち……」
Erinys: 「………それ、は?」

TESTA: 圧倒的な存在感。
TESTA: それを前に人であるだけの存在が何を為せるというのだろうか?
TESTA: そう、それは―



TESTA: 「― 神だ ―」



RL伏見堂: その言葉の通り威光は、君達の上に降り注ぐ。
Erinys: その言葉にたえられなくなったように、ずるずると、座り込む。
Erinys: 「…………か、み?」
TESTA: 「……」

RL伏見堂: 神がその腕を振り下ろす。腕は伸び、触手のように伸び、鞭のように撓り―――
RL伏見堂: イワヤトの一角を叩き潰す。

TESTA: 「!エリッ!」
TESTA: 硬直した体を理性を総動員して従わせる。
Erinys: 「………――あ」
シラノ: 「?!」

TESTA: エリニュスの体を抱え、咄嗟にその場を跳ぶ!

Erinys: 「────っ」 声にならない悲鳴をあげ、団長に抱えられ
RL伏見堂: 頂上の一角が消しとび、破片が高度3000mから落下していく。
シラノ: 激しく揺れる屋上。すぐに回避運動を取るべきだと、体が、理性が、警鐘を鳴らす。

TESTA: 「剣碗!落ちて来るぞ!!」
シラノ: だが、崩落の様子を傍にしていながら、男は動けないでいた。

RL伏見堂: 『神―――そう、これが神だ』

RL伏見堂: 目の前の水神から声が響く。それだけで吐き気を催す臭気が立ち込める。
シラノ: ──止まらない。右腕を内側から突き破るような衝動が、右腕を震わす衝動が。
シラノ: シラノ・ロシュフォールという魂を凌駕して、体を侵食する『衝動』に拮抗するだけで、精一杯だった。

TESTA: 「……これが、オマエの、答えか」
TESTA: 会話を返すだけで精神を蝕まれる感触。

Erinys: 「………――団、長、団、長、団、長」 精神を壊されないよう、ただソレだけを繰り返す壊れたラジオのように

RL伏見堂: 『そうだとも、“TESTAMENT” これが世界を浄化する力―――…その一つだ』
TESTA: 「1つ?……」
TESTA: エリニュスの手を強く握る。それが存在の繋がりを証明するように。
シラノ: 「……他にも、あるのさ」



TESTA: 「……」
シラノ: 右手を強引に握り締め、その感触で理性を保つ。『衝動』に加え、圧倒的な神気を以って襲い掛かる彼の気配に、辛うじて抗う。
Erinys: TESTAMENTの手を、強く握り返す。ソレが最後の鎖だ、とでもいうように。

シラノ: 「“水霊教典、儀”……は、その、ひとつ。奴は…………これ以外にも、別の魔導書を欲していた」

RL伏見堂: 『“風精断章”“水霊教典儀”“■魔■書”“■妖古■”―――そして、我が主の“■■■■■”』

TESTA: 「そう、か……そして“神の御言葉”……検閲されている」

TESTA: 剣碗の言葉に何かが繋がりかかるが、それは意味を為さずに霧散していく。
Erinys in舞台裏: うお 伏字だッ
観客揚紅龍in舞台裏: 検閲されてるw 直で聞くと SAN値が下がります(ゲーム違
Erinys in舞台裏: 既に下がってる気がするっ
UR in舞台裏: 人間には聞き取れない音とかな
RL伏見堂: 『発見したもの、既に回収したもの―――どれもがこの、“水霊教典儀”と同じく神を呼ぶ魔導書』
シラノ: 「そして、手前ぇ、が、回収………し損ねた、魔、導書……」
シラノ: 「“虚神祭祀書”も、だろうが」  挑むように、『其れ』を睨む。

RL伏見堂: 『そう―――…“光 -Lux-”の持つ、最強の魔導書“虚神祭祀書”』
RL伏見堂: 『それこそが、悲願成就の鍵だ』
TESTA: 「“Lux”……アゼル」
Erinys: 「虚、神………先、輩、の?」
シラノ: 「“Lux”……そいつが、今……の、“契約者-User-”、か…………」

Erinys: 「ああ………………――先、輩、助け、て、僕、と、大切、な、人を……………――」 祈るように空を見上げる。
アゼルin舞台裏: すげぇ、カコイイ(笑)
TESTA in舞台裏: 知ったかぶりテスタん。 9割がPL知識(ぉぃ
Erinys in舞台裏: うおおw

アゼルin舞台裏: さ、 最強の魔導書とか言ってる(笑)
UR in舞台裏: 初耳ですのう(よぼよぼ
TESTA in舞台裏: 燃え度も萌え度も最凶です。
シラノ: 揮え、奮え───衝動が駆りたてる。こちらの身を引き裂かんばかりに、右腕が、『剣腕』が訴えかける。

RL伏見堂: 『祈るべき神はここにいる。そして神故に貴様らを許そう―――』

TESTA: 先ほどから汗が止まらない。
TESTA: 「(キミが抱えていた“闇”はこれだったのか……アゼル)」

RL伏見堂: 水神の躯の各部位から蝕腕が無数に発生し、それらは―――
RL伏見堂: 一斉に、三人へ―――…三人の居る屋上全てへと振り下ろされるッ!!

シラノ: が、辛うじて抑するように、右手をさらに握りこむ。……そこから流れるのは脂汗か、血液なのか。それさえも、どうでもよくなってきた。
Erinys: ガクガクと震え、汗が止まらない。だが───
Erinys: 「団長!」 護りたい、護りたいと間に立───



RL伏見堂: 『―――諸君らの、死をもって』

アゼル: 水の槍が炸裂する寸前―――
アゼル: 何者かによって、それらは打落とされる。

UR:  ――黎明の時を超え、

UR:   ――永久の彼方より喚び出したる無限の両腕――

UR:    ――大地を渡る金剛の両脚、天空と海原を羽ばたく鋼の翼――

UR:     ――我、祭祀を奉る書にして器、我と我が片割、力ある者の血を以て御奉る――

UR:      ――汝、虚ろなる骸、神の子にして万物の王、その無垢なる器を満たさん――



UR:  ――我は命ず――

UR:   ――出でよ

UR:     ―――虚神EOH!!!!光の輪纏いて、今此処に降臨せよ!―――



アゼル: 威風が吹く。背徳の街の頂上にて、超常の化身たる人造の神が、姿を現す。
TESTA in舞台裏: きたーーー
シラノin舞台裏: 真打、登場ーーー
Erinys in舞台裏: そして気分は、升席で相撲を見る環境にw
シラノin舞台裏:

TESTA in舞台裏: うあー
Erinys in舞台裏: かっけー
TESTA in舞台裏: かっけーw
Erinys in舞台裏: ゲームの一文みてぇだ……。
UR: 虚神召喚〈自我〉+〈分心〉+〈永生者〉【外界】6+永生者1+カードJoker=[21]

アゼル: 空間の断裂から、その鋼の躯を現し、光輪を背負い、シロの翼を羽ばたかせ、現世に顕現する。
UR: 天を砕く轟音、霧の海を両断し、夜闇を退ける光が、今、降臨する。

RL伏見堂: 『来たか―――“最強の魔導書” そして―――』
RL伏見堂: 『“虚神祭祀書の主 -Master of 「  」- ”ッ!!』



アゼル: イワヤト上空。雲をつく現代のバビロンの上空にて、二つの神が相対する。
Erinys in舞台裏: また、検閲がっ
シラノin舞台裏: 読みは、ますたー・おぶ・ぶらんく?
Erinys in舞台裏: ブランクなの?
RL伏見堂in舞台裏: 発音不可(笑)
TESTA in舞台裏: うははは
UR in舞台裏: ますたー おぶ じらい
Erinys in舞台裏: きっと、無色透明の属性なしだからーとかおもってー……じらい!?
シラノin舞台裏: なる。w <発音不可

シラノin舞台裏: ルーン文字でも、何の字も書かれていない石を占いに使うので、
Erinys in舞台裏: 使うねぃ
UR in舞台裏: ブランクルーンってあったねぃ
シラノin舞台裏: それをブランクと呼びます。……それにひっかけているのかな、と。
RL伏見堂in舞台裏: いや、本音を言えば 未定
シラノin舞台裏: あい。w
Erinys in舞台裏: いや、駄目だ 今のRLの泣き言を時空のハザマに投げ捨てる(ぽい
TESTA in舞台裏: うはw
TESTA: 「……遅いですよ」
TESTA: いつもの口調。彼らの登場とともに汗はひいていた。
Erinys: 「………先、輩?」 団長と神との間に、力を失ったように座り込み、その異形を見上げる。アレは、なんだろう、綺麗────
シラノ: 「……やっと来た、か」
シラノ: 名前だけが知れ渡る魔導書。その存在を裏づける逸話は絶えずとも、
シラノ: それを前にした者の話は聞いた覚えがない。──この目で確認するなど、もっての他。
Erinys in舞台裏: 押し上げてるw
TESTA in舞台裏: 敵の次は味方w
シラノin舞台裏: 神様の戦闘なら、も少し押し上げても罰は当たらないかと。w
アゼル: 『―――…UR―――…』
UR:  ――是は繰り返され続けた血塗られた戦い。終わり無き神々の闘争の一幕、現は虚に、虚は現と化す。――
アゼル: 『―――…ああ』

UR: 「だが、今、此処に汝があり、我がいる。それだけは変わらぬ。」
アゼル: 『………』頷く。姿は互いに見えなくても、最早気配のみで十分だ。

UR: 存在を感じる。信ずるにはそれで充分。そして、視線を“敵”へと向ける。
RL伏見堂: 眼前には水の神がいる。それは人の躯のようであり、しかし、どこか人外の雰囲気を漂わせている。
RL伏見堂: 輪郭は歪であり、今も、目の前で揺らいで行く。



アゼル: 『―――UR。…俺が居て、オマエが在るなら―――』

アゼル: 強く、言い放つ。それは、誓い。そう、我ら二人が挑むなら―――

アゼル: 『―――…勝てぬ摂理がない』

UR:  ――アゼル…―― 魂を擽る快楽、そして其れは自ら…そして共にある者に力を与える。
UR:  ――ああ。勝つぞ。――



RL伏見堂: 『―――言い切るか、虚神よ』

RL伏見堂: 水神が眼前にて、揺れる。

RL伏見堂: 『最強。その名、誰が着けたかは知らぬが―――誰が確かめたわけでなし。その神話、暴いてやろう…ッ!!』

アゼル: 水神を視、ふ、と息を吐く。
アゼル: 一つ、二つ―――三つと半分で己の拍子を取り戻す。
アゼル: 神ならぬこの人の身なれど、しかし、だからこそ―――
アゼル: 共に在るものがいればこそ、何処までも進める…ッ!!



アゼル: 『―――…征くぞ……“UR -Buddy/相棒-”』
UR:  ―――…“光”と成りし我が神の力、説くと見せようぞ。





シラノ: ……己の意思に反して開きかけていた右の拳。 けれど、それを今一度、閉じる。
シラノ: 神は今、己の右腕の中ではなく、目の前に居るのだから。 ──揮うには、能わず。ただ、人として、見守る。
RL伏見堂in舞台裏: あー、もー 何でこんなにカッコいいのかと、コイツら(笑)
TESTA in舞台裏: ああ、くそう かっこいいなぁ、もう!


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