《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“華燭の宴”

オープニングフェイズ3rd
シーンカード:カリスマ(啓蒙)
メインキャスト:アゼル
舞台:極点 ドゥームモスク
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RL shinji: 聖務を終え、その報告をしにこの地へと来ていた。
RL shinji: 雪と氷に閉ざされた大地は、神聖なる静謐を持って君を迎えてくれた。
RL shinji: 事後処理・確認・引継ぎ・etc……。
RL shinji: 煩雑な手続きがようやく終わったときだった。そのメールが届いたのは。

RL shinji in舞台裏: さて 煉君 メール送信、どぞ。 内容は承知の通りで、一つ。
煉in舞台裏: おおう
アゼル: 「……?」
アゼル: メールを展開、文面を開く。

煉:                『宛 : アゼル=クライス司祭 』
煉: 『 貴殿に是非ともお願いしたい事項があり………』
アゼルin舞台裏: し 司祭だったのかっ!?
RL shinji in舞台裏: 司祭だったのか!? 出世したな、兄弟
煉in舞台裏: 戦闘神父だろう!w 神父はキリスト教における司祭だッ!w
アゼルin舞台裏: いや、ほら。こう 司祭と、ちゃんと銘打たれたのは初めてというか。

アゼルin舞台裏: ・ω・) あと戦闘神父、と書いてあるが、実際はペーペーという可能性すらあったという
観客水沢in舞台裏: 書は持ってるがな。……聖書じゃないが
RL shinji in舞台裏: それどころか、『魔』導書。
煉in舞台裏: |∀−) うむ。 だが、煉も『魔』法使いだ。丁度良いわ。

RL shinji in舞台裏: そして気づく。 煉さん、柘榴より先にアゼルに知らせたね?
煉in舞台裏: 周囲にはぼちぼちやるぞ。と漏らしてたし アゼルにこのメールを送ったのだって8月とかそのあたりだぞ、きっとw

煉in舞台裏: これから準備するんじゃないかw
RL shinji in舞台裏: 今頃、兄弟弟子達は礼服の準備に 大慌てですな
煉in舞台裏: まぁ、式の宛が出来る頃に発表して日程調整だろうから。w
煉: やけに改まった切り出し。
煉: 何時もの慇懃無礼スレスレの態度とも違う────何処か照れ隠しの混じったような文面には

煉: 『──クリス=アーデルハイドを正式に妻として迎える為に、貴殿に祭事を司って頂きたく──』

アゼル: 「……」
アゼル: 文面を眺めながら、苦笑。

アゼル: 「……結婚、か」
アゼル: 自分には、まだ縁のない言葉だな、と思いながら読み上げていく。
観客よっちin舞台裏: 既に娘までいるくせに>アゼル
RL shinji in舞台裏: 嫁さん候補達は、何時でもOKだと思うよ>アゼル
観客Holy in舞台裏: ついでに娘も待ち望んでますよ。>アゼル
煉:           『──友人として、貴殿に祝福を受ける事を希望する。』

アゼル: 聖母殿所属の戦闘神父は、擬装用に正式な階位も持つ。
アゼル: もっとも、それが使われることは滅多にないわけだが――

アゼル: 「………」 
アゼル: デスクのイスが、ギィ、と悲鳴を上げる。
アゼル: 後ろにもたれかかりながら、同僚の女性に声を掛ける。

アゼル: 「――……すまん。スケジュールは……もう、出てた、か?」
RL shinji: 女性「ええ、でも今なら司教に話せば変更が――」

アゼル: 一応、大きな山は片付けた――……多少詰まっていても、どうにか開けてみよう。
アゼル: 感謝の意を告げ、部屋を後にする。



アゼル: 吹雪が、窓を叩く。廊下は日中でも息が白い。
アゼル: しばらく、廊下を歩き、上司であるマリーニ司教の執務室へ。
アゼル: ノックは二度、中の返答を待つ。
RL shinji: 「――入れ」応答はすぐにあった。

アゼル: 「……失礼、します」
アゼル: 重い音を立てて、扉が開く。

RL shinji: 室内は、司教という地位に相応しくなく、狭い。
RL shinji: 執務用のデスクと、壁の三面を埋める書棚を入れれば、殆ど余裕がないという程に。
RL shinji: 部屋の主。眼鏡をかけ、司教服に身を包んだ痩身は、手元の書類にサインすると君へと視線を向けた。

アゼル: 「――……休暇の、申請を」

RL shinji: ロベルト「ふむ。……一つ聖務を終えたばかりであるし、緊急の要件は確かにないな。だが一応、理由を聞いておこうか」

アゼル: 「……友人の、結婚式に」
RL shinji: ロベルト「成る程。それは十分な理由だ」

RL shinji: デスクの引き出しから休暇届けを出し、そこにサインを入れる。

RL shinji: ロベルト「A級特務が入らない限り、休暇は有効だ。その幸せな友人に、主と氷の祝福が在りますように」
アゼル: 「――Amen」

アゼル: 書類を受け取り、一礼。

RL shinji: ロベルト「……ところで、アゼル。篠塚煉、という人物を知っているかね?」何でもない世間話をするかの様な口調。
アゼル: 「……?」

アゼル: 当の幸せな友人の名だ。なぜ、司教が?

アゼル: 「……“Wizard”? …特級ニューロの?」
RL shinji: ロベルト「ああ。第一級の危険人物として、うちのブラックリストにも載っている」
アゼル: 「………………」

アゼル: 何をやったんだろうか。だが、彼ほどの人物であれば――……確かに。自分の行動の障害になる法などは、気にも留めないだろう。
RL shinji: ロベルト「“異端-浄化派”の構成員という未確認情報もあり、何度か封殺指定も受けている人間だ」

アゼル: それ故の魔法使い。魔の法を使うもの。

アゼル: 「…………“氷の静謐”?」
RL shinji: ロベルト「ああ。同時に複数の地で所在を確認される等、こちらでも追いきれない相手でね」
アゼル: 「…………」

アゼル: ――似たような相手を、知っている。

アゼル: 「……留意、しておきます」
RL shinji: ロベルト「そうしておいてくれ。休暇に入る君に、こんな気がかりを与えるのは、気が引けるがな」
RL shinji: 笑みと共に告げる上司。
アゼル: 「…………いえ。……失礼します」

RL shinji: だが、油断してはならない。世界中にいる、浄化派を初めとする真教の敵対組織に、常に目を光らせている男でもある。


アゼル: 後ろで閉まる扉の音を聞きながら思う。



アゼル: ……幸せになるために、ヒトはどれだけの犠牲を重ねる必要があるのか、と。
アゼル: そこにいたるまでの過程と、積み重ねた罪。因果を清算することは、たやすくはないのだと。



アゼル: 「――まだ、俺は――……縁がない、か」





RL shinji: シーンエンド
アゼルin舞台裏: 改造計画ッ 今こそ改造計画の時ッ!!!
アゼルin舞台裏: (´・ω・) やつをこっそり改造ですよ、煉さん
煉in舞台裏: |∀−)
観客よっちin舞台裏: 太輔「改造?改造?」
アゼルin舞台裏: (´・ω・) っぽいのに、チェンジセルフをですね?
RL shinji in舞台裏: Σヤメテ

煉in舞台裏: 風音「萌えっこくん改造計画〜〜〜〜っ♪」   (SE:どんどんぱふぱふ♪
RL shinji in舞台裏: :げしっ
煉in舞台裏: 風音  (。_ _)。 あぅんっ

柘榴in舞台裏: 「ぃぁ……ゃめて……くだ、さい………」
アゼルin舞台裏: (´・ω・) mate
アゼルin舞台裏: まて
煉in舞台裏:             モー|∀−) 「ずっぎゃーんっ♪」
RL shinji in舞台裏: Σそっちもマテ

アゼルin舞台裏: 一応ではないぞっ そこは要注意だッ
アゼルin舞台裏: いいなっ                                あくまでもににた別のヒトだッ

煉in舞台裏: 煉に対する風音みたいな感じだなッ?!
アゼルin舞台裏: (´・ω・) うむ。だから、まあ、そういうこともある、よね?
RL shinji in舞台裏: いや
アゼルin舞台裏: (´・ω・) ただ、本人がその光景を見ると、精神崩壊しそうですが。


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