《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“銀色の虹” ─反撃─

RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ジヴはどーしよかなぁ。w
|っ-∀-)っ 柘榴のシーンだぁー
柘榴(舞台裏)
あ 俺何か指定あんの?
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ いや、ないよ。w 希望舞台聞こうと思ったんだがw
柘榴(舞台裏)
じゃあ煉とジヴリルと3人で ク・リトルの草原。
エンディングフェイズ4th
メインキャスト:柘榴
シーンカード:ミストレス
舞台:ク・リトル・リトル近郊   草原
柘榴
心地よい風が吹き抜けて行く。

「かくして世界はこうなった――まぁ報告は以上、かな」
煉にそう告げる。
「詳しいレポートはジヴリルに任せる、俺の仕事でも無いしな」
RL揚
ジヴリル「───…レポートって言ってもね」
煉「…僕らは繋がってる、からね」
柘榴
「ま、手間が省けて良いんじゃん」
頬を撫でる風は少し冷たい。
この草原が好きだ。
RL揚
ジヴリルは、陽に透かすように、一つのデータクリスを摘まみ眺める。
ジヴリル「……こいつが教えてくれた。あの“虹”が」
 …それは、マスカレイドの人格チップと似ている。
柘榴
「俺から言えることは――うん」
一拍置いて
「結局、“銀灰”は篠塚煉に一生着いて回る問題だと想う」
「貴方が生涯を賭けて戦う義務だと、想う」
「根絶は不可能、けれど――けれど、俺が集めたように、貴方はあれだけ愛されてる人だから」
「俺も手伝うから、頑張ってください」
「ジヴリルも、ね」
RL揚
煉「言われるまでも無いさ… “黒”の楔を引っこ抜くのも、沢山の手順の一つ。これからも頼むよ」
ジヴ「……ん」
ジヴも軽く頷く。
柘榴
ジヴリルの頭に軽く手を添える。
RL揚
ジヴ「色々無茶苦茶言われたけど、柘榴の事、あいつらも感謝してたよ」
柘榴
「そうか……そうだと――嬉しいな」
苦笑する。
RL揚
ジヴ「“零能”も、“銀虹”も、最後は誰かに気持ちを託して行った」
ジヴ「ちゃんとココに残ってる」
  自らの胸を叩く。
柘榴
「それなら、お前はお前らしく、生きれば良い」
「それが、あいつ等の想いに応える事になるさ」
RL揚
ジヴリル「お陰でね、見えた気がするよ。目指すべきトコ」
柘榴
ニヤリと口元を歪ませる。
「俺を見習うときっついぜぇ?」
RL揚
ジヴリル「だぁれが。キミは“Surrideo0001”…だろ?」
柘榴
「ああ――俺の名だ。『何処かの誰かの笑顔のために』拳を振るう」
RL揚
ジヴリル「僕が目指すのは───“Arcus1113”」
ジヴリル「想いを架ける階…だよ」
柘榴(舞台裏)
虹? だっけ?
柘榴
「答えが見付かったならそれで良いさ」
頭から手を退けて、ジヴリルの胸に拳を突きつける。
「頑張れよ」
RL揚
ジヴリル「応っ………と」
柘榴
「それじゃ、俺はこれで」
コートを翻す。
RL揚
煉「おや、どこへ?」   珍しい、とばかりに。
柘榴
「煉さんも何時までもへばってないで、現場復帰したほうが良いですよ――じゃないと……」
「追い越しますからね。貴方を」
ニヤリと笑って付け加える。
RL揚
煉「その台詞、次に吐く時は武力以外の点で挑んでおいで」
 ひらひらと手を振り
柘榴
「デートですよデート。最近出来た彼女とね」
「これがまぁひねくれモノで誰かさんそっくりで。もう遺伝子レベルまで」
RL揚
煉「アレは、その点僕より厳しいと予想する。精々敷かれない様に気を付けな」
柘榴
一際強い風が吹く。
結局の所、これはそういう御話。
託した想いが、託された想いが紡ぐ、無限の力。
“絆”
それは誰にでもあるけれど、目には見えなくて、多くの人は気がつかない。
それでも、それを信じて、前へ進む者達の、一寸した物語。





トーキョーN◎VA the Detonation
Arcus1113
“銀色の虹”

─反撃─




─── XYZ

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