《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“銀色の虹 with 魔術争乱”

エンディングフェイズ2nd
メインキャスト:西島
シーンカード:カブトワリ
舞台:館山港埠頭倉庫街
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ にっしー1番手行くかい?
|っ-∀-)っ やべぇ、ニューロデッキが無くなるw
|っ-∀-)っ にっしーだうぞ。w
西島(舞台裏)
じゃあ行こうか
|- ̄) 舞台は
|- ̄) 浄化派残党のアジト
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 承認。轟ッw
|っ-∀-)っ 状況とかも全部任せよう。w
西島
きぃ、きぃ、と鳴っている。
潮風で錆びた換気扇が軋んでいる。
館山港の、小さな貸倉庫――
首にロザリオを下げた男女が、十人前後、たむろしている。
いずれもが労働者か事務員風の格好をしているが、
その実、手配した旅券で夕刻の脱出を待つ、テロリストであった。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ うおおおっ?!w
晃(舞台裏)
BGM変った、俺の中でw
西島
いずれも、武器を持たないように見えて、手足の先に剣呑な刃物を仕込んでいる。
入り口脇に立つ男は、右腕の内蔵ショットガンの安全装置を外していた。
神父が祈りを詠じている。
散っていった同胞の、魂の安らぎを。
汚れた街へ、いつの日か下る天罰を。

「――Amen」

それが、神父の発した最後の言葉になった。
換気扇を小刀で切り外した影が、飛び降り様に投げはなった手裏剣が額に突き立ち、倒れ、
流れ弾を厭わずショットガンを撃った見張りの狙いを擦り抜け、
薄闇の中、濡れ手拭いを叩くような音が、一つ、また一つ――

「――手配中の者を十一人、始末」
影が刀に拭いをかけて納め、骨伝導無線機に向けて囁いた。
西島(舞台裏)
|- ̄) 大佐に登場を請います
RL揚
                  『此方でも確認しました』
              無線の向こうで返答が返る。
西島
事情聴取では、包み隠さず成り行きの全てを話した。
日本軍人の殺傷では正当防衛を主張――
同時に、浄化派残党の情報提供と、
指揮権絡みの残務処理にごたつく軍部に代わっての追跡・掃討を取引に持ち出した。

「これであらかた、というところでしょうか」
RL揚
                  『ええ。先ほど拾ったデータクリスはこちらの解析に回してください』
                  『恐らく、彼らの拠点に関する情報が残っている筈です』
              ───消去の暇も与えなかったのだから。
西島
「処理班に、渡しておきます」
RL揚
                  『ありがとうございます』
                  『貴方には大分ご迷惑とご苦労をお掛けしましたね』
              ───そう労う大佐の声には、多分の皮肉と、疲労、苦笑などが入り混じっている。
西島
「益になることは、何一つできませなんだがね」
どころか、危うく一帯を焦土に帰すところだった。
RL揚
                  『あのタイミングで声を掛けて頂いて助かりましたよ』
                  『3年前のクーデター騒ぎからこちら、
                   内部のゴタゴタが市井にまで迷惑を掛けている。
                   正直頭が痛い状態でしてね』
                  『お陰で今回は、黄泉千五百軍に指示を出した者の不始末と言う形で
                   決着が出来ましたが』
西島
あの後、大人しく書が“投降”した以上、核ミサイルの発射は不的確とされ、ヨモツイクサの上部が発言権を失したことになったのは、想像に難くない。

「……」

記者会見と寸分違わぬ青年将校の顔と声でそう語る大佐の真意を、
推し量ることなどは、できるわけもない。
だが、利害が一致している以上は、穿つことはない。少なくとも今この時は。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 黒い。
|っ-∀-)っ ひたすらに黒い。
フェルト(舞台裏)
最後までこのノリでいったなぁ西島さんはw
晃(舞台裏)
うむw
RL揚
              ───それを裏付けるように
                  『こうして釣り合いを取って頂いた事も在ります』
                  『この件で今後、貴方と、スラムの街の皆様、
                  『そしてこの件の解決に尽力していただいた方々に
                   何かを問うような事はしないと約束しましょう』
西島
「……では、ここの後片付けが終わったら、暫くは家で寝転がっていることに致しましょうかね」
「なんにもせずに、向こう一月くらいは、ぼぅっとしていることにしましょう」
RL揚
                  『軍人と剣客は、そうして過ごしている方が良い』
西島
「違いない」

「――そう、そう」
RL揚
                  『何か?』
西島
「件のモノの管理、一案がありますが、どうですか、乗りますか?」

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