《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“銀色の虹 with 魔術争乱”

エンディングフェイズ4th
メインキャスト:フェルト & 晃 & ……
シーンカード:ニューロ
舞台:スラム街 真教スラム救世教会 前庭
フェルト(舞台裏)
出足は晃に任せる
さて ラブラブ度で負けるわけには行かんのだが
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ
|っ-∀-)っ やべえ、今脳内で、 フェルトにあかんべーってしてるエリンの姿が
フェルト(舞台裏)
Σいないんだろ!?いないよな!?w
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ
|∀- )っ
 荒れ果てたスラム街。
 だがそれでも、人は生きていく。
 何時かのように、何時ものように。

 じゅうぅぅぅっ

 肉の焼ける音が響く。
 一キロ幾らかの合成肉。
 破壊されたヴィークルのフレームを剥がし、
 熱を篭めて、簡易の鉄板とする。
 元々は、そう言う物であったらしい。

 ちゃっ ちゃっ ちゃっ

 軽快な音を立てながら、コテが舞う。
 周囲には子ども達の人だかりが輪になっている。

「 はい。1枚ずつだ。数は足りている。焦らなくて良い 」

 教会の周囲。
 避難した人々への炊き出し作業をしているのは。
 仕事の途中、協会と日本の間の交渉作業が難航し。
 足止めを食っている晃だ。
晃(舞台裏)
あ、ジヴから来ると良いよ。 伝言しとかないと。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ OKw
フェルト(舞台裏)
なんすかこれ ぱらぱらと 全員集まってくる流れなんですかね
RL揚
ジヴ「僕までご相伴に預かって良かったのかな?」
「構わない。人手は多い方が良いからな」
 告げて、肉を渡すと同時に、無言で鍋を指差す。
 働かざる者と言う奴だ。
RL揚
ジヴ「あい・さー」
    軽く笑い頷く。
    どうせ、連れの銀髪少女は言われる前から子供たちの面倒を見てボランティアを開始している。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 背景に真央を登場させて見たり
|っ-∀-)っ 晃から伝言を貰ったらジヴはそのまま背景に溶け込むけどw
ああ、と無愛想に頷くと。
また、鉄板を焼く作業を再開する。
鉄板は火が命。
火の元力を操るとは言え、その扱いは。
いまだ、伝説の鉄板師であった亡き母に遠く及ばない。

「そう言えば……君に伝言があった」

「“彼”からだ」

鉄板に向いながら、告げる。
RL揚
ジヴ「………───?」

ジヴ「………か、れ………?」   誰だ

             思い当たる筈がない。それは───
「 銀灰。此度の“妖魔来寇”のMASTERだ 」

告げて、傍らに置いてあるジェラルミンケースに目線を落とす。
RL揚
ジヴ「え? ………なんて」
「───貴様のような奴の顔は見たくないのでこちらに来られては迷惑だ」
 そう、告げていた。
 ただ、それだけを告げる。
「 伝言は以上だ 」
RL揚
ジヴ「………───」          まさか。嘘だ。………そんな、否定の言葉すら浮かばない。
「最期の言葉だ。確かに伝えた」
RL揚
ジヴ「───そう」
ジヴ「ありがと………」
礼の姿勢のまま俯き加減で、髪が表情を隠す
「後、仕事が済むまで、暫く“彼女”を預かってくれ」
 その様子を見ず、無骨に続ける。
「何となく、今は君が持っていた方が良い。そう、思った」
 告げて、ジェラルミンケースに視線を投げる。
 ほんの数時間も無い間だが。
 それでも……と、ふっと気まぐれに思った故に。
フェルト(舞台裏)
その持っていた方が良いというのは なんだw
晃(舞台裏)
ああ、炊き出しが終るまでの三時間ほど ジヴが見ててくれってw
何となく、そうしたほうが良いかなって、ふっと思ったから。 懐かしい気分もあるだろうしね。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ………焦ったw そう言うことかwww
|っ-∀-)っ フェルトの帰還時は自重させろとwww
フェルト(舞台裏)
そう 俺も同じこと考えてましたw
晃(舞台裏)
ふははhw じゃあ、ジヴが背景に溶けたら フェルト、来ますか。
RL揚
ジヴ「………ん」

 軽く首肯しケースを預かると、「少し休む」と言って、
 炊き出しに添えて並べられている椅子とテーブルの方へ歩いていった。
「……」
 その様子を見やると。
 また、作業に没頭する。微かに、何かを紛らわすように。
 また、肉の焼ける匂いが立ち込める。
フェルト

その背に
声が、かかった

「ああ、」

「先のは良い気遣いですね、晃」

いつか聞いた声

「やはり再会は2人でなければ」
フェルト(舞台裏)
意訳:あの女が邪魔だったので出待ちをしていました
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ なんて奴だ、そんなにきらいくぁっwww
エリン|っ-∀-)っ 「きぃ、半かけの癖に生意気よっ」
フェルト(舞台裏)
キャストとしては大嫌いですねきっとw
「……」
手が止る。
「…………」
ついで、微かに呼吸を置いて。
「今回は、随分と早かったな。驚いた」
振り向き、何時もの仏頂面で呟く。
慣れていれば、
気付くだろう。ほんの微かに、その口元が綻んでいることに。
フェルト
「本体はまだあちらです。迷惑をかけた義理もありますし、責任を問われる人も可哀想でしょう?」

いつでも引き出すことは出来ますが、と付け加え
「違いない。ついでに、整備もしてもらえるしな」
フェルト
ええ、と頷く。
「彼らといえども"神"の再生は出来ないでしょうけれど、"わたし"の再生は試みるはずですし、ね」
「それになにより」

「わたしは役目を一つ終えた。次の役割が見つかるまでは、必要のない力です」
「大きすぎる力は重い。わたしはあなたの重みになりたくない」

「なにより、役割の初めと終わり」
「その間しか見てこなかったわたしは」
「役割を終えた後のあなたを、見ていたい」
「“幕間劇”と言う物だな」
「それは……とても楽しそうだ。今まで、持てなかった時間だ」
 告げると、すっとコテを手渡す。
フェルト
「はい」
「ここでやって行くならば、君はまず鉄板を覚えるべきだろう」
 仏頂面に告げると、ひょいと手を重ねる。
フェルト
「神を奉る魔導書にこんなものを握らせるつもりなんですか」
ため息と共に答え
受け取り、手を添える
「神の力も良いが、当座はこちらの方が役に立つ」
手を重ね、そっと指導を始める。
「何、魔導書でもすぐに覚える。要は、反復だ」
フェルト
「はい」
その声には
今生で初めて晃が聞く色が含まれている
"笑顔"の色が
フェルトを少し眩しげに見やり。
「大丈夫だ。妖魔来寇は半日で、基礎は覚えた。君もすぐだろう」
安心させるように、そう告げた。
フェルト(舞台裏)
Σエリン手伝ったのかよ
真央(舞台裏)
(-■_■)優秀だ
晃(舞台裏)
魔導書でも出来ると、 安心させようと。
RL揚(舞台裏)
エリン「なんでわたしがこんな事を」 ぶつぶつ(でもやる
フェルト
む、と唸る
「わたしが最初じゃないんですね」
またあの女……。と微かに呟き
「鉄板なら、幾度か教えたことがあるが……?」
 微かに首を捻る。
フェルト
「"わたしたち-魔導書-"では、って意味ですっ」
西島(舞台裏)
|- ̄) 寝取られ展開
フェルト(舞台裏)
だめだな 面白い これからも2冊1セット運用が 基本な気がw
「 ? 別に、不都合がある訳でもないだろう」
「何事にも、先達があるというのは良いことだと思うのだが」
 やはり、首を捻りつつ。
フェルト
その一言に機嫌を損ねたようで、晃を無視して鉄板に向き合う。
西島
「精が出ますね」
のんびりと声を掛けてきた男は、
三歳ほどの、白銀色の髪をした童女を抱いて、同じ色の髪の女性を連れている。
「西島先生。お世話になってます」
 頭を下げる。
西島
「だから、先生は……」 頬を掻いて、
「王河の親分さんに口を利いてもらったお蔭で、面倒なく鉄板焼けてます」
 実直に頷き、ふっと口元を和らげ。
「“若先生”でしたっけ」
西島
「ヤクザ屋さんも、教会筋には弱いんですよ。……いや、もう、任せます」
「こっちは、家内の雪歌……と、娘の想歌です」
「これはどうも」
 やはり、実直に頭を下げると。
「紹介が遅れました。こちらが、自分の……」
「そうですね、家族のフェルトです」
 傍らの少女を紹介する。
フェルト
西島と目が合う
少しだけ目を閉じ
「あのときは、ありがとうございました」
言葉と共に、小さく微笑む
西島
「いいや、俺は、何も。……しかし出てこられたようで、良かったですよ」
フェルト
「はい」
「あなたのおかげで晃に会えた」
「あなたのおかげで、今笑えている」
「わたしは、幸せです」
西島
――どうせ、力を失った書。なら、映し身を解放しても障りはないのではないか、
と、先の大佐との会話で、そう提案した。

書に関わる件、後手に回っては如何ともしがたい。なら、市井に泳がせた方が情報を吊る餌になる。
また、人界との関わりを持たせ、精神性を人間のそれに染めれば、却って御しやすいだろう。
人質に使える友人・家族も勝手に増やしてくれる。
西島当人としても、浄化派の注意を引く疑似餌があるのは、願ってもないことだ。
晃(舞台裏)
黒ぇw
フェルト(舞台裏)
いや最終決戦段階でどっかのだれかが速度0にしやがったので、確かに力を失ったと言えなくもないw
うごけないしw
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ぶぱwww
晃(舞台裏)
刺にしないと、屠れないかもしれなかったじゃないかw
フェルト(舞台裏)
正に最後の力!西島の取引の伏線になっていたとは!w
西島
「――いや」
曖昧に笑って、軽くかぶりを振る。
「本当に、何もしていませんよ、俺は」

人間は良いことをしながら悪いことをし、悪いことをしながら良いことをする。裏と表、右と左。
矛盾を抱えて、本心からか、苦い思いからかで、笑うのだ。
フェルト(舞台裏)
い いかん すごいダメなこといいそうになったが どうしよう
晃(舞台裏)
ふはは。ごうごうw
西島(舞台裏)
|- ̄)
フェルト(舞台裏)
いや やめておくw 後で裏で言うw
ああでも これ言うとエリン出易いかな よしいくか
フェルト
「はい」
「では、奥さんもいらっしゃいますしそういうことにしておきましょう」
コテで鉄板を擦る
「わたしはつい先ほど、そういった心の機微を学びました」
西島
「は?」
「……?」
 首を捻り、怪訝とフェルトを見やる。
西島
「い、いや、何か語弊がありませんか、それは」
真央(舞台裏)
(-■_■)泥沼だな
晃(舞台裏)
げぇっw
西島(舞台裏)
|- ̄) げほ なんてことを いいやがるこの子は
晃(舞台裏)
うっわぁ。 ジョーカー切った。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 何を やらせる気だこいつはwww
フェルト(舞台裏)
ほら なんかエリン出やすそうな流れじゃね ぐでぐでに持って行くのに丁度良いだろ
西島(舞台裏)
|- ̄)
(= ̄- ̄) RL
(= ̄- ̄) 訝しげな視線の一つもくれると嬉しい(ぇ
真央(舞台裏)
(-■_■)そ 自ら信管を抜きに行った
RL揚
                   「成る程、早速新しいマスターへ乗り換えですか“黎明教書”」

何処からか響く女の声。

西島の横合いからはやたらちくちくと突き刺さる嫁の視線。

遠くの方で、晃に手を合わせながら頭を下げているジヴ。
「(彼はどうして、頭を下げているのだろうか……)」
RL揚
                   「ではこちらのマスターは今後私の神を奉って頂くということで良いかしら」
ぐい、と晃の腕が引かれる。
フェルト(舞台裏)
ほらだんだん カオスが形成されつつある
フェルト
からん、とコテが鉄板に転がる音

晃の背後で聞こえる

「空気を読みなさいこの泥棒猫ー!?」

声。
「鉄板に、大分汚れが溜まったな」
 真面目な顔で、カスの溜まった鉄板を見やり。
「新しいのと変えてくる。しばらく、そこで待っていてくれ」
「すぐに来る」
 ひょいと、エリンの手を外し。
 ゆっくりと、慣れた手つきで鉄板を外す。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 逃げた。
|っ-∀-)っ 逃げたぞこのマスター
フェルト(舞台裏)
逃げたwwww
真央(舞台裏)
(-■_■)待て!!と言って追いかけていきそうだな
「すいません、西島先生」
「新しい鉄板を使いたいのですが。何処か、良さそうなのはありませんか?」
 何故か脂汗の兄弟子を見上げ。
 至極、真面目な調子で尋ねる。
西島
「ああ、いや……」
袖を摘まれている。
「ふむ……では、少し倉庫裏を探してきましょう」
 困ったような兄弟子の様子に怪訝と首を捻り。
 振り向いて、二人を見る。
「ああ。では、一寸探してくる。エリン、フェルトに次の準備を教えておいてくれ」
「手順は、昨日教えた通りで十分だからな」

 そう告げて、背を翻す。
 一人、真っ直ぐに倉庫裏へと。
フェルト(舞台裏)
いかん こんなユカイなエンディングは 久しぶりだ
 背後で、賑やかな声が聞こえてくる。。
 大きな声で互いに叫び合う声。
 ついで、何かがひっくり返り。
 どたどたと取っ組み合うような音。

「 ………… 」

 空を見上げ、
 雲一つない、澄み渡った青空を見やり。
 自然と、口元が綻ぶ。
 
「 平和だな。天下泰平、世は事もなしか 」

 長く続く因果の螺旋に区切りをつけ。
 長き絶望の夜を越えた果て。
 晃と名づけられた我が身の名に相応しく。
 見上げるのは日の光。

 全ては終り……そして始まる。
 そう、今、この場から。

 背後で続く、終りのない騒ぎを聞きながら。
 全てが始まった、あの3000年来、聞いてなかった。
 二人の少女の声を背景に。

 晃・セレスティア・倉前は、大きく前に踏み出した。











トーキョーN◎VA the Detonation

“銀色の虹 with 魔術争乱”










──XYZ









 

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