《難攻不落》っ!!!　トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“銀色の虹 with 魔術争乱”

『主』





『戻ってきました』




『条理すらも乗り越えて、敵を討つために――！』










　　　　　　　──────　“世界律-Rule-”が認める　──────
　　　　　　　──────　“彼の男”は“此の書”の　──────
　　　　　　　──────　“真の主”である　──────



















　

ジヴリルと二人で、ストリートを歩き回る。
彼には“銀灰”だった頃の知識が当然残っており、 ──その時に拠点だった場所は全て処理されたり放棄されているとは言え、浄化派における“セオリー”の様なものはある程度知っている。
それに従ってジヴリルが気になるポイントを上げて潰していくと言う方法を取っている。
　
　
ジヴ「───とは言え、それで見付かるようなら苦労はしないんだけど」
　
探し始めて半日。回ったポイントは5箇所目………何れも通常の手段ではアクセスしづらい場所にあり、
効率もなかなか上がらない。
───そして、彼の言うとおり、現在の所は全てハズレだった。

「ジヴリルさん自身、身を隠す術には長けていますし相手もそうでしょう
「”黒の”アムール以外の意思を持って動けるという事もあります

「───」
二人で小声を交わしながら、とボロ屋の立ち並ぶスラムの中を歩き回る。
ジヴ「───僕ら………いや、あいつ等は───本当は、」
………何かを言いかけ
ジヴ「───いや、なんでも無い」
　　　　　　ぱた、ぱた、とトタンの屋根から水捌けの悪い地面に水が滴り落ちている音が響く。

「…………そういえば
自分の服装を見下ろして
「この格好って凄い場違いなうえに、目立ちますよ、ね

ジヴ「───………おお」

「まぁ、目立ったほうが良い時もありますから、多分これで良いのでしょう。多分」
言い聞かせるように頷く

ジヴ「そう、だね」　くす。
ジヴ「そのカッコも可愛いと思うよ」

「可愛さで相手が改心してくれるのなら、楽なのですけれど」
そう軽口を返しつつも

アドレスリサーチ：銀灰

社会：アストラル　コネ：“銀灰”orジヴリル　　　13　15　神業

ジヴ「………どうも、僕ら以外にも、“銀灰”達を探している連中が居るみたいなんだ」
　
13　　各魔術組織が奪われた呪物を奪回するために彼等を追っている。
　　　そして、もう一つ………軍が、テロリストである彼等の姿を探し回っている。
　　　それらを避けるために深く深く潜っている様子だ。
　　　何れも、囮である自我の無い量産型“銀灰”( ルール的にはトループ )に撹乱されており、
　　　本命を見つける事は出来ていない。
15　　　───それらの指揮を取る、“銀灰”の足取りが掴めた。
　　　NOVA軍基地に侵入し、破壊工作を行った後、やはりスラム街に入ったらしい。
　　　このエリアを拠点に活動している痕跡が見つかった。追跡が可能である。
　
　
ジヴ「───こんな所に、何が在るって言うんだろう」

「ＮＯＶＡ軍にはなからちょっかいを掛けるなんて
「どういう事でしょう。軍を動かす事にメリットなんてないはず………

顔を見合わせて、
　　　　　　　　　　………少年も軽く首を振る。
ジヴ「───分からない」

「強奪したという秘宝の力がどれほどなのかは知りませんがそこまで大胆な行動が出来るようになる、それほどの物？
「追跡するにしろ、その秘宝、魔導書……でしたか？それについても調べてみましょう
「スラムが火の海にならないうちに、解決するためには切り札を抑える事が重要です
そう言って、ジヴリルを見る。

彼は、真央の言葉に頷いたようにも見えるが………どこか遠い所を見て、考え込んでいる。

「何か、気になる事でも？さっきから時々上の空ですけど………

ジヴ「きっと、あいつ等は………キライなんだろうなって」

「嫌い………ですか？」
その意味を掴みきれず首をかしげる

ジヴ「………色々」
とん、と人差し指の先で真央の胸の真ん中を突き
ジヴ「───歪んじゃうぐらい」

「でも、その歪みも変えられる筈です。そう、信じてますから

きっと私の感覚と彼の言うユガミは違う
でも、そう言わないといけないような気がした。

………それ程に、
　　　　　　　誰よりも、ジヴリルの姿が歪んで見えた。










　

◎　フェルト

登場判定で外界2を切ります
リサーチは
"銀灰"と共にいた魔導書……魔導書と理解していいんだっけ。についてですが

社会：アストラル　楽園+3　　コネ：“銀灰”
10　13

10　　書の名は、“妖魔来寇”。その書の魂がかの少女である。金色の髪に、青い目を持つ姿で現れた。
　　　魔術協会に長らく蔵書されていたが、“銀灰”により強奪され、彼と契約した様子である。
13　　祭る神の名は“単眼鬼王”
　　　───嘗て、“■■教書”と呼ばれるようになる前の“■■■■”と■の前に現れた“神”である。

◎　晃

登場：D4切り
リサーチには、
奪われた魔術書のN◎VAでの行方、かな。

社会：アストラル　軍事　警察　企業　真教　　コネ：妖魔来寇　銀灰　ジヴリル　真央
10　13　15

10　　トーキョーNOVAに持ち込まれ、既に奪った銀灰により契約がなされている。

13　　その力の一部を使い、NOVA軍基地に置いて別なる魔導書“■■教書”を破壊した。
　　　元々、NOVA軍は元より浄化派である彼等のマークを行っていたが、
　　　この一件により軍の警戒レベルが跳ね上がっている。

15　　現在、スラム街の方へと移動している模様。
　　　真教聖母殿のエージェントの真央=ウェルマも同じくスラムにて追跡を行っている。

◎　西島

登場失敗S3捨て
ターゲットになりそうな銀灰とやらについて。前戦ったし。

社会：アストラル　軍事　真教　警察　企業　テクノロジー　　　　コネ：篠塚煉　ジヴリル　和泉大佐　アムール　etc
10　13　15

実弾が尽きてるんですよね
〈交渉〉＋〈コネ：マイケル=グローリー〉
【理性】８＋１コネ＋４＝１３

10　　真教浄化派“黒の”アムールにより作り出された“魔法使い”篠塚煉のクローン。
　　　基本的に自我が無く力はオリジナルに劣り、アムールの言うとおりにしか動けない。
　　　が、この欠点を改良した“調整体”は一定の自我を持ち、オリジナルにも劣らない力を発揮できるが、
　　　リスクも大きく量産も利かない。

13　　“銀灰”には、もう一つ特徴がある。
　　　───オリジナルである、篠塚煉とは違う力を持った“銀灰”を生み出す事が出来る。
　　　マヤカシ話風にいうなれば『別なる可能性の篠塚煉』を此方の世界にダウンロードする、
　　　と言う事になるらしいが。
　　　ジヴリル=クライスもそうして作られた“銀灰”の一人である。
　
　　　彼等は、現在、NOVA軍基地を襲撃した後、スラム街に潜伏している模様。
　　　NOVA軍の動きも活発になっている。