RL揚： 小さな部屋にベッドと小型のデスク・チェア───後は荷物を置くスペースもろくに無いような場所である。
RL揚： が。
銀： それは別に構わない……状況の確認をするか、襲撃を受ければ逃げる予定なのだ。

銀： 「――…よりにもよってあの“魔法使い”が重傷を負わせられる相手かぁ」

銀： 体に似合わぬトランクを見ながら苦笑い―――ヴィーグルでも手に入れなければ移動が困難だ。 銀： そう考えながら――“魔法使い”の敵に対して調査をし始めた。



RL揚： 社会：アストラル　真教　聖母殿　聖母領　警察　ストリート
RL揚： 成立　10　13　15

銀： [m1]銀の目
銀： [m2]シーカーズ
銀： [m3]マジックフォーメーション
銀： [Ｍ]〈電脳〉＋〈竜の一族/器物【電脳】〉＋〈社会：アストラル〉
銀： 【感情】６＋４（竜一）＋４（アウトフッツ）＋Ｃ５＝１９

RL揚： 成立　かの魔法使い、味方は多数いれど、あれで敵も多い。
RL揚： 　　　　だが、その中であそこまでの物理的な手傷を負わせるとなるとそう数は居ない───「はず」である。 RL揚： 10　特に、彼が、そして彼の「家族」が激しく対立している組織の一つに“氷の静謐”がある。
RL揚： 　　　特に活発に活動し、一際激しく火花を散らす存在が“黒の”アムールである。 RL揚： 13　“黒の”アムールが創り出した、“傀儡”に、“銀灰の魔術師”と呼ばれる存在がいる。
RL揚： 　　　“魔法使い-Wizard-”篠塚煉のクローン体であり、アムールはそのクローンを無数に創り出す事に成功している。
RL揚： 　　　クローンとは言え理論上は同じ力を持つ存在であれば、後は数の多いほうが勝つのは道理である。 RL揚： 15　“黒の”アムールと“銀灰の魔術師”が、現在世界中で活発に活動していると言う情報が手に入った。


銀： まじまじとプラチナムを見て
銀： 「割に合わないなぁ……」 銀： あれ一人でも逃げるしかないって言うのに複数ならもう係わり合いににも成りたくない。
銀： 「既に手遅れって気がするし……」

銀： その上謎のトランクだ。
銀： 最後の煉の言葉はきっと「銀灰の魔術師に渡すな」ということなのだろう
銀： 調べるしかない――…そう決断すると、煉の活動履歴を探し始める。



銀： リサーチ：トランクに関して
RL揚： 社会：アストラル　NOVA-3　コネ：篠塚煉
RL揚： 目標値　10　18

銀： [m1]銀の目
銀： [m2]マジシャン
銀： [Ｍ]〈電脳〉＋〈血脈：竜の一族/器物(電脳/電脳)〉＋〈社会：アストラル〉
銀： 【感情】６＋４（竜一）＋６（アウトフッツ）＋ＣＱ＝２６ 銀： （さてと、ログは何処かなぁ）

RL揚： 10　特に呪的な封印の類は掛けられてはいない。〈電脳〉で18も出せば鍵は開くだろう。
RL揚： 18　煉はこれを、南アジア大陸───　インドの辺りで手に入れたようである。
RL揚： 　　　中から、微弱ではあるが魔力の気配を感じる。重要な物が入っているようだ。 銀： （――…空けるしかないか）
銀： 調査をしてみた結果、状況は見えたが核たる根幹が見えてこない。
銀： 見極めないと、確定で死にそうな気がする。

銀： [Ｍ]〈電脳〉＋〈血脈：竜の一族/器物(電脳/電脳)〉【生命】３＋４（竜一）＋４（アウトフッツ）＋Ｈ７＝１８
RL揚： 鍵はあっけなく開く。 銀： 手をかけてトランクを開く――― ここまでくれば、躊躇うも何もない
RL揚： 中に入っていたのは───



RL揚： 中央に鎮座する、直系20cm余りの真球。
RL揚： 表面は、真珠のように光沢を持ち、滑らかそうに照明の光を反射している。
RL揚： そして、その周囲を柔らかな布が覆っていた。
RL揚： 何のことは無い、この大きなトランクの容積のほとんどは緩衝材だったのだ。 RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　　………──────………

銀： 「……カプセル？」
銀： 指でつんつんと球を突いてみる
RL揚： 表面は固く、そして、かすかではあるが、熱を持っている。
RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　　………───擽───………

RL揚： ぶる、と震えた気がする。
RL揚： どこからか声が聞こえた。

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　誰　？　───……… 銀： 「――…声？」
銀： 「どこから……」
RL揚： かすかな音がして、目の前の球体が微弱な光を放つ。

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　私　？　───………

RL揚： 存在を主張するかのように。 銀： 「君は誰？」
RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　私　？　───………

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　私　は　───………

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　　　───………

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　宝 玉　───……… RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　人　に　───………

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　“ 滅び の 宝玉 ”　───………

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　と　呼ばれる　モノ　───………

RL揚： 声に音は無い。
RL揚： ここまで聞いて気がついた。これは思念のような物のようだ。 銀： 「……滅びの宝玉？」
RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　そう 呼ばれて　いたの　───………

RL揚： 少しずつ、会話の内容が明瞭になってくる。
RL揚： ぎこちなかった会話の内容が少しずつはっきりしてくる様だ。

RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　あなた は 誰 ？　───………

銀： 「銀だよ。“魔法使い”――…黒装束の人に連れられてきたアン……君をどこかに運ぶように頼まれた」
RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　………───　銀　───………

銀： 何処に運んだものかと途方にくれているんだけどねと肩をすくめる

RL揚： 　………───　“魔法使い”は知らない 多分、目が覚める前、だったと思う　───………
銀： 「――…」
RL揚： 　………───　私を運ぶ…私の力を、使うの ？　───………
銀： 「――…使われないところに運んで欲しいそうだよ。」
RL揚： 　………───　　───………

銀： 自分もまた使う予定はないと告げる
RL揚： 　………───　そう　───………
RL揚： 意外そうな、安堵したかのような返答。 RL揚： トロンから小さな電子音が響く。
RL揚： 待機モードにしてあった索敵システムが、この建物周辺に不審な動きをする者が居る様だ。
RL揚： 何かを探すかのように動きながら近づいてくる───浄化派の息の掛かった者。

銀： 「早速来たか。逃げるよ――」
RL揚： 　………───　うん。　───……… 銀： 〈売買〉を【生命】で習得
銀： [m1] ナイトヘッドを起動
銀： [Ｍ]〈売買〉＋〈電脳〉＋〈血脈：竜の一族/器物(電脳/電脳)〉【生命】３＋４（竜一）＋５（アウトフッツ）＋Ｈ６＝１８
銀： グリューヴィルムを購入

銀： 「ちょうど足も到着したみたいだし」
銀： そういって宝玉を抱えるとちょうど真下に止めてあるグリューヴィルムに向かって 飛び降りる

RL揚： 　………───　きゃっ！　───……… 銀： トランクを入れるためのスペースに宝玉を収めしっかりと固定する。

銀： 「乗り心地は悪いと思うけど―――我慢して」
RL揚： 　………───　うん。気をつけて。　───………

銀： 轟音を立ててバイクが疾走する

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■舞台裏

RL揚： ◎　テレサ テレサ： リサーチ “銀灰の魔術師”
RL揚： 社会：アストラル　真教　聖母殿　聖母領　ク・リトル・リトル(笑　　　コネ：篠塚煉　ジヴリル=クライス　銀灰
RL揚： 10　13　制御値 テレサ： 〈社会:N◎VA〉【外界】4+D10－3=11
RL揚： 10　“氷の静謐”の“黒の”アムールによって作り出された“傀儡”。クローン体であり、その数は無数。
RL揚： 　　　だが、量産し兵器として扱うためオリジナルである“魔法使い”よりもはるかに制限された力しか持っていない。
RL揚： 　　　その制限を取り払った“調整体”にのみ注意すれば脅威では無いだろう。
RL揚： 　　　現在、この“銀灰”が世界中の呪的史跡・呪物を保管している施設を襲撃して回っている。



RL揚： ◎　アルフレート アルフ： 札がテラいいのでそのまま情報収集。同じ項目
アルフ： [ｍ]銀の目
アルフ： [Ｍ]〈社会：アストラル〉
アルフ： 【生命】５＋装備１＋HJ=１６

RL揚： 13　“銀灰”の目的は、呪物の回収。特に、「強力な存在を封じている」封印具を狙っているようだ。
RL揚： 　　　聖母殿から強奪された“深き者の聖典”しかり、である。
RL揚： 制御　調整体のうちの一人が、彼等のオリジナルである“魔法使い”と交戦して撃破した模様。
RL揚： 　　　　引き続き“魔法使い”が所有していたと思われる呪物を追ってトーキョーNOVAへと赴いたようだ。 RL揚： ◎　アニエス

アニエス： 登場判定：Ｈ３斬り

アニエス： リサーチ ジヴリルに似たテロリストについて
RL揚： 社会：アストラル　真教　聖母殿　ク・リトル・リトル(笑　NOVA-3　コネ：ジヴリル+3
RL揚： 10　13 制御値

アニエス： ………
アニエス： 〈コネ:ジヴリル〉＋〈社会･アストラル〉　【生命】２＋３（コネ修正）＋Ｈ４＋６（報酬点＝１５ RL揚： 二人が調べたのと同じ情報を得た。
RL揚： ＋　more
RL揚： 調整体の内の1体は、“魔法使い”にではなく、ジヴリルの方にこそよく似ているそうだ。

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