《難攻不落》っ!!!　トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“銀色の虹”～ 樹海の彼方に ～

「……くしゅんっ」
現実とウェブを同時に認識しているとはいえ、今回は“二人分”だった。
だからこそ店を閉めてこっちに集中していたわけだが……

「誰かが噂してのかな……て、あれ？」
ふと気がつくと、身体がオンナノコになっている。
「いつのまに……ま、いっか♪」

ジヴ「お疲れ様ぁーぁ。」
　その姿を見て『萌ぇーん☆』とか言い出しそうな状態のジヴリルがいる。

「あれ、来てたんだ」
クローゼットを開け、巫女服を取り出す

ジヴ「事後処理押し付けられそうになったから、負傷を理由に逃げてきた。」

「怪我自体は治ってるんじゃ？」

ジヴ「ふっふっふー、書類上は全治1週間。」

その場でお着替え開始　　――少女着替え中――

ジヴ「………───。」

慣れた様子でするすると着込む
「ん、完成♪」
くるり、とその場で回転し、ジヴリルの方を向く

ジヴ「おおー♪」　　　ぱちぱち
ジヴ「かあいいかあいい。」

「ありがと♪」
にっこりと微笑む
「一週間……お休みなんだ」

ジヴ「ん、そう♪」　こくこく

「それじゃ……今回の報酬、これでお願いね♪」
そういって袋を一つ渡す

ジヴ「ふにゃ？」
ジヴ「これ、なに？」　中身を見てみる子

袋の中には、いわゆるメイド服スタイルの喫茶スピリット給仕制服が一式

ジヴ「わー、かわいー。………じゃ、無くて。」

「うちの制服♪」

ジヴ「もしかして。これの中身になれと」

「うん」

ジヴ「………むー………」

「あ、うちのお店、大学生のおねーさんとかも来るよ？」

ジヴ「お仕事、マルスちゃんと一緒？」

「うん。一緒♪」

ジヴ「やぅ。」
こっくり。

「それじゃ、よろしくね♪」

ぎゅ、と抱きつく

ジヴ「りょうかーい。」　　　　　　　　　　　　　その場でお着替え開始　　――少女着替え中――
ジヴ「にゃぁぁぁぁぁっ？！」
マルスとじゃれ合い


ジヴ「………む。───やっぱりさっきからなんか身体の調子がむずむずする。」

「にゅ？　まだどこか悪い？」
心配そうに顔を覗き込む

ジヴ「───いや、これは───あ、そか。テスカトリポカに取り込まれてたも同然だから───」
ジヴ「ううん。」
マルスの顔を見上げてにこり、と笑い返し
ジヴ「大丈夫。」
　　　　　　　　　　　　　　　　お店のテーブルの上のポットの中にある角砂糖を一つ手に取り
ジヴ「見てて。」

ジヴ「えーと───………うん、　Named：　　【術式：伽藍】　起動　」

即時成長：混血児〈元力：虚ろなる罪人〉取得

　　　　　　　　　　　　　ぱんっ☆　　………さらさら───

角砂糖が、その存在を消滅させる。

ジヴ「もう大丈夫。中にあった力に定義付け済ませたから。」

「それって…あのカミサマの？」

ジヴ「うん。残ってたみたい。」
ジヴ「さって、お仕事しよーかっ♪」

「はー。すごいねぇ……っと、そうだね」
店員ドロイドを起動し、札を【Open】にする



カラン♪


「「いらっしゃいませ♪」」