《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“the Bleak MistStreet”
クライマックスフェイズ2nd
メインキャスト:ALL
シーンカード:カブト
舞台:スラム街ストリート
RL揚
夜のストリートは、肌寒い。
だが、薄い霧のベールが街を覆い、足音を忍ばせて走るには都合が良い。
エルモ「えっと、このアドレスだと、こっちの道の方が近いかな?かな? ………あ、だめだ。確か事故で道が埋まってたから………」
鏡花
「しっかりしてくれ。 この辺の地理はアンタの方が詳しいだろ?」
RL揚
エルモ「だって、この辺、地形が良く変わるんだもん…あ、あっちだ」
鏡花
「どんな天変地異が起こってるんだ、此処は」
シュナ
「あぁ、よく代わりますよね、地形」
鏡花
「普通は変わらん!」
RL揚
霧の向うには何かが潜んでいるような気がする
───いや、気がするだけじゃなくて、実際に今、追われて、狩られようとしているのだ。
エルモ「勝手に増築された家で道が塞がるとか、事故で車が折り重なって道を塞いでるとか、いっぱいあるよ」
鏡花
「――ニューロ。 意味がわからんね」
シュナ
「あと、巨大なヒルコが暴れたりとか…ぁ、ぁれでしょうか?」
鏡花
「次元違いの話は理解できん」
RL揚
エルモ「ぅ?───あ」
エルモ「あ、あれだよ!」
シュナ
「…しー」唇に指をあてて
「…今、中にいるでしょうか」そ、っと建物に近づく
RL揚
エルモ「………いる。明かりついてるし、見張りも」
見れば遠くに、近くに、銃を持って屯する男たち。
“商品”は、この倉庫の奥にある“檻”で管理しているはずだ。
鏡花
「――うあー、帰りたい」
RL揚
───暴ッ
倉庫の片隅から、火の手が上がる。
シュナ
「…ぁら?」
RL揚
エルモ「………え?」
鏡花
「……ニューロ」
RL揚
───猛烈に嫌な予感がする。
シュナ
「…とても、ニューロです」
RL揚
証拠隠滅
そんな、単語が頭を過ぎる。
鏡花
「――はぁ。 で、どーすんだ?」
シュナ
「…子供たちが煙に巻かれる前に強行突破、ですかね」
ぐ、と軽く屈伸をしてダッシュの準備
RL揚
エルモ「僕、見張りを惹き付ける。 火の手が回らないうちに、子供たちを、お願い、します」
鏡花
「今更だけど、付き合わなきゃダメ?」 小首をかしげ
シュナ
「…お願いします」
鏡花
「――ダメ、か」 はぁ
RL揚
エルモ「お願い、鏡花───あの中に、10人、居る筈なの」
鏡花
「とりあえず……10人ねぇ。 助けられたらそりゃヒーローにでもなれるか」
「んな柄じゃないし――手柄はあんた等に譲るよ」
シュナ
「…遠慮しなくてもいいですよ」
RL揚(裏)
|っ-∀-)っ 端数きり上げ、だからAR1かぁ。(ぇ
鏡花
「いこか」 溜息ついて。
RL揚
エルモ「うんっ!」
シュナ
「―、えぇ」
鏡花
「アタシは普通の人生が送りたいんだ。 こんなトンデモは勘弁願いたい」
溜息をついて――。
「――じゃあまぁ――こう言う時はなんていうんだっけ? え~と、あぁ――」
Good Luck
「 幸運を 」
言って、笑って――二人の肩をぽん、と叩いた。