《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“the Bleak MistStreet”

オープニングフェイズ2nd
メインキャスト:シュナ
シーンカード:クロマク
舞台:馴染みの情報屋の店
RL揚
………と、言っても、其処はジャンクフードの屋台である。
商品のメニューの中にちょっと変わったものがあるというだけの話だ。
じゅぅじゅぅと、タコ焼きの焼ける美味そうな匂いがしている。

情報屋「………そういえばなぁ、気になる話を聞いたんだ」
シュナ
「はふはふ…んぐんぐ♪…ふは?」
猫舌なので冷ましながらたこ焼きをほおばっていると、親父さんからそんな風に切り出された
「んぐんぐ、
 ごっくん。どんなお話です?」
次のたこ焼きを冷ましながら、親父さんへと視線を向ける
RL揚
情報屋「ほれ、半年ぐらいにふらっと居なくなっちまったフェイトが居たろ」
情報屋「なんつったっけ。そう、【ケインズ=ローダー】」
情報屋「あの兄ちゃんには、ウチもよく利用してもらってたんだがなぁ………」
シュナ
「…ケインズさんのっ?い、今どこにいるんです!?」がたたっ
RL揚
情報屋「落ち着け。行方不明は相変わらずだ」
シュナ
「…そぉなんですか」
シューン、と椅子に座りなおす
RL揚
情報屋「でもなぁ………聞いたのが、嫌な噂でよう…」
シュナ
「…ぅ、聞きたいような、聞きたくないよおな」
RL揚
情報屋「【カーライルシンジケート】に関ずらわってたとか、って話だ」
シュナ
「…かーらいる・しんじげーと?」
くき、と首を傾げるM●○N在住者
RL揚
情報屋「ばぁか、欧米人の居るところにゃ大抵住み着いてるよ。犯罪組織だ」
ぺちんと頭をはたく
シュナ
「ぁぅ…」
RL揚
情報屋「………その裏を探ってたんだとよ」
シュナ
「…三合会、みたいなものですか」
RL揚
情報屋「アレの北米版、って思っとけ」
シュナ
「ぁぃ!…って事は、カーライルシンジゲートを追えば、もしかりたらケインズさんに会えるかも?」
RL揚
情報屋「何を調べてたかまでは聞いちゃ居ねぇけどな………」
情報屋「やめとけやめとけ。命が幾らあってもたりねぇぞ………」
情報屋「それに………もう、半年だぜ───」
RL揚(裏)
|っ-∀-)っ だが、ここで「分かりました」と言うとシナリオが終わってしまう罠。(笑
シュナ
「…」
半年、という言葉に、少し言葉がつまる
「…でも、死んだって話もまだ聞いてないから」
RL揚
情報屋「なら止めねぇけどよ」
シュナ
「…ぅん、ぁ、ごちそうさま、おっちゃん」
と、クレッドクリスを渡す…たこ焼き一人前にしては明らかに多い
「…ごちそうさまついでに、もぉ一つ、頼んでいいかな?」
RL揚
情報屋「あん?」
シュナ
「ケインズさんが最後に消息を絶った場所までのチケット、お願い」
RL揚
情報屋「もう一船頼めや………───トーキョーNOVA、スラム街………奴のhomeがあった所さ」
シュナ
「…トーキョーN◎VA」
誰かの姿を捜すように、東の空へと、視線を上げて――――
スラム街。アサクサ。ウェットシティ。
この街の何処にだって、悪は蔓延っていて、そいつを裁く正義のミカタも居る。

でも、何時も何時も正義が勝つとは限らない。
いや、今の時代、正義が負けることのほうがずっと多い。

それでも正義を貫こうとした、一人のフェイトが居た。

トーキョーN◎VA the Detonation

───“the Bleak MistStreet”───





───あの人が居なくなったのも、こんな霧の夜だった。

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