《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“真なる心”
聖者を殺す悪魔がいる
身の丈を超える赤い槍
冷たく澄んだ赤紫の瞳
梳いた硝子の銀の髪
白磁のようなその白い肌を
夜闇のような黒い衣で覆う
隻眼の麗人――
犠牲の聖者は九十と九。
あるいはその命を落とし
あるいはその心を捨てた。
背徳の街トーキョーN◎VAにて
悪魔に魅入られし百人目の聖者
その者の名は――
トーキョーN◎VA The Detonation
【――真なる心――】
「運命? いいや、ただ己がなすべきをなすのみだ」
オープニングフェイズ1st
メインキャスト:ユリウス
シーンカード:チャクラ(逆)
舞台:満月の荒野
RL柳生in舞台裏: さて、ではOP1。ユリウス、入るぞな~。
ユリウスin舞台裏: あいさー さぁ、負けるぜ負けるぜ。負ければいいんだなっ (きらきらきら
ジヴリルin舞台裏: |∀-) くそぉっ!美味しいところをっw
RL柳生: 満ちた銀の月が眩く照らし出す荒野。
RL柳生: 身の丈ほどもある赤い槍が、君に突きつけられる。
ユリウス: 「―――っ」
RL柳生: 「勝負あったな。騎士よ」
ユリウス: 体のあちらこちらを血に染め――その穂先を見つめる。
ユリウス: 原は抉られ、体力も使い果たした。――ぼろぼろのバスタードソードを杖に、ただ、その穂先を見つめるだけ。
ユリウス: 「―ま、だ、だ…」
RL柳生: 「ほう。それ程に傷つきながら、なお屈さぬか」
ユリウス: ぼたぼたと流れる血が体力を奪い―それでも、意志は尽きぬ。
ユリウス: 「――当たり前、だっ」
RL柳生: 隻眼の麗人は口元を僅かに上げると、一歩下がり。
RL柳生: 天上に掲げるように振り上げ、穂先を君の心臓に向ける。
DIVINE WORK《Godspell》
RL柳生: 「我が槍は……人の心の脆きを穿つ」
RL柳生: 厳かに告げ、
RL柳生: 赤の槍の穂先に力が揺らめく。
RL柳生: 「貴様の信念、私に見せてみよ!!」
RL柳生: 槍が一閃した。
RL柳生: 赤き槍が穿つは人の肉にあらず。
RL柳生: その槍が穿つは、
RL柳生: その魂
RL柳生: 《神の御言葉》
ユリウス: 「――う、あ――」
RL柳生: ダメージナンバー17:士気喪失
精神戦ダメージチャート17
士気喪失 プロットしたカードをすべて破棄する。可能であれば戦闘行為を止める。
ユリウスin舞台裏: くああぁぁぁぁっw
ギャリックin舞台裏: うひひ
ジヴリルin舞台裏: キターッw
RL柳生in舞台裏: では、怒涛のように負けてくださいw
ギャリックin舞台裏: かっこいいw
ユリウス: ―ずぐん、と何かが穿たれた。
ユリウス: 抜けていく、失われていく何か。―襲い掛かる恐怖、絶望――。
ユリウス: その心を示すように、支えになっていた剣が、音を立てて砕け散った。
RL柳生: 澄んだ赤紫の眼が静かにそれを見つめ、
RL柳生: 「一年の後だ」
ユリウス: 冷たい地面に顔を伏せ―その言葉を茫洋とした意識で聞く。
RL柳生: 「一年の後、再び貴様の前に現れる。その時に選ぶが良い」
RL柳生: 「護るべきはその身に宿る命か、それとも神を信じるその魂か」
RL柳生: 麗人は背を翻す。
RL柳生: 「また会おう。若き騎士よ」
RL柳生: シーンエンド
ジヴリルin舞台裏: |∀-) くぁーっw
ギャリックin舞台裏: つーか ユリウスで負けロールとかされると 俺らどうすりゃいいのか。
ジヴリルin舞台裏: |∀-) ユリウス君よりはるかに弱いのにっ!!!w
ユリウスin舞台裏: ( ◎m◎)あ、光の剣抜かなかったらそこそこですから(ぉ