《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“真なる心”

オープニングフェイズ2nd
メインキャスト:ジヴリル
シーンカード:ミストレス(逆)
舞台:死の下水道

RL柳生in舞台裏: では、OP2。ジヴリル君行くぞな~。
ジヴリルin舞台裏: |∀-)ノ かーむ
RL柳生: そこは地獄のようだった。
RL柳生: 周囲を埋め尽くす、巨大なヒルコの群れ群れ群れ。

RL柳生: アヤカシ退治に出かけてみれば、中にいたのは巨大に変異した化け鼠の群れである。
RL柳生: 体長一メートルを超えるネズミは、既に猛獣と言っても差し支えのない獰猛さを持つ。

RL柳生: それが無数だ。もう、逃げるしかない。

ジヴリル:               「うにゃぁぁぁぁ──………ぁ?!」
ギャリックin舞台裏: うへ キツそうな状況だなぁ
ジヴリルin舞台裏: |∀-)そそ
ジヴリルin舞台裏: |∀-) おーむかしに、
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 風音(ジヴの次兄)が同じ状況に………(笑
ユリウスin舞台裏: 入り口が岩でとじたぁぁぁぁぁっ
ジヴリルin舞台裏: ぎゃぁぁぁぁぁっw
RL柳生: そんな必死な君の前に、性格の悪そうな老人が姿を現す。

RL柳生: 「よう、坊主。大変そうだな」

RL柳生: 化けネズミの群れを前に、ひょうひょうとした老人。

ジヴリル:               「大変…って、何を暢気な──?」

RL柳生: 何故かその周囲半径一メートルほどにネズミが近寄らない。

RL柳生: 「なあ、坊主。今日は一つ頼みがあってきたんだが、引き受けちゃあもらえねぇか」
ジヴリル: 「………は、え?」

RL柳生: やけに殊勝な顔で頭を下げる老人。
RL柳生: その間にも、ネズミは数を増していく。

ジヴリル: 「あ、荒木師──?」
RL柳生: 「いやぁ、中々大変だなぁ。え? で、どうだい。俺の話を聞いちゃあくれねぇか?」

ジヴリル: 「って言うかこの状況でなんで平然としてるんですかぁぁぁっ!!!」
RL柳生: 「そりゃあ、お前。こんなこともあろうかと、ネズミ除けの香をタタラに調合してもらってるからだ」


RL柳生: 「で、これは二袋あるんだが~……」
RL柳生: ちらりと君を見て、


RL柳生: 「どうだい、頼みごと、引き受けちゃあくれねぇかい?」
ジヴリル: 「ズルっ?!」

ジヴリル:                て言うか既にジヴリルは鼠に集られ齧られている。

RL柳生: 「お前さんは短い間とは言え可愛い弟子だ。こんな所で、ネズミに食い殺されるなんて、むげねぇむげねぇ」

ジヴリル:                否も応も無い──
ジヴリル: 「………しくしくしく………お願いします。お手伝いさせてください。」 orz

ジヴリル: 前のめりに突っ伏したのは、頭を下げたのか、はたまた
ジヴリル: 鼠の重さに耐えかねたのか………





RL柳生: 「で、だ。話ってのは他でもねぇ……」
RL柳生: ネズミたちから開放され、下水道の広い部分で焚き火を囲む。

RL柳生: 「お前さんに一人、導いてもらいてぇ奴がいる」
RL柳生: 何事もなかったような涼しい顔。

ジヴリル: 「──導く?」
ジヴリル:                 あちこち絆創膏だらけ。うう、痕が残ったらどうしよう。

ジヴリル: 「指導、じゃないですよね?連れて行く、案内の事?」
RL柳生: 「ま、それでも良いな」

RL柳生: ほらよ、と言ってデータチップを投げ渡す。

RL柳生: 「中には二つのアドレスが入っている。そこにそいつを導いてやって欲しい」
ジヴリル: 「ん。」 ぱし、と受け取り


ジヴリル: 「………その人の、名前は?」
RL柳生: 「ユリウス……ユリウス・シュテルンだ」
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 何かここで切るのも綺麗っぽいが、演出に続きはあるのだろうかw
RL柳生in舞台裏: そだね、じゃあちょいとだけ。
ジヴリルin舞台裏: そして、報酬点の報酬はないのかッ?!
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 無ければ無いで何とかするが。w
RL柳生in舞台裏: ふははw
ジヴリルin舞台裏: |∀-) ← 武器コレクター。報酬点いっぱいまで使って毎回武器を買うw
RL柳生: 「ああ、それとこれは報酬だ。好きに使え」
RL柳生: ひょいと投げ渡される、5シルバー。

RL柳生: 「ついでに、そいつは性質の悪いアヤカシに狙われている。そいつからも護ってやってくれ」
ジヴリル: 「──了解。」
ジヴリル: 握り締め、首肯する──老人の、その目の奥にある真剣な光に気圧されたように神妙に。

RL柳生: 「この件が俺の最後の仕事になる……任せたぜ、坊主」

ジヴリル: ──最後の仕事
ジヴリル: そのフレーズに、えもいわれぬ不安を感じながら──

ジヴリル: 「そう──じゃ、ヘマは出来ないね………早速、行ってくるよ。」
ジヴリル: 立ち上がり、焚き火に背を向けた。





RL柳生:           シーンエンド


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