RL蒼天: 暗い洞窟の奥へと進むと………名無しと3名の男女が魔方陣の先にある穴を見ていた
RL蒼天: 名無し「さてと、後は坊主どもの足止めをすれば完了か」
煉: 「サクッと片付けて終わりにしよう。今更語り合う事なんて無いだろうからね。」
柘榴: 黙って刀を抜刀する
RL蒼天: 名無し「そーだな。当主候補は聞きたいことあるんじゃねぇか、例えば、忌呪復活の理由とか」
朧: 「そうだな。そも“封じられし者”ってのが何なのか」
RL蒼天: 御面を指先でカッカッと叩きながら
RL蒼天: 名無し「さーね。流石にそこまでは分からなかったな。だからこそ呼ぼうとしているわけだが」
RL蒼天: カッカッ
朧: 「前のアレはもう存在しないはずなんだが」
RL蒼天: 名無し「いや、例外があるぜ?」
朧: 「例外?」
RL蒼天: 名無し「神凪級長津は何故生きている?」
朧: 「……」
RL蒼天: 名無し「あそこの覗き見は面倒だったがまぁ出来なくはなかった。神凪涙という娘が写本を使いそれを望みそれが叶ったからだろう」
朧: 「妹の最後の術、だったな」
RL蒼天: 名無し「その娘は級長津という例外を作ってしまった」
朧: 「かなえた存在を作ったってか…」
RL蒼天: 名無し「その願いは、アレの一部というべき存在をアレがなくなった後の世界に残るようにする望みだったわけさ」
朧: 「困ったもんだ」
RL蒼天: 名無し「つまり、アレの一部は……この世から消え去らずに存在し続けている」
RL蒼天: 名無し「それが忌呪復活の要因だ」
朧: 「(一部ってか、実際には消え去って無いんだが)」
RL蒼天: 名無し「つまりは、神凪涙が裏切ったというわけだ。良いかな?」
朧: 「流石、駄目男の面目躍如だな、なかなか還ってこねーと思ったら」
煉: 「またそちらの家の話か──何処までも手間をかけさせる。」
朧: 「やれやれ、だ」