《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“Your Grip Hand On!!”

OP02
SP:白 SC:ヒルコ
Image:傷だらけ
Stage:
RL LC(裏)
白(裏)
城かっ。
RL LC(裏)
アクション!!
尚、篠塚煉は自動登場です。
今回揚さんは自由過ぎる。 自重したまえ。
RL LC
気がつくと、白い天井が見えた。
小鳥の囀り。
小川の流れる音。
さながら中世のヨーロッパの城のようだ。
「――……ここは」

 身を起こし、周囲を見回して。
RL LC
確か、そう、最後の記憶は、
抗争の代理人として派遣され、
100人を叩きのめした所で、意識が飛んだ筈だ。

周囲は静かなものだ。
「――……カーライル相手に100人か。いささか鈍っていたようだな」
 片手を握ったりはなしたり、調子を見ていると。
ジヴリル(裏)
|っ-∀-)っ
|っ-∀-)っ おおい?!w
|っ-∀-)っ トイレ行って戻ってきたら 何だこれはwww
RL LC(裏)
命樹が 拾って帰ってきちゃった、てへ♪
ジヴリル(裏)
|っ-∀-)っ 成る程。
RL LC
「いや、中々に見ものだったよ、見世物としては」

パタンと本を閉じる音。
細い目をそちらに向ける。
RL LC
先ほどまで居なかった筈だが―――果たして少女は其処に居た。
「ニィメンハオ……お主は?」
RL LC
どこか気品の漂う少女は口を開く。
「命樹、と名乗っている」
「中々見ものだったので、君の体は回収して治癒を施しておいた。傷ももう完全に治っているだろう」
「うむ」
頷くと、全身にあるはずの傷が一つ足りとてない。

「わしは白道順。お主に一つ恩義が出来たな」
 頭を下げ、礼を告げる。
RL LC
「なに、気負う事は無い、未だN◎VAにも兵が居ると解っただけでも幸いだ」
「して、君は客人ではあるが、私は今厄介な懸案事項を抱えていてね」
「食事も出せずに済まないが、出口はあちらだ」
すっと扉を指差す。
「そうか」
 うむ、と頷き。
 その場から動かない。
RL LC
「………いや、此処には中々厄介な管理人が居てね」
「勝手に連れ込んだのはバレルと非常に煩いので退室して貰えると、とてもうれしい」
「なれば仕方あるまいな」
 やはり動かぬまま、細い目で少女を見上げ。
ジヴリル
           ───「命樹。お客さんが来ているなら声を掛けてくれれば良いのに」
「では、行く前に告げると良い。お主、厄介ごとを抱えている――」
RL LC
「………」
こそこそ。
がちゃ、ばたん。
 言いかけ、来客に動きを止める。
「――……ふむ」
ジヴリル
カツカツ、と大柄な黒衣の男が歩いてくる。───見るものが見れば義体と分かるのだが。
「ニィメンハオ」
 男に挨拶。
ジヴリル
男「───いらっしゃい、と言って大丈夫なのかな。命樹のお客さんかな」

男「初めまして」  応じる。
男「───篠塚煉。この城の主です」
「わしは白道順。彼女に命を救われた者だ」
 す、と頭を下げる。
「この件で、彼女を咎めないで頂けると有り難い。責めがあるならば、わしが受けよう」
ジヴリル
煉「───そうでしたか。…あいつめ……」   軽く口元を手で覆い発言を隠す様にしたが、
煉「いいや、とんでもない。寧ろ、こちらの方が謝罪する事態にならないと良いんだけれど、ね」
煉「…基本的に面倒くさがりのあの子が、意味なく他人に関わろうとするのは余り無いから…」
苦笑して軽く手を振る。
「ふむ。いずれにせよ、命樹がワシに望む物があるならば応じる積りだ」
RL LC
がちゃ「ほう」
「では、我が崇高なる計画に加担するのか」
「お主がそれを望むのであれば」
RL LC
「まぁ望む望まざるはさておき、話位は聞いていくと良い。全ての人間に等しく無関係な話でも無い、煉もな」
こほん、と、咳払いして優雅にソファーに腰掛ける。
「この世界……まぁそこは少しはしょるとするか、とある所に少女が居た」
ジヴリル
煉「……ふむ」
   白にも椅子を勧め、使い魔に飲み物を用意させる。
RL LC
「少女は絶望に包まれていた」
「――……」 椅子に座り、じっと少女の言葉に身を傾ける。
RL LC
「その絶望は深く、そして果てが無かった」
「それでも少女は幻想を抱く事で、自我を保とうと努力した」

「時間は経過する」
「少女は絶望の中に居る、果てしない絶望の中に」
「絶望とは死んで終わるものでは無い。そんな生易しいものではあり得ない」
「少女は生き続け、そして絶望の中に身をおき続けた」

「やがて、少女の自我を保つ幻想も一つ、また一つと砕けていった」
「―――そして最後の幻想が破壊された時――一つの概念存在が生まれた」

「世界を滅ぼす破滅の獣」

「それが今、この世界に産まれつつ、ある」
「――…………」   腕組みし、話を聞く。
RL LC
かちゃり、とソーサーの紅茶を戻す。
「まぁ私も姿を見た事が無いから何とも言えないが、」
「概念存在である以上、通常に戦って勝てる相手でも無し、ほうっておけば世界は滅ぶだろう」
「――……ふむ」 と、頷く。
 この少女が滅ぶと言うのであれば、きっと滅ぶのであろう。
 だが、世界の存亡よりも重い事がある。
「お主はそれを食い止めたいと望んでおるのか?」
RL LC
「この世界に未練は無い」
「が」
「紅茶は美味い」
「世界の価値等その程度ではあるが、」
「この紅茶の味は愛しく、食い止められるのなら食い止めようと思っている、何より――……」
「私は最初に言った筈だぞ?懸案事項を抱えている、とな。食い止める気が無いのなら悩まないさ」
「そうだな。では、指示があるなら寄越すと良い」
 顔を上げて、少女を見やる。
RL LC
「う、ううむ、そう言われてもな、私とて全知全能では無い故、どう対抗すれば良いのか解らん」
「とりあえず、この煉の護衛を頼む」
「承知した」
 す、と立ち上がり煉の傍らに立つ。
「彼女への恩義がある。しばらく世話になる」
ジヴリル
煉「……要するに、僕がキミ(命樹)の駒、実働部隊、って事だね」
  苦笑しながら
煉「これでも病み上がりでね、完調じゃない…戦闘になったら迷惑を掛けるかも知れない。よろしく」
「――……その為にわしがおると理解している。気にすることはない」
  無言で、煉の傍らに立つ片腕がドレッドランサーの夏人。
RL LC
「うむ、まぁ敬一にも声を掛けておいてくれ
「アレ等の手を借りる場所かもしれんからな」
ジヴリル
煉「了解───」
「――……」 後は、感情の読めぬ鉄面皮でその傍らに立つのみ。
RL LC
かくて、物語は動き出す。

                                  破滅に向かって。
RL LC
                                        SeenEND
RL LC(裏)
うあー 白 予想以上に 凄いな!!
俺こいつ止められる気がしねーわ。
姫紗那(裏)
鋼鉄の男
武誠といい、白といい 華人はこんなのばっかか
白(裏)
夏とは怖い地域です。
姫紗那(裏)
全く持って

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