《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“Zwei-Yggdrasil-換魂の法”
RL-LC: ―― 再開 ――
RL-LC: 『Zwei-Yggdrasil-換魂の法』
◎Crimax03 SC:マネキン
SP:ALL Image:人生の分かれ道となる選択
■Stege:ライフ=リヒ総合病院最下層
ジヴリルin舞台裏: |∀-) シーンカードの意味がっ!w
鉄雄in舞台裏: くァ。(笑
RL-LC in舞台裏: ははは そんな、Dのルルブ視てくださいよ ちゃんとそう書いてあるんですもーん
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 其れをチョイスする辺りRLのチェックが厳しいと思ったw
RL-LC: 光がぼんやりと収まる
RL-LC: ライフ=ストリームの輝きが薄れ――そして、少女が眼を開いた
RL-LC: 「―――……ぁ」
鉄雄: 「…………目、覚めたか」
RL-LC: 「―――……はぃ」
RL-LC: 小さく、頷く
鉄雄: ──残念ながら、少女の目覚めの瞬間は眼にしていない。
鉄雄: 一瞬意識が飛んだのか、なんなのか。
鉄雄: 小さな、彼女の声が聞こえた時には、もたれかかるようにコード類に突っ込んでいたから。
鉄雄: 「……散々引きずり回して悪かった。これで、平気だ」
鉄雄: 自分のエゴだったかもしれないが。
鉄雄: それでも、彼女が助かった事だけは事実だと。
鉄雄: 其れは、喜ぶべきことだと。そう、信じたい。
RL-LC: 少女は何処か倣として、視線を虚空に投げている
鉄雄: 襲い掛かる嘔吐感、激しい疲労感に耐えながら、少女へと歩み寄る。
鉄雄: 「……竹山鉄雄。」
鉄雄: 真正面まで歩いてきて──憮然としながら呟く。
鉄雄: 「……何度も言ったが、俺の名前だ。お前は?」
鉄雄: ─約束を、果たしてくれと。
鉄雄: ─どうか、その名を聞かせてくれと。
RL-LC: 「―――私は――……私の名前は――……
RL-LC:
RL-LC: 蒔寺 遥と言います」
鉄雄: 「蒔寺、遥……」
鉄雄: 「──良い、名前だ」
鉄雄: ほぅ、と大きく息を吐き。その場にへたりこむ。
鉄雄: 仏頂面は、いつの間にか解け。
鉄雄: 涙を浮かべながら、少年のように笑っていた。
鉄雄: ──これでやっと、一人。
RL-LC: 「皆さん――……」 ゆっくりと一人一人の顔を見ていく
RL-LC: 「スミさん――ジヴリルさん――レティシアさん――そして、セリスさん」
RL-LC: 「本当に――ありがとう御座います」
RL-LC: にこり、と、華の様に微笑んで、目礼する
純徹: 視線を受けると、口の端を上げ、肩を竦めて見せる。
純徹: 謝辞を素直には受け取らない。 筋違いというものだ。
レティシア: はぁ、と大きなため息一つ。
レティシア: 良かった。本当に。
レティシア: 言葉は要らないだろう、きっと。
レティシア: 言うべきはあの“魔法使い”だから。
ジヴリル: 「………。」
ジヴリル: 疲労と負傷ですぐにでも気絶したいところだが、意地でも無表情を通し、首肯する。
RL-LC: 「私は皆に助けられて――そして、こうして此処に居る」
RL-LC: 「―――それが本当に嬉しかった、だから、今度は私の番だと、思うんです」
RL-LC: 鉄雄の方に向き直る
鉄雄: 「………ん?」
RL-LC: 「―――鉄雄さん、貴方には――本当に感謝してます――……それと同じ位――申し訳ない、とも」
RL-LC: 「―――本当に強い人なら、たぶん、きっと、此処から、未だ生きるって、選択肢を選ぶんだと思います――けど」
鉄雄: 「──遥?」
RL-LC: 「―――私は――1000の人の屍の上に立って、生き続ける程、強くは無いんです」
ジヴリル: 「ちっ…」 小さく舌を打つ──
鉄雄: 「───」
鉄雄: 何故だろうか
RL-LC: 「―――さっき、私に流れ込んできたんです――私に起こった事、誘拐事件の真相――セリスさんの思いも――全部」
鉄雄: 何故だろうか
RL-LC: 「――……でも、私はとても臆病で、自分から、死ぬ事さえ、出来ないんです」
鉄雄: ──言葉が出ないのは
RL-LC: 「――……生きて行く度胸も無く、死ぬ覚悟すら無い私を――どうか、赦して欲しい」
鉄雄: 「………遥、お前」
RL-LC: 一呼吸置いて、鉄雄をしっかりと見据える
RL-LC: 「―――はい、どうか、私を――殺して欲しい、貴方の手で」
鉄雄: いま おれは ゆめを みている ようだ。
鉄雄: ひとつは あくむ よそうできたはずの わるいゆめ
鉄雄: ひとは つよくはないと めをそらしてでも はしりつづけたゆえに
鉄雄: もうひとつは──
鉄雄: 「───殺せば良いのか」
鉄雄: いつもの憮然とした顔で、真っ直ぐに見つめ返して、問う。
RL-LC: 「―――……はい。どうか、私の命で、1000の人を、そして、これからも生まれ出るだろう、それ以上の人達を」
RL-LC: 「―――貴方は人の為に泣ける人だから」
鉄雄: 「お前は只巻き込まれただけだ。在り得るはずの無い世界での、在り得ない出来事だ。全部忘れたって良いんだぞ」
鉄雄: 「───お前は、ただ、生きていただけで、これからも──」
RL-LC: 「―――解ってる癖に――」
RL-LC: くすり、と微笑む
RL-LC: 「眼を反らし続ける事なんて――出来ないんです――貴方と、同じです」
RL-LC: 「ねぇ――鉄雄さん、同じですよきっと、同じ気持ちなんです、貴方が私を見捨てて置けなかった様に――私も、この眠ってる人達を見捨てる事は出来ない」
鉄雄: 「………」
RL-LC: 「数の問題じゃ無いんです――一人でも千人でも――同じ、眼は反らせない」
RL-LC: トロンに文字が表示される
RL-LC: 『Ready? to Enter』
鉄雄: 「……───一人でも、千人でも、か」
RL-LC: 「貴方に――こんな役目を押し付けてしまって――本当に御免なさい――けど、私には、貴方しか頼れる人が居ないから」
鉄雄: トロンの灯りに、顔が照らされる。
鉄雄: 「俺だけ、か」
RL-LC: 「―――はい」
鉄雄: 「──じゃあ」
鉄雄: トロンの画面を見つめる。
鉄雄: 「──勝手にして良いな。お前の命」
鉄雄: タッチパネルへと、ゆっくりと手を伸ばす。
RL-LC: 「――――お願いします」
鉄雄: 「じゃあ…──」
鉄雄: 「
目、閉じろ。」
鉄雄: タッチパネルの直前。手を浮かしたまま、言う。
RL-LC: 「―――……私の命を好きにして欲しい訳じゃ無い、ただ、私に出来ない事を、貴方に押し付けている、だけです」
RL-LC: 「―――御免なさい――本当に」
RL-LC: ゆっくりと、眼を閉じる
鉄雄: もうひとつは。 こどものころから ずっとみてきて むねのおくに かくしていて
鉄雄: いま めのまえの かのじょのために おもいだした ──
俺の夢
鉄雄: 「───そうだ。遥には、出来ない」
鉄雄: ─出来ぬ事を、為す者こそ、きっと──
鉄雄: “魔法使い-HERO-”
鉄雄in舞台裏: RL.聞くぞ。聞くぞ。
RL-LC in舞台裏: どうぞ♪
鉄雄in舞台裏: 1000人のIANUS不適合者を救う事は、可能か。 by神業
RL-LC in舞台裏: 可能ですよ、やり方次第で。 何の神業にかよりますにゃーっ
鉄雄in舞台裏: 例えば──天罰で、他人に好きな神業を使わせる 事が可能だとしたら。《守護神》なら?
RL-LC in舞台裏: 守護神なら可能だっ死ぬがっ
鉄雄in舞台裏: 了解。
純徹in舞台裏: うわ、48の禁じ手のひとつが。(ぉぃ <《守護神》を使わせる
鉄雄in舞台裏: ──《天罰》でALL OKなら別だけど。
ジヴリルin舞台裏: うひぃえ w
レティシアin舞台裏: |ω・ζ つまりセリスに死ねと命じる訳ですね。悪め!(何
鉄雄in舞台裏: ははは、レティシアさん 死ぬなら誰だと。
レティシアin舞台裏: |ω・ζΣ え、こっち!?
鉄雄in舞台裏: Σ
鉄雄in舞台裏: つまりは。
純徹in舞台裏: ほむ。
鉄雄in舞台裏: 《天罰》で、《守護神》を鉄雄に付与してほしいのですよ。可能なら、ですが。
鉄雄in舞台裏: 何を犠牲にして、何を得るか?というのが問いなら 魔法使いが犠牲にするべきは、一つしかないのではと。愚考。 当然死にますが。
レティシアin舞台裏: ほう。
鉄雄in舞台裏: ───可能スか?
レティシアin舞台裏: |ω・ζ ならば良かろう
ジヴリルin舞台裏: うひひひひ
鉄雄in舞台裏: 幸い、彼女は目ェつぶってるんで まぁ、目の前ですき放題するつもりです。
RL-LC in舞台裏: 君の決断ならそうしたまへ。
レティシアin舞台裏: じゃあ《天罰》って見ましょう。
鉄雄in舞台裏: お願いします
RL-LC in舞台裏: 可能か、どうか――んー天罰だからなぁ、可能だろう、神業一発分だし、トータルで。
純徹in舞台裏: 擬似《プリーズ》? <都合一発分
RL-LC in舞台裏: ですね。 擬似ファイトかも知れないが、まぁ、 OKだろうっ
鉄雄in舞台裏: 激しく例外的な措置なので。有難う御座います
DIVINE WORK《Nemesis》
レティシア: ―神は居るのか。
レティシア: この場に居るシスターは、居る、と自信を持って答えるだろう。
レティシア: ただ。
レティシア: この悪徳に満ちた都市に居る神は。
レティシア: 全てを許すほど寛容では無いのだ。
レティシア: 例え、その神をどれほどの純粋さで信仰する者が居ようとも。
レティシア: 選ぶが良い、人の子よ。
レティシア: たったの一つの命か、たった千の命か。
レティシア: 《天罰》
純徹in舞台裏: さて。 準備準備…… (がさがさがさ
ジヴリルin舞台裏: |∀-) スミさんのタイムリが残弾ですか。
鉄雄in舞台裏: 正直、死んでもいいと思っている。 其の場合は、スミさんに警察病院にでも持っていってもらいたいと思っている(笑
純徹in舞台裏: いえす。 そして、そんな幕引は悲しすぎます。(^^; 前途ある若者が死ぬのはイヤすぎる。w
鉄雄: 「………──」
鉄雄: 目をつぶっている事を確認して。
鉄雄: 〈自我〉+〈変化〉【生命】6+1+HK=17 アートマン:作成
鉄雄: 背負うは千。
鉄雄: 抱うるは一。
鉄雄: 望むは、
千と一。
鉄雄: ──だが、其れが許されぬというならば。
鉄雄: ──さぁ、選ぼう
鉄雄: “何を”犠牲にして“何を”得るのか
──ザ
──ザ ザ
鉄雄: 胸元のペンダントが、光る。
鉄雄: 浮かび上がるのは、ホログラム。
鉄雄: 子供が描いた、稚拙な落書き。
鉄雄: 其処には─幼き日の、【彼】の字で──こう、描かれていた。
鉄雄: “まほうつかいになりたい”
鉄雄: 「【設計図】──展開、25番、魔力、循環──」
鉄雄: 小声で紡がれる術式。
鉄雄: すぐに創生される、小型の3Dプロジェクタ。
鉄雄: 彼の背後に、ホログラフが投影される──
鉄雄: 【月海原巡査 後始末 お願いします できれば 俺を すぐに 何処かへ 連れ出してください】
鉄雄: ──其れは。
鉄雄: ──これから、自らの命を賭けると。
鉄雄: ──大きな文字で、宣言する。
鉄雄: 【彼女に ばれないうちに 】
純徹in舞台裏: ∑
レティシアin舞台裏: |ω・ζΣ 大人に全部押し付けた
純徹in舞台裏: つ、連れ出せ、て──何所に?
鉄雄in舞台裏: 何処でも。
純徹in舞台裏: 退場すればOK?w
鉄雄in舞台裏: 死ぬからこっから出してくれ と(笑
鉄雄: さぁ
鉄雄: 魔法使いの
鉄雄: 力を、見せてやる───!
鉄雄: 【設計図】展開────
鉄雄: 目を瞑り、只、只、意識を込める。
鉄雄: 身体は既に限界。魔術など、使えはしない。
鉄雄: 零番、魔力、循環
鉄雄: 其れでも。
鉄雄: 其れでも。
鉄雄: 誓ったのだ。
鉄雄: 千と一を救う、と。
鉄雄: 一を救った。
鉄雄: 千を救うには、一を捨てなければならない。
鉄雄: ならば、その一は。
鉄雄: 目の前の【一】を捨てる事ができぬなら。
鉄雄: 別の一で、補えば良い─
鉄雄: 全【設計図】、予備展開。待機。魔力、巡回、開始
鉄雄: 燃やす。燃やす。
鉄雄: 芯まで燃やし尽くす。
鉄雄: 脳髄の何処かが、バキンと音を立てる。
鉄雄: 鉄でも折れるようなその音は、幻聴か、真実か。
鉄雄: 魔力、循環。循環。流転、循環。循環───全開
ギ──ガ、ギ─
ギ──ギギ、ガ─
鉄雄: 【Intelijent】
鉄雄: 物質の存在を。
鉄雄: 【Assistin'】
鉄雄: 構成を。
鉄雄: 【Neural】
鉄雄: 用途を。
鉄雄: 【Utility】
鉄雄: 歴史を。
鉄雄: 【System】
鉄雄: 本来の姿、を
鉄雄: そして──其れに相応しき
鉄雄: ──【Human organism】
鉄雄: 「───
俺が、創る。担うのは───」
鉄雄: 《 守 護 神 》
DIVINE WORK《Guardian》
鉄雄: 千の、IANUSに正常に適合する身体。
鉄雄: 一の、術師の【全力/命】。
鉄雄: 世界は。
鉄雄: 神は。
鉄雄: ─其れを、等価と認めた。
レティシアin舞台裏: |ω・ζ しかし
レティシアin舞台裏: |ω・ζ ここで「あんたの命捨てたら彼女はそれ背負って生きなあかんので!」とか言うキャラでないのが悔やまれる (《天罰》っといてそれか
RL-LC in舞台裏: ははは まぁご心配無く イベントが起きますので
純徹in舞台裏: 言おうかと思いましたが、 『邪魔するな』と言われそうだったので黙ってた次第。 見せ場でもありますし。
鉄雄: ─ビキッ…
鉄雄: ─バキ─ィ──
RL-LC: 《守護神》
鉄雄in舞台裏: ──Σ
純徹in舞台裏: ……。 はあぁ…………………。(嘆息)
ジヴリルin舞台裏: 来たね
鉄雄in舞台裏: いやぁ 来るかな来るかなーとは 思ってたけど。畜生め。げふっ。
鉄雄in舞台裏: そして、死に際に台詞言って、スミさんにどっか拉致ってもらって姿くらまそうとか思ってた。正直めちゃくちゃだった。>それ背負って~