《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“Zwei-Yggdrasil-換魂の法”

◎Research03 SC:カゲ
SP:純徹 Image:諦めていた何かが返り咲く
舞台:■ストリート






RL-LC: 翌日――……
RL-LC: 欠伸をかみ殺しながら外に出る
RL-LC: 結局昨日は徹夜と相成った。
RL-LC: 現在は朝食を求めてストリートをふらふらと歩いていた

RL-LC: ふと、目に付くのは一人の女性。
RL-LC: オープンテラスで一人、物憂げな顔で珈琲カップの淵を撫でている。
RL-LC: セリス・ヴィクトリア
RL-LC: 数年ぶりの再会は実にあっさりとしたものだった

RL-LC in舞台裏: いえ こう言う構造です。 アクションっ
純徹in舞台裏: 成程。
鉄雄in舞台裏: ほむ。
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 会ってるーw
純徹: 「……」
             ちゃっ    ぐしぐしぐしぐし     ──ちゃっ
純徹: 間違いない。 徹夜明けの幻覚ではなかった。
純徹: 視界に入ってきた女性の姿は、確かに、月海原純徹が記憶するセリス・ヴィクトリアその人だ。
純徹: ──時の流れ、というべきか。無論、面影は多少なりとも変わってはいたが……
純徹: 驚いた感情を正し、足はカフェテリアへ向かう。  徹夜明けはどうしてもテンションが高い。
鉄雄in舞台裏: 出たら邪魔そうだな。次辺り連絡つけよう(笑
レティシアin舞台裏: |ω・ζ 運命の再会
ジヴリルin舞台裏: |∀-) ──こちらは両方を結びつける情報を持ってしまっているので少しのんびりでも良さそうだな。w
RL-LC: 「――……あら?」
純徹: 「……失礼。Ms.セリス=ヴィクトリア?」
RL-LC: 「スミ君?スミ君よねっ!?うわぁ……どうしたのその頭」

純徹: 「え?」
純徹: 「ああ……」

RL-LC: 「ちょっとすっかり老けちゃって……あ~あ~、ミラーシェードも全然にあってないしぃ」
RL-LC: 記憶に真ごうことなき、そのしぐさはセリス・ヴィクトリア本人だった

純徹: 「仕事が今、終わりまして。 ──専らの評判ですヨ」
純徹: 「まぁ、僕の趣味ですから。勘弁してやって下さい」

RL-LC: 「私も今終わって朝食を取ってたの――そう、座って座って。そうかぁ……もうあれから大分経つものねぇ……」
RL-LC: へぇはぁ――と頷きながら、忙しく口が回転している

純徹: ──そうだ。
純徹: 声を聞いて、思い出す。 懐かしさが、すぐに記憶を呼び覚ます。 ──そう、こういう人だ。

純徹: 「久しぶりですね。 研修期間が終わると、顔を合わせる時期も少なくなってしまいましたけど……」
RL-LC: 「そうねぇ――私は――……一寸アレで、ね、直ぐ研究室追い出されちゃったし」



RL-LC: 「スミ君は――今、何処で働いてるの?」
純徹: 「あー……」
純徹: 「──笑いませんかね?」
純徹: 彼女の正面の席に座り、座を正しつつ。
純徹: 意味ありげに言葉を前置く。

RL-LC: 「笑わないわよ?何処かの病院かしら……?スミ君、成績こそアレだったけど、実技は凄かったものねぇ」
RL-LC: それこそ、要領が悪かったのねぇと痛い所を突いてくる。

純徹: 「いやァ、『似合わない』って一蹴されそーな職場で。……よく憶えてますね」
純徹: 適当に手を抜いていたのはバレていなかったようだ。

純徹: 「え、と。ああ、僕のお仕事でしたっけね。 イヌのお巡りさん、て奴です。ブラックハウンドの」
RL-LC: 「―――え、っと。ぶらっく……はうんど……?黄金の――猟犬?」
RL-LC: さ――と笑みが消え――……

RL-LC: 「――す、凄いじゃないスミ君っ全然似合わないけどっ」
RL-LC: けたけたと笑い出した

純徹: 「似合わないでしょう?」  語調を明るく、苦笑気味に呟く。
純徹: 「そんな職場なものですから、コレでもつけてないと説得力ないんですよ」
純徹: ミラーシェイドを指差しつつ。
RL-LC in舞台裏: あーえー スミさん、知覚or心理 制御値。
RL-LC: 「そっかーあのスミ君がねぇ――そっかそっか、どう、今の仕事、楽しい?」
RL-LC: 小首を傾げて小鳥の様に聞いてくる
純徹: 「──見ての通りですよ」
純徹: 「こんな顔で、笑顔を浮かべると容疑者と変わんないですよな」



純徹: 〈交渉〉+〈知覚〉+〈心理〉+〈シャープアイ〉+〈究極鑑定〉 【理性】8+2(シャープアイ)+SK=20
RL-LC in舞台裏: ちょ 目ざといっ∑ 何処まで間隙を付く気かと。
純徹in舞台裏: <コネ>を組み合わせぬ辺り、まだ優しい方かと。(ダマレ
RL-LC: それは一瞬の驚き
RL-LC: 直ぐに直ったが――先ほど、自分がBHと告げた時、彼女は本気で焦っていた。

RL-LC: 「スミ君らしいよ、うん」
純徹: 自分の立場を感じさせぬよう、努めて明るく話す。……事実、それほどたいした立場ではないのだが。

RL-LC: それに、確かに懐かしく、彼女は昔のままだが、何処か後ろめたそうなそんな雰囲気がある。
RL-LC: 無論、錯覚かも知れない、徹夜明けだ、誰だって辛いだろう。



RL-LC: 「――私はね――ってああ、知ってるか、流石に」 と苦笑する。
RL-LC: 「ブラックハウンドだもんねぇ、流石に知ってるかぁ」

純徹: (表情の暗さに比す、か……)「? 知ってる事、と言えば………………」
純徹: 「そうそう」
純徹: 思索を気取られず、話を続けた。

RL-LC: 世間を騒がせた有名な事件だ、流石に知って居ても可笑しくない。
RL-LC: 苦笑しながら続ける

純徹: 「大学出た後、どこかの病院で働いているのは知ってます。が……」
純徹: 「なんて名前でしたっけ? なんか、大きな病院らしいのまでは、聞いたのですけど」
RL-LC: 「ライフ=リヒ総合病院よ、元々は製薬会社の方で研究してたんだけどね」
RL-LC: 「其処で一寸論文発表したら、これが見事に大当たりしてね、引き抜かれたの、まぁ一寸揉めたけどね」
純徹: 「まぁ、企業はそういう所ですからねぇ……」

RL-LC: 「違う違う、もめたのは教授と」
純徹: 「おや? ……ああ、成程」
RL-LC: 「教授ったら私の論文を自分のモノだって言い張っちゃって、迷惑な話よね?お陰で私は悪者よ、失礼しちゃうわ」 そうよね?と話を振ってくる。
RL-LC: 「昔っからあの人、自尊心が強くて――……」 聞いているのかどうなのか、延々と話て居る。

純徹: 「逃避の露出面積と心の広さは比例しないンですかねぇ」
純徹: これに、適当に相鎚を打つ。 確かに、昔の彼女のままだ。が、
純徹: 「そういや、病院勤務に移ったのは何故ですか?」

純徹: 〈交渉〉【外界】6+DK=16     素知らぬ体で、何気ない口調で問う。

RL-LC: 「?だから、私の論文を読んだ当時の大学院長が専用の個室まで用意してくれてね」
RL-LC: 「引き抜きね、要するに」
RL-LC: 「製薬会社よりも総合病院の方が待遇良かったし、そのまま受けたわ」
純徹: 「ははぁ……」
純徹in舞台裏: ああ、 てっきり引き抜き先が製薬会社だと思ってました。すみません。(ばたり
純徹: 「質問を返すようですが、」
純徹: 「楽しいですか? 今の職場」
RL-LC: 笑みを消す――指が珈琲のカップの淵をなぞる
純徹: 「……やっぱり」

RL-LC: 「そうね、最初の数年は楽しかったけど、今は――どうかな――……」
純徹: 「疲れましたか?」
RL-LC: 「疲れたと言うよりは、そうね、私のやってる事、正しいのかな、って」
RL-LC: 「今更、なんだけど、ね」
純徹: 「──……」

純徹: 「そういう思考は、間違ってませんよ」
純徹: 「貴女自身でそう思ったのだし、何より、僕もそう思う」
RL-LC: 「そうかしら――ああ、でもそうね、スミ君、昔から勘鋭かったもんね」
RL-LC: 苦笑する
純徹: 「距離を置くのも、手を休めるのも、悪くないことです。僕ら(タタラ)という人種は、型に填まりやすくて仕方がない」

純徹: 『勘』で済めばよかったのに。 思い過ごしで済めばよかったのに。 思う時は多々ある。

RL-LC: 「そうね、でも、もう私は――……」
RL-LC: 何かを口にしようとして
PiPiPiPi
RL-LC: 電子音にかすかにかき消される
RL-LC: 「あ、ごめんなさい、失礼」
RL-LC: セクレタリを取り出し、応答する。
純徹: 「いえ、どうぞ」(……やはり、迷ってるようだな)

RL-LC: 『はい―――はい、ええ、え?いえ――あ、はい、解りました』
RL-LC: 『いえ、結構です、直ぐ近くなので、はい、はい――では』
Pi
RL-LC: 「ごめん、スミ君、一寸仕事が入っちゃって」
RL-LC: 「この続きはまた今度にして貰えないかしら?」

純徹: 「そんな……むしろ、すみません。朝食の邪魔になったようで」
RL-LC: 「んーん、私こそ久しぶりに会えて嬉しかったわ」
純徹: 「僕も楽しかったです。達者なのがわかっただけでも儲けものなのに、話す事もできましたし」
純徹: 「何より、会えてよかったです。単純に」

純徹: 「──余裕があったら、また、話したいですね。話したりないこともありますし」
RL-LC: 「そうね、けど――次に会う時は、私捕まっちゃうかも」
RL-LC: ニコリと微笑んで、席を立つ

RL-LC: 「捕まえるられる時はちゃんと捕まえてね、スミ君」
RL-LC: ウィンクして、颯爽と何時ものように彼女は去っていった。



純徹: 「──……変わんないですねぇ」
純徹: マヌケな奴が気づけなかったふりも通せたのに。
純徹: だが、それが彼女らしい、とも思った。
純徹: 自分の幕切れも、自分で決める人。

純徹: ……仄めかす発言をしたのは──自惚れだとも思うが──
純徹: おそらく自分であったから、と判断することにした。
純徹in舞台裏: RLさん、 ここで買い物『すませたこと』にして良いですか?
RL-LC in舞台裏: 良いですよ
純徹in舞台裏: 2つあるんですが。(ぉ
RL-LC in舞台裏: 良いでしょう。彼女の置き土産って事にして上げましょう。
レティシアin舞台裏: |ω・ζ 不吉な
純徹in舞台裏: 感謝。
純徹: m:ディクショナリ起動
純徹: 〈売買〉【外界】6+DA=21   タイプD購入

純徹: 〈売買〉【外界】6+D8+1(報酬点)=15   ドラッグホルダ購入

純徹: ぼろぼろに腐っているだろう内臓。最近、骨ですら怪しい軋み音を立てる。──彼女に気づかれなかったのは幸いだ。
純徹: この身は生きながらに腐っている。
純徹: あの時の“代償”が、じわじわと実体を蝕み始めている。 時間は少ない。
RL-LC in舞台裏: 不吉だっ∑ この人勝手に死に掛けてるよっ∑
純徹in舞台裏: 体が腐ってるのは現在進行形です。 “Certificate of Akashic Record”というアクトで、根源に還るはずだったキャストさんを人体錬成したので、 その代償として。
レティシアin舞台裏: |ω・ζ ほう
純徹in舞台裏: だから、今年中には居なくなります。少なくとも誕生日までに。
純徹: 「──だから、
純徹:          貴女が望んだのなら、僕はそうしよう」

純徹: この生に、幸福を享受する資格はないのだから。
純徹: 自分が捨てたことを悟られぬように、振る舞って生きているだけに過ぎない。



純徹: それでも、
純徹: 命の使い方くらいは選びたい。










SeenEND











■舞台裏





RL-LC: ・鉄雄

鉄雄: 登場判定失敗、C4切り
鉄雄: ………D6切り





RL-LC: ・ジヴリル

ジヴリル: と、登場判定にS6破棄
ジヴリル: 病院に関する正確な情報って出てないよね?
RL-LC: 出てませんね。

ジヴリル: [A]起動:スリーアクション
ジヴリル: [m1]起動:ディクショナリaz〈社会:メディア〉
ジヴリル: [m2]起動:銀の目
ジヴリル: [m3]none
ジヴリル: [M]〈社会:メディア〉【外界】3+1(銀目)+DK=14 +1(金)=15

RL-LC: 10:数年前から力をつけ始めた所謂成金総合医療施設
RL-LC: 13:その財力は圧倒的で、私設軍隊を設ける程である
RL-LC: 15:院長の名は『井垣』、実質上、全ての権限か彼が握っている
RL-LC: アドレスをゲット。
RL-LC: 以上
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 報酬点後2点w
純徹in舞台裏: そして、情報系のくせに何もやってない。  ごめんなさい。(土下座)
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 今のトコロ てっちゃんとスミさんの方が当事者性高いんでw
ジヴリルin舞台裏: |∀-) まだ僕らは他人事やけどw
純徹in舞台裏: うーむ…… こちらが何も知らないままなら、 このまま鉄雄君と合流して巻き込まれていこうかと愚考中。(最悪だアンタ
鉄雄in舞台裏: ( ゚-゚)
鉄雄in舞台裏: ( ゚-゚)b (何





RL-LC: ・レティシア

レティシア: 登場判定でD3捨て
レティシア: 誘拐された理由が調査できればやってみよう。
RL-LC: ははーん
RL-LC: 〈社会:企業〉〈社会:ストリート〉〈社会:メディア〉医療系のコネ
RL-LC: 10.13
レティシア: よーし。

レティシア: ディクショナリ起動、〈社会:ストリート〉【外界】5+D8=13

RL-LC: 10:現時点を持って共通するのは、少女の年齢層のみ
RL-LC:  おそらく、年齢だけで誘拐されたと思われる。
RL-LC: 13:理由は不明――全ての誘拐された者に身代金の要求等が無い事から、愉快犯、暴漢魔、等と騒がれているが、真実の程は定かでは無い。
RL-LC:  誘拐されたのは大体15~6歳位の少女だった。
RL-LC: 以上。





RL-LC:                      ――――  中断 ―――
RL-LC in舞台裏: っは お疲れ様でした。
純徹in舞台裏: お疲れ様でした。
レティシアin舞台裏: お疲れ様でした。
鉄雄in舞台裏: お疲れ様でした。
ジヴリルin舞台裏: |∀-)ノン おつかれー











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