《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“Zwei-Yggdrasil-換魂の法”

Research07 アラシ
SP:ALL Image:予期せぬ闖入者
■Stage:BH待合室






RL-LC: 扉を開くと―――……
RL-LC: 只管不安そうにオロオロする少女と――……

純徹: 「──はい、失礼しますよ」
鉄雄: 「…お久しぶりです」
鉄雄:  ──姿勢良く椅子に座る少年が居た。
鉄雄: 立ち上がり、一礼する。



RL-LC: 「あ、はじめまし――」 ごちん 「ぁ痛たた――」 「ぁっと……」
RL-LC: 「初めまして―――……」
鉄雄: 「……大丈夫か」

純徹: 「……」   少女の挙措に、つい今し方の来客者(既視感)を覚えたのは気のせいだろうか。 ──気のせいだろう。
RL-LC: 「大丈夫です――ぇっと」
RL-LC: どうしたら良いのだろう――…不安そうに純徹を見つめている

レティシアin舞台裏: つい今し方の来客者ってどなたですか。既視感って何ですか(何
純徹in舞台裏: you. >レティシアさん
純徹: 「やぁ、初めまして」
鉄雄: 「お時間をとらせてすいません。─この人が、月海原巡査だ」
RL-LC: 「ぁ、ぁっ初めまして――わ、私、■■ ■って言います――その、ぇぇっと鉄雄さんに連れてこられて――ぇっと……」
RL-LC: 「ぁ、ぇ…はい、その――ぇっと……はぁ」

純徹: 「……? 失礼、何と?」
RL-LC: いや、ちゃんと聞こえた
RL-LC: ■■ ■ とはっきり少女は口にした
RL-LC: 「ぇ?■■ ■ですけど――?」
鉄雄in舞台裏: この現象は スミさんにも知覚できるですよねっ ………ああうん、聞こえたよなっ(吐血
純徹in舞台裏: 聞こえても、 文字として変換できないのですね。
RL-LC in舞台裏: というより 認識できません。
純徹in舞台裏: 言語として、認識できないというか……あ、やはり。
鉄雄in舞台裏: 気づかないと。
RL-LC in舞台裏: 気づかない、というか――と言うより、ちゃんと名前は聞こえるんだけど、どうしてもそれが記憶出来ない感じ。
鉄雄in舞台裏: 其の辺りの問答は、そういう事実として伝えないと無駄か。

ジヴリルin舞台裏: |∀-) ………
ジヴリルin舞台裏: |∀-) 現時刻をもって、彼女の仮称を間桐 桜と呼称する(マテコラ
鉄雄in舞台裏: Σまんまだ
鉄雄: 「………」
鉄雄: ぎし、と椅子に腰を下ろしながら、眉間に皺を寄せる。

純徹: 「……立ち話も何ですから、貴女もどうぞ腰かけてくださいな」
純徹: 椅子を勧めながら、自分も彼らの正面に腰かける。
RL-LC: 「ぁ、はい、ありがとう御座います」 お辞儀をして、腰掛ける

純徹: 同時に、少女の名を呼ぼうとするが──
純徹: 〈知覚〉+〈シャープアイ〉 【生命】4+2(S・E)+HJ=16

RL-LC: まったくもって不可解な現象だが
RL-LC: 彼女はちゃんと言葉を発しているし、それは確実に声となって聞こえているのに
RL-LC: どうしても、それが聞こえない――否、認識出来ない
RL-LC: そもそも――彼女の存在は何処か引っかかる
RL-LC: そう、これがさっきの――……

純徹:                       ──……気のせい、にはし辛いかな。

RL-LC: いや、無理だ、一手足りてない、この子を元に戻すには“その手”の“スペシャリスト”が必要だ

鉄雄: 「─月海原巡査?」
RL-LC: しかし、もう答えは直ぐ其処だ、後一手、既に自分は回答を掴みかけている、足りない欠片/ピースは後一つ

鉄雄: 「…─月海原巡査。彼女の名前──」
                ─がたん
鉄雄: ─立ち上がった。
鉄雄: 机に身を乗り出し、必死と形容しても良い顔で問う。

純徹: 「?」
鉄雄: 「──彼女の名前…ッ分かりますか?」
鉄雄:  ─すぐ、隣の少女を指して。

純徹: 「彼女の?」
鉄雄: 「…ええ」
鉄雄: すぅ、と息を吸い。

鉄雄: 「■■ ■の……です」
純徹: 不思議そうに■■を一瞥して、
純徹: 再び、少年・竹山鉄雄の方へ視線を戻す。

純徹: 「今し方、自己紹介されましたよね。 ■■ ■、と」
純徹:                         ──あれ?
純徹:                         ──……やはり、言えないのか。

純徹: 言われたままに、聞いたままに、口にしたはずの名前。
純徹: これが『この世』に出ることはなく、無論、少年が聞けるはずもなかった。
鉄雄: ノイズだらけのその名前を、■■を受けたその言葉を。
鉄雄: ただ、苦悩にゆがんだ顔で受ける。届かぬ言葉を。
レティシアin舞台裏: |ω・ζ ねーせんせー
RL-LC in舞台裏: 何かな?
レティシアin舞台裏: |ω・ζ SP:ALLということは我々は壁に張り付いて隣の会話聞いてるんでしょうか
RL-LC in舞台裏: そうですね 真横なので 頑張って張り付いて聞いてください
レティシアin舞台裏: |ω・ζΣ ちょ、おま
RL-LC in舞台裏: じゃああるいは 横に居ても良いです。 つーか寧ろ居ろ、マスト居ろ。
レティシアin舞台裏: Σ マストか
レティシアin舞台裏: じゃあこう、ドアを少しだけ開けてみてますよ(ぇー

RL-LC in舞台裏: (*'-') (*'-') ('-'*) || ('-'('-'*)
RL-LC in舞台裏: (*'-') (*'-') ('-'*) ||('-'('-'*)<ちょっ押すなっ
RL-LC in舞台裏: (*'-') (*'-')<■■■ ('-'*) ||('-'('-'*)
RL-LC in舞台裏: (*'-') (*'-')  ('-'*) ||('-'('-'*)<あの子馬鹿?こら駄目だろそんな事言っちゃっ
鉄雄in舞台裏: ( ゚-゚)そ LCさんだらけ
レティシアin舞台裏: ドキッ! LCさんだらけの密室殺人
RL-LC in舞台裏: そんな俺脳内――まぁ別にレティシアとジヴリル君は何処に居ても良いです。
レティシアin舞台裏: スミさんからの認識のされ方だとある程度のところでドアが開いて中に倒れこむ辺りなんですがレティシア(何
鉄雄in舞台裏: Σ
ジヴリルin舞台裏: その姿を生暖かく見守れる近くで、聞き耳を立ててる方向で。
レティシアin舞台裏: 既に既成事実として認識している…(ぉ
ジヴリル:                              「………………。」

RL-LC: 少女は不思議そうな顔をして二人を眺めている
RL-LC: 恐らく、自分の名前が出ている事を不可解に思っているのだろう

純徹: 「──まあ、そこは置いといて」
鉄雄: 「………」
鉄雄: 力無く椅子に腰を下ろす。

純徹: 「本題に入りましょうか? たぶん、君の気がかりと直結してることなのでしょう」
鉄雄: 「………はい」
鉄雄: 呟くように言って、彼女に顔を向ける。

鉄雄: 「──誰に、何をされたんだ、った?」
RL-LC: 「ぇ?ぁぁ、はい、■■な人たちに行き成り■■されて、気がついたら■■■■■に居ました」
純徹: 「…………」

鉄雄: 少年は俯き、たまに向かいへと視線を送る。──その、『言葉』を聞く事が、苦痛だとでもいうように。
鉄雄:                            ──其れが、許せぬとでもいうように。
鉄雄in舞台裏: くっそーぉーぉー 検閲、すげぇやりにくいいいいいぁ
純徹: 「──何処だか見当は着きましたか?」(ふむ……)
純徹: 表面上会話に応じつつ、これまでの事態をまとめる。
RL-LC: 「■■■、解りませんでした――■でしたし」

純徹: 今、目の前にある現象を『疲労』と『健康状態』の極致、と言うのは許されない。
RL-LC: 「あ、■なのは■に■■から解ったんですけど――でもその時、■■に■は■■■■、■■■■が■■してくれて――」
純徹: 言葉は明らかに、人が認識し得る概念からすり抜けていく──。
純徹: 隣で苦渋の表情を浮かべる理由はわかった気がする。
純徹: 彼女自身に自覚がない様子から察するに、
純徹:                                 この状況は、あまりにも理不尽で、残酷だった。

純徹: 「……で、最後に竹山君に行き着いた、と?」
RL-LC: 「ぁ、はい、眼が覚めたら、ベットで寝てました」
鉄雄: 「………メモリアルハザードパークで、倒れていたので」
純徹: 「成程」

純徹: 表向きだけの虚しい会話を、辛うじてまとめる。

鉄雄: 「…白衣みたいな、薄い服しか着ていなくて。放置する、わけにもいかず」
鉄雄: 成立する筈の無い会話。中身を何処かへかき消された上で、繋ぎ合わようと足掻く──姿を晒す。

純徹: 「病院やSSSなどに──……届け出ちゃいませんよな」
純徹: でなけりゃ此方を頼るわけがない。
鉄雄: 「はい。──解らないだろうと、思ったので」
鉄雄: この聡明な人なら、若しかしたらと。

純徹: 「解からない、か。──そうでしょうね」
純徹: 短い同意は、同じ現象を共有するもの同士にしかわからない意図を含んでいた。

RL-LC: 「ぇっと――ぁのぅ――?」
RL-LC: 少女は不思議そうな顔をしている



RL-LC: 「ぇと――その、さっきから覗いてる人、誰です……か?」
純徹: 「?」
                             くるり
RL-LC: 主に、うっすらと開いた扉の外に視線を投げて
鉄雄: 「…は?」
         がたん。
鉄雄: あるいは椅子ごと。或いは机越しに。
鉄雄: 部屋中の視線が、扉へと集中し──
     きぃ          べちゃ
レティシア: 「――………ぃ、痛いです」
RL-LC: 「だ、大丈夫ですか」
鉄雄: 「…………」
純徹: 「シスター……」

レティシア: 床に打ちつけた鼻をさする。
RL-LC: おたおたする少女がおたおたする少女を助けている
RL-LC: 結果、おたおたが二倍に為っているだけだが
鉄雄: 流石に、ぽかんとする。

レティシア: 「ぁ、すいません…っわぁっ!?」
        ずべん
RL-LC: 「ぅひゃっ――」
         どた
レティシア: 転がりも二倍。
鉄雄in舞台裏: 駄目だっ! こいつら一緒にしちゃ駄目だっ!(笑
レティシアin舞台裏: |ω・ζ
レティシアin舞台裏: |ω・ζ 駄目だと分かったら手を差し伸べなさい!(何
RL-LC in舞台裏: |'-') わかったかっ!!
ジヴリル:                          「………………。」
鉄雄: 「…………………。」
ジヴリル: その開いた扉の向こうで困ったような表情で突っ立っているもう一人の真教聖印を持つ少年。

鉄雄: 「………ぁ?」
ジヴリル: 「や。」

鉄雄: ─浮きかけていた腰が、完全に上がる。
鉄雄:                           願い下げだ。
鉄雄:                           あっちからやってきた、そんなのは願い下げだ。
鉄雄:                           だが───こと、今回に限っては──



RL-LC: 「ぁ、ぁの、大丈夫ですか、け、怪我は――?」



ジヴリル: 口をパクパクさせている鉄雄を一瞥、何か良い始める前に
ジヴリル: こちらが先手を取り口を開く。

ジヴリル: 「………取り合えず、二次災害まで発生してるみたいだし。」
ジヴリル: 「積もる話は救助してからにしない?」



鉄雄: 「……………賛成だ」










SeenEND











■舞台裏





RL-LC: ・NONE






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