RL揚： 舞台は煉の城
RL揚： 城壁の上に一人佇んでいる。


RL揚： 煉「………………」

RL揚： 彼の電脳は今も娘の居る場所を求めて、膨大な量の情報を検索している。

火座納： 「…煉兄さん…」城壁のを歩いてくる
RL揚： 煉「や。終ったみたいだね。」

RL揚： ばつが悪そうな表情で振り返る

火座納： 「うん…種は世界樹に置いてきたよ…」
RL揚： 煉「お疲れ様。」



RL揚： 煉「………………」



RL揚： 煉「感謝してるんだ。止めてくれて。」
火座納： 「…煉兄さん…俺も手伝うからさ…頑張ろうよ…絶対見つけよう…」
RL揚： 煉「…あぁ。頼むよ。」
火座納： 「い、いや…りぃ…黒川さんが居なかったら、あのまま煉兄さんにしたがってたから」



RL揚： 煉「クリスの時は2年も掛かったけど………助けられた。」
RL揚： 煉「でも………だからと言って、今度も間に合うとは限らない。」
RL揚： 煉「………今こうしている間にも………取り返しの付かない事になっているのかもしれない。」



RL揚： 煉「………それでも………諦らめられない。」
火座納： 「うん…急がないとね…」
RL揚： 煉「………あぁ。悪いね。」




RL揚： 煉「……風が出来たな。…中に戻ろうか。」
火座納： 「そうですね…煉兄さんの義体もチェックしないといけないから」にやり
RL揚： 煉「お手柔らかにね。」　苦笑しつつ
火座納： 「了解」

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