RLクグツ： ここはＮＯＶＡ軍基地の司令部
RLクグツ： 大佐は本国との通信を終え椅子に深くもたれかかった

RLクグツ： 和泉「全ては無かった事として処理する………か。当然だな」

RLクグツ： たった一体のヒルコに蹂躙され海上配備のアーセナルシップをことごとく潰され、ＮＯＶＡに上陸を許した
RLクグツ： そんな一大事を公に出来るはずが無い。そんなことをしたら諸外国を増長させることになる
RLクグツ： その結論がこれだ

RLクグツ： 和泉「なお、この件に関わった異能者二名の監視をし、可能な限りそのサンプルを確保すべし………か。馬鹿なことを」 RLクグツ： 和泉「そのくらいの異能者ならこの地には幾らでもいる。そして、関わってただですまないことも身に染みて判っている。」
RLクグツ： 和泉「藪をつついて龍の逆鱗に触れては本末転倒というものだ………」くしゃ
RLクグツ： 和泉「これからも、ＮＯＶＡを護ってくれたまえよ？小さな英雄諸君！！」



RLクグツ： 大佐の声は誰も聞こえぬ所で





RLクグツ： シーンエンド










RLクグツ： かくして運命の扉は閉ざされた
RLクグツ： しかし、これでヒルコに対する脅威は日本という大国に印象深く残ったことだろう
RLクグツ： それは、人間とヒルコの戦争を引き起こす引き金となるのか？それとも、この皇帝のように歩み寄るものが現れるのか？
RLクグツ： 今は未来を論ずるのはやめにしよう なぜなら、日常は帰ってきたのだから
RLクグツ： 今は ただ
RLクグツ： 得がたきこの小さな幸福な時間を 次の運命の扉が開かれるその時まで楽しむことにしよう

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