《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“陛下再来”

オープニングフェイズ2nd
メインキャスト:志信
シーンカード:ハイランダー
舞台:ストリート

RLクグツ: 今日は仕事もなくOFFだった。特にすることもなくストリートを歩いていると街頭のTVからはこんなニュースが流れている

RLクグツ: TV「只今、NOVAでは巨大なゴキブリとシロアリが大量発生中です」
志信: 「──うぇー」
志信: 舌を出す。
志信: 取り立てて嫌いじゃないが、かといって好きでもない。

由佳梨in舞台裏: 壁|ω`)そ !?
由佳梨in舞台裏: 壁|) …ごめん、志信くん…一瞬、こんな読み間違いをした私を許して…。
由佳梨in舞台裏:志信: 取り立てて好きじゃないが、かといって嫌いでもない。』
ジヴリルin舞台裏: |っ_A_)っ だはははははw
志信in舞台裏: ( ゚-゚) 俺も一寸そう打ちかけたヨ。(笑
由佳梨in舞台裏: 壁|ω`)そ 打ち掛けたんですかw
RLクグツ: TV「しかし、かなりの毒を体内に有しているため駆除に関しては関係各所にご通報願います。くれぐれも手を出さないで下さい。危険です」
志信: 「……毒ゥ?」

志信: TVを見上げる。
RLクグツ: 前にもこんなことがあった。確か噛まれたりすると、1週間で昏睡状態になるとかなんとか
RLクグツ: 鉄筋コンクリートを溶かすとかも言っている

志信: 「ぶッ」
志信: 完全に足を止めていた。

志信: というか──
志信: 「……新手のヒルコか?」
志信: そんなん、既にゴキブリでもシロアリでも無くないか、と。
かさかさかさかさ…………
志信: 野次馬根性丸出しで、ぼんやりとニュースに突っ込みを──

志信: 「…………?」
志信: 異音に。
志信: 周囲をちょいと見回す。
RLクグツ: 視界の端を黒いやつが通り過ぎていった……ええっと全長30cmくらい………気のせいか
由佳梨in舞台裏: 壁|ω`)そ でかっ
志信: 「…………」
志信: 気のせいだ。
志信: 気のせいに決まっておる。
志信: それは、なんていうか既に虫じゃない

志信: 「…………帰ろう。何か、うん。危ないみたいだし」
志信: そそくさと家路につく。 ぶっちゃけ、勘弁してくださいマジ。



RLクグツ: 帰ろうとする志信に声が掛かる
RLクグツ: ??「あ、そこな御仁、道案内をお願いしたいのだが、聞き届けてはくれまいか?」
志信: 「ぁい?」

志信: ひょいと振り返る。
RLクグツ: ??「いや、道案内をお願いしたいのだ」

志信: ヘンな言葉遣いなのが気になったが──  “知り合い”には、そういう人も多い。哀しいかな、だが。
RLクグツ: 話しかけてきたのは金髪碧眼の白人の青年

志信: 「…案内スか?えーと、俺?」
RLクグツ: それこそパーティーにでも行けそうなフォーマルなスーツを着込んでいる男性は続ける

RLクグツ: ??「うむ、貴方だ。いや、他の御仁は見向きもしてくれなくてな。ははは」
志信: 「場違いだからじゃないッスか」

志信: ──ちなみに、金持っぽい相手には無条件で微かな敵意を抱くのが志信である。人間が小さい。
志信: とはいえ。
志信: 暇なのだ。

RLクグツ: ??「ふむ?そうなのか?他者の家を訪ねるときには正装で持っていくのが礼儀と思っていたのだが………」
志信: 「正装…いやまぁ、それもいーんスけど…」
志信: 周囲を見渡して。
志信: 「ココは、ちぃーっと……まぁ良いや」



志信: 「何処へ行きたいんス?近場だったら案内できる…っていうか、N◎VAに来たばっか?もしかして」
志信: ヴィル・ヌーヴの人か何かだろうか。ぼんやりと考えながら、ポケットロンを取り出す。

RLクグツ: ??「2度目になる。今回はお忍びというものだ」
志信: 「…お忍びィ?」

志信: 「……っていうと。お偉いさん?軌道人とかかっ?」
志信: 少し食いつく。──関わると面倒そうという理性より、面白そうという感情-好奇心-が先に立つ。

RLクグツ: ??「うむ………死国より来た………そなた達の言う皇族といえばよいかな」
志信: 「………はぁ。死国…?また面倒な場所から」

RLクグツ: ??「名は…………あ・れ・く・せ・い と申す」懐から取り出したメモを取り出し
志信: ─コウゾクって何だろう。まさか皇族じゃないだろうし、あの辺にお金持ちとか居るのか。

志信: 「…あれくせい?あー、アレクセイ。はいはい」
志信: むぅ、と唸る。
志信: ……なんか怪しげだが、暇つぶしにはなりそう。

志信: 「……俺は飯塚志信…で、えーと、アレクセイさん。何処行きたいわけ?」
RLクグツ: アレクセイ「とりあえず………この街の一番偉いものの所に行って見たいのだ」

志信: 「………」
志信: ぐるり、と。
志信: 首が巡って──見上げるのは、イワヤト。

志信: 「………あ、会え…んのかなぁ?」
志信: 「……~まぁいいや。行くだけ行ってみようか」



RLクグツ: アレク「うむ、よろしく頼むぞ……と、報酬が必要だろう」(懐ごそごそ
志信: 「え」
志信: 「報酬ッ!?」
志信: 歩き出して──がくん、と食いつく。
志信: 「え、出るのッ!?なんだ、マジでお金持ちか、あんた…ァーアレクセイさんっ」

RLクグツ: アレク「頼むからには必ず対価を支払うべし。我らの慣わしだ」
RLクグツ: アレク「これで………どうだろうか」(取り出したのは延棒

志信: ──ガッツポーズ。
志信: 魔術協会は、支払いが渋いのだ。 命を賭けて1シルバーッ。

RLクグツ: そう………テレビとかで出てるあれ。金の延棒
志信: かたや、こっちは。
志信: ……道案内で、金の延べ──
由佳梨in舞台裏: 壁|ω`) 延べ棒…。
志信in舞台裏: 延べ棒かよ!(笑
志信: 「ぅおおおおうっ!?」
志信: ……受け取って、しげしげと眺める。

志信: 「え、何コレッ、モノホンッ!?」
RLクグツ: アレク「何を申す。対価として出すものに何故、偽者など渡せようか」
志信: 二秒。
志信: ──背筋を正して。



志信:     「ささ、アレクセイさん。此方へどうぞ」



志信: ──爽やかに歯を光らせて、先頭に立つのだった。
志信: プライドは、金にならんのである。
由佳梨in舞台裏: 壁|ω`)そ 態度がいっきに丁寧にっ
ジヴリルin舞台裏: |っ_A_)っ
ジヴリルin舞台裏: |っ_A_)っ 「なぁ、坊主、おっちゃんおこらへんから、これどっから盗って来たかゆうてみ?ん?」
ジヴリルin舞台裏: |っ_A_)っ @換金時
由佳梨in舞台裏: 壁|ω`) うははははw
志信in舞台裏: ( ゚-゚)そ

RLクグツin舞台裏: (-■_■) 1プラチナムくらいのものと思ってください
志信in舞台裏: ラジャ。
RLクグツin舞台裏: (-■_■) 純金100%
志信in舞台裏: いぇーいッ金持ちィーッ(笑





RLクグツ: シーンエンド











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