RL揚： ━─━─━─━─━─━─━─━─　再　開　━─━─━─━─━─━─━─━─

RL揚： 鋼鉄の騎馬“グリューグルム”が唸りを上げて、高速道路を走る。
RL揚： 今のところ先ほどの不審な気配は振り切ることが出来たようだ。

RL揚： ───………　　………───

RL揚： バイクを駆る銀の背中から その腰に、『腕』が回される。

銀： 「どーにか撒けたか。――…！？」

RL揚： いや、 物理的な“手”や“腕”は無い。 ───それは、気配とでも言うものか。
RL揚： アストラルを知覚することの出来る銀には、それがはっきりと見える。

銀： 「――…そっちは大丈夫？」
銀： ＷＩＮＤＺが銀からハンドルを奪い巡航速度で自動操縦をし始める。

RL揚： ───………　うん、　平気。　………───
RL揚： ───………　早いね、　これ。　………───

銀： 「バイクだよ……連中のほうが非常識だから気休めにしかならないだろうけど」
銀： 銀灰というか、魔法使いなら走ってでも追いつきそうな気がする。 それを口に出さず。苦笑いを含めてそう答えを返す。

RL揚： ───………　バイク…　うん。　分かるよ。　………───
RL揚： ちりちり、とアストラル方面から、世界の情報を読み込んでいる気配がする。
RL揚： 生まれたばかりも同然のニオファイトは、人間には持ち得ない感覚を持って世界を知覚して、知識を吸収しているようだ。
銀： （便利なもんだな）

銀： ＷＩＮＤＺから操縦を奪い返しヨコハマに進路を向ける。 その際に、Ｗｅｂ上では空港に向かっているという偽装も怠らない。

RL揚： ぎゅ、と背から回された両手に力が篭る。
RL揚： ───………　こう、するんだよね。　………───
銀： 「――…それであっていると思うよ」
銀： 照れを隠すように多少ぶっきらぼうに言う。
テレサ： 登場判定　〈社会：N◎VA〉　【外界】4+DQ=14――成功
テレサ： ――鋼鉄の騎馬の前に人影――

銀： 外界値以下でバディシートを購入。

RL揚： ───………　銀。　あれ………？　………───
銀： 「浄化派――じゃないみたいだね」

テレサ： ――この位置では間違いなく、鋼鉄の騎馬に蹴られる――

テレサ： 「……久方振り――という所だが……」
テレサ： ――そう言って 手を掲げる 不可視の糸が上空に射出され 鉄パイプを捉えると――
テレサ： 一気に跳躍した――！
テレサ： 鋼鉄の騎馬の前から瞬間姿を消し――

テレサ： 「――悪いが――邪魔をさせて貰う」

テレサ： とす、とバディシートに着地――
RL揚： ───………　きゃっ。わ───すごい。　………─── 銀： 「久しぶり――…また、ＮＯＶＡで事件があったの？」
テレサ： 「――ああ」頷いた。　「――貴公の事なら既に存じているだろう」

テレサ： 「――むしろ “姫”と逃避行中の貴公も、その事件の真っ直中にいる」
テレサ： ――タンデムシートに視線をちらりと送り――直ぐに戻した
RL揚： ───………　？？？　………───
RL揚： 感じた視線に、きょとんとした表情───そう、幽体ではあるが姿が見え始めている。



銀： 「ソッチもか――…銀灰とか言う非常識な連中に現在進行形で追われているよ」
銀： 肩を竦める
銀： 再びＷＩＮＤＺがけたたましく警戒音を立てて自動操縦へ切り替える。

テレサ： 「――ああ」頷き　「――奴らはそちらの――“姫”様方を狙っている」
テレサ： 「奴らの手に渡してはならない。しかるべき処に落ち着いて頂くのが一番だ」
テレサ： 眉をひそめ――　「――既に、発動が確認された」

銀： 「なるほど――めーわくな。然るべき所ねぇ……何処がいいかなぁ？」
RL揚： ───………　どこ………か？　………───
RL揚： 街灯が連なる夜のハイウェイをバイクが駆け抜けていく。

テレサ： 「――我ら聖母の宝物の番人が――と言いたい所だが……不覚を取られた」珍しく、苦々しげに呟いた
銀： 「安全な宝物庫なんて無い――連中は『諦めません勝つまでは』を標語にしているようなやからだからね」
テレサ： 「――見上げた志だ」呆れたように口を開いた 銀： 「だけど、今回来ている連中を凌げば後はどうにでもなると思うから」
銀： アクセルを踏み込み加速させる。 Ｗｅｂより来ている追っ手の目から身を隠しながら



銀： 「今回は一人でこの事件を解決するの？」
テレサ： 「――……」
テレサ： 一瞬――それこそ、嵐の隙間に光が差したように――口元がほころび―― また、直ぐ閉じられるが――
テレサ： 「――奴らは数で押している。共闘を提案するがどうだ？」と銀に――
銀： 「――…是非とも！？」
テレサ： 「――今なら、腕利きのエージェントが“3”人――いるぞ――っ!？」

RL揚： はるか空中に、オレンジの炎が、幾つも灯る。
RL揚： 　　　　　　　　　　　　　それと同時に、銀の張り巡らせた遮蔽防壁が走査され、引き剥がされる
RL揚： 空中を舞う火の玉の正体は、 銀灰が背から生やした炎の翼。
RL揚： 　　　　　　　　　　　　　　　　　それが25対───！！！ テレサ： 「――不用意に噂をするものではないな」忌々しげに――

RL揚： 【　術式　紅蓮　　───　起動　─── !!!　】
RL揚： アスファルトを溶かしながら、炎が3人へと迫る─── テレサ： 「“炎”か」――睨み付けるように
テレサ： 我らが――仇――
テレサ： ギリ、と奥歯を噛みしめ

テレサ： 制御判定　【感情】2+K3=5＜14　成功

テレサ： 心に滾る感情を――氷雪の心が抑える――
テレサ： 「――行くぞ、銀」銀に視線を向ける「――何があっても、その“姫”は守り通せ」
テレサ： そう言って――不可視の糸が、冷気を纏わせて出現した――

銀： 「了解、揺れるけど落ちないでね」
RL揚： ───………　わ、わ、わ。　………───　　　ぎゅ。

銀： テレサに了解の意と宝玉に注意を促し 燃え盛る炎を見ながら



銀： 「――…ほんと、割に合わないよなぁ」
銀： 誰にも聞こえないようにぼやいた

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■舞台裏

RL揚： ◎　アルフレート

アルフ： 札がよすぎるので迷うな とりあえず登場は無し 情報はー
アルフ： テレサ達の様子を調査、の前に 銀灰を退ける方法、を調べよう RL揚： 社会：アストラル　真教/聖母殿　　　コネ：篠塚煉　ジヴリル　銀灰
RL揚： 13　15

アルフ： スリーアクション、銀の目、ディクショナリ
アルフ： 〈社会：アストラル〉　外界５＋装備１＋金２＋D7＝１５

RL揚： 13　“銀灰”は基本的にクローンである。
RL揚： 　　　“黒の”アムールの指示で動いており、製造プラントを破壊しアムールを滅ぼさない事には無限に増え続ける。

RL揚： 15　………基本的には。そして理論的には。
RL揚： 　　だが、量産された“銀灰”は、“氷の静謐”で言う所の最下級兵士“天使”とそう大差ない。
RL揚： 　　つまり、自我が著しく制限されており、命令無しには単独行動は不可能だ。
RL揚： 　　そして、その指揮をとるのが、“調整体”と呼ばれる自我制限の緩められた“能天使”級の力を与えられた“銀灰”だ。
RL揚： 　　この“調整体”は、高コストであり、量産は難しい。
RL揚： 　　現在トーキョーNOVAに配置されている“調整体”は2体。これを倒せば連中の攻撃は止まる。 RL揚： ◎　アニエス

アニエス： 登場判定：Ｄ３斬り
アニエス： リサーチ：ジヴリルと銀灰は何処へ？

RL揚： 社会：アストラル　ストリート　警察　真教/聖母殿　　　　コネ：ジヴリル　銀灰
RL揚： 制御値

アニエス： ｍ：ディクショナリ起動　〈社会:アストラル〉　Ｍ：〈社会:アストラル〉【外界】８＋２＋ＨＫ＝２０

RL揚： NOVAスラム街から下水に入った奥にある空間を、浄化派の拠点として改造している。其処に連れ去った模様。

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