オルデ： 　壊れた道具は使えない。 　されど、便利な道具は失いがたい。
オルデ： 　ならば答えはただ一つ。 　新しいものに変えるだけ。
オルデ： 薄暗い部屋の中、その中心にある円柱の水槽が淡い光を放っている。
オルデ： その中に浮かぶ裸身。
オルデ： こぽり、こぽりと。
オルデ： 浮かぶ気泡は、中のモノが生命活動をしていることを示していた。
オルデ： 静かな空間に響く機械音。直後、重苦しい駆動音が響き始める。
オルデ： 円柱の中からみるみる水が引いていき、数十秒もたたぬうちにガコリとガラス盤がずれていく。

オルデ： 中に浮かんでいた身体は急に重力にさらされ、それでもなお倒れることなく地を踏みしめる。 オルデ： ？？「――今回は損傷が激しかったな」
オルデ： ？？「だが、オールグリーン。異常は見つからない……細胞の一つでも残っていれば問題は無さそうだ」
オルデ： ？？「全く、便利なものだな」
オルデ： ？？「もっとも、今回の件は最早これを使う必要はあるまい。後始末は他の課が請け負っている」

オルデ： 　　　　　　　―――……

オルデ： 　　　　　　　　　　　　　DIVINE WORK《Fenix》
オルデ： 　　　　　　　　　　　　　　　　＆
オルデ： 　　　　　　　　　　　　　　　《Under Kover》





RLクグツ： シーンエンド

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