《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“oracle”

エンディングフェイズ2nd
メインキャスト:黒沢
シーンカード:ハイランダー
舞台:アサクサ
RL TIO(裏)
あのさー 今のシーンカードなんだけど ハイランダー
|- ̄) 逆位置。
RL TIO
――雑踏の中に、女が佇んでいた。
尾行担当が、リンクスで報告をよこす。

『――人形みたいなやつだ』
セミロングの黒髪に、くだけたフォーマルを着こなし、そこそこの鞄を提げた女。
仕事帰りにも、夜のお出かけにも見える。
恐ろしく印象がない女が――
自分を取り囲む者達を見て微笑んでいた。
黒沢
「探しましたよ。パサーバイ、さんですな?」
堅護
「こいつが…今回の事件の犯人っすか?」黒沢と一緒に登場
RL TIO
女「それは勝手についたあだ名。私は佐井上彩華……塞神、災禍です」
くすくすと、世塵を感じさせない笑み。
女「よく、私を捉えることができましたね」
黒沢
少年と共に、無数の赤い回転灯を背負って猟犬は一つ頷く。

「電脳保護法違反、テロ防止法違反、殺人、傷害、器物損壊──」
「他にも幾つかありますが、主だったところはそんなものですか」
「以上の容疑により、貴女を拘束します」
RL TIO
女「地上の法で裁かれる――私が」
黒沢
「──N◎VAの猟犬を甘く見ないほうがいい。今まで野放しにしてきたものが言う台詞じゃぁありませんがね」
堅護
「おれっちが証言さえしたら…あんたは終わりっす!」
RL TIO
女「駕篭で暮らす実験動物の分際で――忌々しい、小僧どもめ!!」

《神の御言葉》 to 堅護
黒沢
「──白守君!」
RL TIO
DIVINE WORK《Godspell》

すぐ横のカフェの2階から、女が堅護へ植木鉢を投げ落とそうと――
黒沢
ぐわっしゃぁっ!!!

陶器が硬いものにぶつかり砕け散る音が響く。

ばらばら、と堅護の頭の上に土と陶器の破片が落ちてくる。
彼の頭の上には、水平に伸ばされた丸太のような太い腕。
義体などには遠く及ばないが、それもまた鋼で出来た軍用義腕。

「──無駄な抵抗はやめなさい」

DIVINE WORK《Invulnerable》
黒沢
            ──神業《難攻不落》
RL TIO(裏)
エキストラを 操作して攻撃
黒沢(裏)
|っ-∀-)っ ウェットだと義体のっとりの演出は使えない──から、他のを乗っ取って致命的なダメージを与える方向で来たかw
堅護
「……えっ?…」
一瞬何が起きたのか分からない
黒沢
ぼさっ ──

一拍遅れて、植木鉢の中身だった哀れな観葉植物が地面に落ちる音がした。
RL TIO
佐井上「クククッ……アハハハハハッ!」
佐井上「よく、私の手を見抜きました」
黒沢
「簡単じゃぁありませんでしたがね」
「だが、犯罪はいつか必ず裁かれる。私たちが裁く」

銀色の輪── 手錠を取り出し、女の手首に掛ける

           ──ガチャン

錠の落ちる音が、この事件の幕引きを告げた
黒沢(裏)
ヾ(-∀-*ヾ)(シ*-∀-)シ 美味しいとこだけ丸かじり。相変わらずひどいぞ俺。
ナナシア(裏)
神業を取っとくか先にばら撒くかって性格分かれますよねw
とっとくと後で美味しいw

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