《難攻不落》っ!!! トーキョーNOVA the Detonation リプレイ“銀色の虹” ─反撃─
クライマックスフェイズ2nd
メインキャスト:ALL
シーンカード:カゼ
舞台:トーキョータワー 及びその近隣エリア
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ トーキョータワー、で括るにはちょっとステージが狭くなる可能性があるので
|っ-∀-)っ その周辺も巻き込む事にする俺。
シェーラ(舞台裏)
およびその近郊か、RLやさしいっw
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ さて、誰から登場した方がスムーズであろうか。w
|っ-∀-)っ …状況を俯瞰するせっちゃんから演出した方が良いかのぉ。w
柘榴(舞台裏)
あ、俺最後で良いよ
真打ちは最後に登場するもんだ・ZEっ
刹那(舞台裏)
w
じゃあ こっちから状況説明しようか。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ せっちゃんは、自分のオフィスからリアルタイムで状況を観察してるん?w
刹那(舞台裏)
ういうい。
柘榴(舞台裏)
刹那はそれにトループ呼んだりしなきゃいけないもんね。
刹那(舞台裏)
今回は呼ばないよー
シェーラ(舞台裏)
呼ばないのか
刹那(舞台裏)
千早重工の仕事は終ったので、君達に頑張ってもらう!
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ごーごーっ!
刹那
クグツ:「神楽課長、指示通りこの近辺のエリアの封鎖は完了しました」
クグツ:「ですが、良いのですか?」
クグツがトロンを手に、疑問を口にする。
神楽刹那から与えられた命令は、周囲の封鎖。
それのみ。
決して、状況に対して手を加えないことだった。
『ええ。それが彼との約束ですから』
『決着は彼自身…… いえ、彼らと、彼女自身でつけるそうです』
既に、ブラックハウンドへの根回しも開始している。
ここからは、彼らの舞台だ。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ……せっちゃんが居なかったら絶対 近隣住民に被害が出てたなw
シェーラ(舞台裏)
では、でるぜ
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ジヴも続いて出よう。
シェーラ
トーキョータワーより離れること2km
タワーに匹敵するビル街の屋上
風が吹き通り…
〈自我〉〈転移〉【生命】5+H4 = 9
空間を引き裂き、漆黒のボディアーマーにつつまれた細身の影が顕現する
「…さて…狙撃はひさしぶり…ですが」
ゆっくりとひざを立て…彼方に見える赤い塔をポイントする
「――…さて…」
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 2kmキタアアアア!www
刹那(舞台裏)
2km、だ、と
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 超長距離すないぴんぐ。 美味しい。
シェーラ(舞台裏)
裏シェーラ「そのきれいな顔を吹っ飛ばしてやりますの」
さぁ、次どうぞ
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ じゃぁ、ちょっとジヴ入れよう
RL揚
─── 瞬ッ ───
そのスコープで覗いた視界。トーキョータワーの中腹辺り。
駆け上がる少年とそれを叩き落そうとする少年“達”。
全く同じ姿の集団が、ただ一人を狙い襲い掛かり、反撃され、叩き落し、落とされる。
ジヴリル 「 お前達にはこれ以上───ッ! 」
“銀虹”「───殺ァッ!!!」
───ガガガッ!!!
手からポップアップした拳銃が駆け上がってくるジヴリルへ向けて放たれ、
それを避けたジヴは再び地上へと落下する。
“銀虹”「諦めが悪い奴だね───。 僕もああだったのかな?」
───ガシャッ、ぱらぱら…
拳銃の弾倉を取り出して空になった薬莢を棄てる。
“銀虹”「───如何思う? 本職の“影”としては、さ」
刹那
「どうだろう? そういう思考は僕には無いし、ね」
問われ、荒い息とともに言葉を吐き出す。
此方は意図したものではなかったが、言葉と共に紅い色の液体が滴り落ちた。
「……まいったなぁ。戦場についてきたはいいけど、開始2秒で致命傷、か」
RL揚
クローンとして生まれた少年は、“零能”を振り返る。
刹那
「よく出来てるよね、“銀虹”。彼……あれ、彼女?」
「――どっちでもいいや」
「あれは、きちんと自我持ってるのかな?」
自我を持つ“虹”へ問う。
RL揚
“銀虹”「それっぽいのを持っているのは僕と、天辺に居る“彼女”だけだよ」
“銀虹”「他は全部プログラムで動く人形さ」
刹那
「そうじゃないのは、いっぱい、いるのにね」
ずらりと囲まれた状況を俯瞰して。
「……ジヴリル、結局、どうするかは決められた?」
RL揚
カンッ…
靴音が響き、名を呼ばれた少年が上がってくる。
ジヴリル「───こいつ等が、如何したいか、だよね。結局」
─── 瞬 瞬 瞬 ───
ジヴリル「僕は、それをこいつ等に決めさせる。ぶん殴ってでも。…自分では選ばないなんて勝手は許さない」
ジヴリル「…って、“零能”、その傷平気?」
─── ジヴと零能を取り囲むように、“影”たちも追いついてくる。
刹那
「……へぇ。前と違って、ちゃんと考えて、こふっ」
けふこほ、と咳き込む。
びしゃりと液体が床にぶちまけられた。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ちょ、おまっ…
シェーラ(舞台裏)
|━w━) あ、あれ?零能しんじゃう?
RL揚
ジヴリル「…前?」
刹那
「ほら、君は“銀虹”に対して凄い執着を見せてたみたいだから」
「これも、柘榴とかの影響なのかね?」
気に入らない運命があるならば
神様とだって喧嘩する男。
その男の選択-climax-とはなんなのだろう?
「その選択を、見たかった、けど、ちょっと限界、ぽい」
ジヴリルに微笑み。
「代わりに見てきてよ」
RL揚
ジヴリル「ちょっ、ま、後600秒ッ! ───死ぬなっ!」
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ 10分って言うと永遠の意味になるから、秒単位で言う。(ぉ
刹那
「OK.期待して待ってるから」
ざ、と踏み出す。
“銀虹”と“虹”を隔てるように体を割り込ませ。
RL揚
ジヴリル「……約束破ったら叩き起こしてからぶん殴るッ!」
─── ジヴリルは其処を飛び出して ───
刹那
「……なんだ」
カラン
転がり落ちる仮面。
「やっぱ。伝染るんじゃん」
その下の素顔は、笑顔だった。
柘榴
そして、その男はたどり着いた。
カシャン
RL揚
“銀灰” 「─── やぁ」
柘榴
紅い紅い鉄塔の天辺。
「よぉ――……」
紅いコートを靡かせて。
「良い――夜だな」
RL揚
“銀灰”「そうだね。 ここから見える景色はお気に入りだった」
柘榴
「平行世界とか、笑えると思わないか?」
不意に、そんな言葉を口にした。
「例えばお前の言う通り、この景色は素晴らしい」
「そんな、些細な素晴らしい事が、一杯詰まっているんだ、この世界には」
「きっと、“黒”にはわからない事かも知れないけれど、」
「この世界だけでも、素晴らしい事は、涙が出る程大切な事は、数え切れない位詰まってる」
RL揚
“銀灰”「───」
長い髪を風に弄らせながら黙って景色を見下ろしている。
柘榴
少しだけ、間を置いて。
「お前を助けに来たぜ」
そう、宣言した。
RL揚
“銀灰”「──────」
弾かれたように顔を上げる。其処にあるのはきょとん、とした表情。
“銀灰”「……っく、は、はははははっ!成る程」
“銀灰”「あは、あははははははは…っ!!!」
───次いで起こったのは大笑。体を折り曲げて、それは楽しそうに。
“銀灰”「……く、ご、ごめん。気を悪くしたら、あや、ま…っく」
“銀灰”「そっか、“こっちの”柘榴は、そうなんだ ……ボクの知ってる柘榴も、ね」
“銀灰”「その気も無いくせに無闇に男の人を惑わしちゃうタイプだったんだけどね」
目じりに浮かんだ涙を拭いながら、ふい、と視線を背け
“銀灰”「ああ、くそ、柘榴め。ボクとしたことが流石に今のは……」
“銀灰”「うん、有り難い申し出だね」
“銀灰”「でも、分かるかな。───あの“黒”が、こんな状態のボクをほっとくわけが無い、って」
柘榴
真剣な表情な顔を変えないまま、ゆっくりと呟く。
「知ったこっちゃねぇよ。俺のやり方は知ってンだろ?」
「俺には――……」
「俺にはお前が泣いてるように、見えた。だから助ける」
「“黒”がどうした?クローンだからなんだ?そんなちっぽけな事が関係あンのかよ」
RL揚
“銀灰”「その最大の障害が」
“銀灰”「ボク自身であっても、だね?」
柘榴
「お前は何も解ってない」
静かに、手を伸ばした。
「お前だから、絶対に助ける」
「お前の事は、篠塚煉の事は良く知ってるよ、だから言ってやる」
「浄化派思考に墜ちたのは、お前の甘えだ。お前は戦う事を放棄した」
「手を取る事に恐怖し、隣人の愛を拒み、あらゆるさしのばされた手を拒絶した」
「だから――……!!」
ああ、世界よ。お前に意志が、あると言うのなら。
どうか、此処に、その慈悲を。
《天変地異》
柘榴
DIVINE WORK《Catastrophe》
平行世界の全てに干渉する。
どうか、迷える小さな魂に。
小さな手を、差し伸べて欲しい。
一つ一つは小さな手でも。
その闇を払拭する光になると、思うから。
手を空に上げる。
「聞け!!これが――全ての世界からのお前へのメッセージだッッ!!」
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ きさっwww きさまっwww 何が起きてるんだっwww
刹那(舞台裏)
電報が 届いております。
刹那
それは何かを壊すわけでもなく。
殺すわけでもない。
ただ、小さな伝言-message-を届けるだけの。
小さな。大きな奇跡。
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ おま
|っ-∀-)っ 何を
|っ-∀-)っ 言って
|っ-∀-)っ るんだwwwwwwww
シェーラ(舞台裏)
何が…起こっているんだ…wwwwww
刹那
『最高にお節介な貴方へ。貴方が礼を望まぬとしても、有難う』
辰巳慶『教官─と、まだ呼ばせてください。それ以上の意味を篭めるなら、兄弟子-にいさん-と』
ナツメ「いつもいつも、気にしてもらってありがとうございます、煉さん」
ティエユ「…いつもお疲れ様です。口に出すのは下手ですがとても感謝しています…ありがとう」
K.K.「いつも有難うございます、指導してくださって」
騎玲「ご自愛下さい。貴方の背中を、みんなが見ています」
匿名希望
「ほっほ……才在り、時を味方とし、良き縁を持つ。今時まことに珍しい英傑かな……」
「惜しくらむは己が才の大きさゆえに翻弄される事よな……」
「天地に人在りて汝の運命は揺らめきの内にあり……精進なされよ」
「己で選んだ道……等と言い訳なさるな……道は誰にでもある。様々に繋がりはなれるもの」
「縁を切り離す事を是とするならば言葉はいらぬよ……帰れるうちに帰りなさい」
「人生を少しばかり長く生きた老骨からの説教じゃて……」
炎業「付き合いの短い俺でもわかるさ。あんたが、どれだけ他人の人生って奴に影響を与えてきたのかな」
「ま、後ろ暗い所もあるだろうけどよ」
「それでも、あんたはありがとうって言われる方が似合ってるんじゃねえか? 俺はそう思うぜ」
「もちろん。この俺からもな」
ルーファス・S・ロウズ「煉兄さんにはみんな感謝してるよ。特に、僕みたいに直接教えてもらった子はね」
「厳しい所は、そりゃああるさ」
「でも、それはあの人が苛烈な人生で得た教訓を、少しでも僕達に伝えようとしてくれているからだ」
「そんな人だから言えるんだよ。ありがとうってね」
ナツキ「これまで、ありがとう。そして…これからもよろしくお願いします、煉兄」
神凪双夢
柘榴
それはメッセージ。
小さな、そして多くのメッセージ。
ただのメッセージだ。
でも、それでも。
そのメッセージには。
全て、暖かい言葉で溢れていた。
「せめて鋒(きっさき)を向ける相手は間違わぬよう。そして、事済んだ後の茫漠たる虚しさに耐えて刃を納めるよう。でないとあまりにも惨めじゃあないですか」
西島高広「君には未来がある。その未来、無為に使う理由はない筈だ。自棄になるのが、弔いなのか。他人のためと思うなら、クリスのために幸せになるべきだ。君ならやれるはずだ」
ギャリック・ゲニハイムス『聞こえているか? 篠塚煉。その場にいない亡霊-GHOST-からのありがたい御言葉だ。いいから聞け』
『苦しいか? 辛いか? 悔しいか? それか、悲しいか? ──どれも忘れちまったか? だったら今のお前に必要なものを教えてやる』
『今のお前──かつて篠塚煉だったお前に『今』必要なものはな、
お前が一番認めたくない部分を正面から指摘してくれるヤツと、
そんなお前の前からでも、逃げずに向き合ってくれるヤツだ』
『耳を塞ぐ、目を逸らす、口を鎖す──猿でも出来る事ッた。おエラいニューロ様ならいつだってできる事ッたろ?
でも向き合う事は、そいつらが居る時でなけりゃ出来んぞ』
『死んだ嫁は優しかったか? なら甘えすぎるな。本当に大事にしてたなら、胸を張って会いにいけるようにしろ。ソレが生者の務めだ』
剣腕「煉君、何をしているの……悪い、冗談だよね?………今なら、許してあげるから戻って来て」
「ごめんなさい。柘榴君、私の伴侶をお願いします。全てが終わったら、責任は取らせるから」
クリス・アーデルハイド
「回りも見ずに、友人にまで手にかけてしまった君に、最悪にして最高のジョーカーを贈る」
「このジョーカーは未来の僕たちの予測演算すらもぶっ飛ばした奴だ。効果は保証する」
「安心して殴られておいで」
篠塚煉どこ言葉にも、想いが溢れていた。
墜ちてしまった『篠塚煉』
それでも、彼を、彼女を信じる想いが。
「戦えよ」
ぽつりと呟く。
「手前の中の、自分と決着を着けろ」
「これだけ沢山の人が、お前を信じてる」
「そのお前を、自分が信じてやれなくて、誰が信じるって言うんだ?」
RL揚
“銀灰”「───分かってるよ、柘榴。キミはそう言う奴だから……確認しただけさ」
観客deburu
…草端さんまでまきこんでたのか(ぁ
シェーラ(舞台裏)
うわ、なんだこれ…w
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ───………貴様、コレか。この布石かwww
※RLも事前に詳細を伏せられてあの煉のコメントだけ聞かれましたw
柘榴(舞台裏)
ふ どうだRLっっ 此れが俺の説得だァァァァッッッ!!!!
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ……… 呆れて物も言えんわwww
柘榴
「確かに罪は消えない。けれど――その罪の半分位は俺が背負ってやるから」
それはワクチンとは正反対の説得/存在。
物理的にネットワークを断つのではなく、彼女自身の意志を信じた。
それはとても危うくて、危険を孕んでいる。
それでも――……
その、事に悔いは無い。
RL揚
“銀灰”「“黒”の洗脳プログラムはココ」
トントン、と胸甲に覆われた自分の胸元を手で示す。
“銀灰”「───ボクに与えられた自由意志は、それ破壊をしようとするモノを全力を以って叩き潰すべし、」
“銀灰”「と言う命令に逆らえない様に作られている」
ふぅ、と溜息を吐くように一呼吸。
“銀灰”「……ところで、柘榴」
“銀灰”「『何故、調整体とその他のクローンとに、性能差があるか』に付いては説明したっけ?」
柘榴
「さぁな」
首を振る。
RL揚(舞台裏)
ヾ(-∀-*ヾ)(シ*-∀-)シ
刹那(舞台裏)
(´=ω=) 大丈夫か、RL
RL揚(舞台裏)
|っ-∀-)っ ぁー、やっと落ち着いてきた。
|っ-∀-)っ 笑いすぎて。
RL揚
“銀灰”「そっか。───理由は簡単」
“銀灰”「力がある奴は制御が難しいから。 だから量産出来るタイプにはリミッターが強く掛かってる」
“銀灰”「調整体は、その逆。強い力を扱わせる為に、リミッターを緩める」
“銀灰”「故に、今みたいに暴走の危険がある、って訳」
“銀灰”「……この状態でも、オリジナルよりはやや制限が掛かってるんだよ」
肩を竦め。
“銀灰”「───柘榴、キミを『命令に従って』ぶちのめそうとしたら」
“銀灰”「そのリミッターもぶっ飛ばす必要がありそうだよねぇ?」
柘榴
「そうしろ――……俺の心はもう決まってる」
静かに、構えを取る。
RL揚
彼女もまた、光の剣を喚び寄せる。
柘榴
「お前と一緒に生きる。それだけだ………ッッ!!」
RL揚
“銀灰”「───嬉しいよ。
“銀灰”「 踊ろう、柘榴」
柘榴(舞台裏)
はっはっは いやぁ我ながら頑張った甲斐があったね!!
もうこれで勝ちで良いだろ。
刹那(舞台裏)
もう かっこういいな このひとたち